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前田利長に転生したので織田・豊臣の世で無事生き残れるように尽力します!  作者: Nagamasa N
第三章 孫四郎危機編

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28 孫四郎の才能開花

本来なら幕間的な話で入れられる回となります。なのに過去一文字数は多いです。


今日はたくさん投稿します。

この作品をランキング上位に載せたいです!

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どうか、どうかポイントをこの作品に下さい。

そうじゃないと今日で投稿が終わってしまうかもしれません…(メンタル崩壊寸前)

何とか生きて帰ってこれた。驚いたことに信長様は負けたのにもかかわらず帰ってきた次の日に二条城の普請の指示を出しに普通に出かけたということだ。何事もなかったかのように指示を出していたので大工の人たちも驚いていた。僕だったらそんなことできないよ。やっぱりこの人は只者じゃない。


その後池田勝正様を始めとする織田本隊も帰ってきた。あと帰ってきてないのは明智隊、木下隊、徳川隊のみだ。無事に帰ってくるか心配だ。

「孫四郎さん、秀吉様たちが帰ってきたよ!」

お、考えている最中に帰ってきた。

「本当ですか⁉良かった。皆無事で。」

将来の主君が亡くなっては困る。

「それと信長様が評定を始めるから来いって言ってたよ。」

「わかりました。すぐに向かいます。」


評定が始まった。今回はきっと前回の戦の反省をさせられるんだろう。

「顔を上げよ。まずは秀吉。其方のおかげで俺は生きて帰ることができた。礼を言うぞ。」

「いえ。あれは光秀殿と家康殿のご助力があって無事に帰ってこられたのです。某だけの手柄ではございません。」

秀吉様は泣きながら答えている。きっと相当厳しい戦になったのだろう。明智光秀・木下秀吉・徳川家康という3人でも簡単には勝てない相手か。浅井長政。一体あなたはどんな人なんだ?

「そうか。十兵衛と家康もよくやってくれた。それと半兵衛。其方も秀吉と共に残して正解だった。これからも秀吉の側にいてやってくれ。」

「はい。秀吉殿のことはお任せください。」

「勝正も撤退見事であった。それから久秀。其方のおかげで朽木谷を通ることができた。これからもよろしく頼むぞ。」

「いえ。あの程度大した手柄ではございません。それともう1人恩人がいるのでは?」

久秀殿が意味深な言葉を言った。もう1人?誰だろう。お市様?違うね。浅井に嫁いでいる人には褒めても意味がないね。だとすると…うーん。わからない。

「そうだな。孫四郎。其方が小豆の袋の意思を感じ取ったおかげで早めに切り上げることができた。それと鉄砲で敵将を討ち取ったのも見事だったぞ。」

え?僕?

「どうかしたか?」

「い、いえ。ありがたき幸せ。これからも信長様のために力を尽くし続けます。」

僕が褒められていいのだろうか。僕は人を殺したんだよ。簡単には喜べない。

「では次に褒美を取らす。まずはお前たちだ。皆10貫ずつでどうだ?」

「それなのですが秀吉殿に全て渡してあげて下さい。実際某が戦ったのは終盤のみですので。」

光秀って意外に優しいんだね。そういえばこの人ってまだ足利家臣だよね。何で信長様からも褒美がもらえるんだ?

「十兵衛殿に同感。この勝正も秀吉殿に全て譲ろう。」

「え、じゃあ私も譲りましょう。」

おい、久秀殿。そこは嫌でも適当に理由をつけるところでしょ。これじゃあ流されただけじゃん。

「そうか。秀吉良かったな。」

「皆様…!ありがたき幸せでございまする。皆様の恩義を私は一生忘れません。」

感動して泣いているのかな。目元を見ても嘘ではないな。例え嘘だとしてもこの人は憎めないよ。

「そして孫四郎には鉄砲隊を率いてもらいたい。」

へ?今、僕の名前を呼んだよね?

「あの。なぜ私なのですか?他に滝川一益様やそこにいられる十兵衛様の方が適任かと。」

「いや。あそこで一発で仕留めた才を買ってのことよ。引き受けてくれるな?」

もう強制じゃん。…まあ数人でしょ?だったら引き受けようかな。

「わかりました。しかし何人私が引き受けることになるのでしょうか?」

「ざっと150人だ。」

「ひゃっ百五十⁉」

無理無理無理。絶対に無理!150人も僕が率いるなんてできないよ!

「孫四郎、無理かと思っているのかもしれないがこれぐらいは出来ないと利家殿の面目が立たないぞ。」

そうなの?秀吉様。だとしてもね。僕はまだ子供だよ。

「でも私はまだ9つです。そんな私の言うことを聞くものなど…。」

「聞かなかったやつがいたら俺に言え。クビにすると言ってやるから。」

恐ろしい。でもそれなら逆に安心できるかな?

「わかりました。出来る範囲で頑張ります。」


その後信長様は岐阜に帰るために千草越えと呼ばれる険しい道を越えて5月21日に岐阜に帰ってきた。その翌日から鉄砲隊の訓練が始まった。


5月22日 卯の刻半 岐阜城

なんてこった。あの時はノリで言っちゃったけどいざ目の前に150人もの兵士がいると緊張するね。とりあえず挨拶をするか。

「あ、え、ええと。顔を上げてください。今日からあなたたち150人を率いることになりました、前田孫四郎利長と言います。どうぞよろしくお願いします。」

そう言って頭を下げた。

「あの、そこまで畏まらなくてもいいですよ。」

兵の1人がそう言ってくれた。

「そうですか?でも立場はこちらが上だとしても年齢は皆さんの方が私より年上でしょう?」

「それはそうですけどこちらもやりづらいです。どうかお気軽にお声かけ下さい。」

無理無理無理。大人相手にそんなの無理。絶対無理。

「それよりあなた様のことを何と呼べばいいですか?」

別の人が聞いてきた。

「あ、よく他の人には孫四郎と呼ばれるので孫四郎とお呼びください。」

「いやいや。そんなに緩く呼べません。孫四郎様と呼ばせてもらいますね。」

大人に~様と言われる子供。何か変だね。でも慣れるしかないか。

「今日はまず皆さんの自己紹介をしていただきたいと思います。名前、呼び方、得意なことを言っていってください。注意してほしいのは早口では何も聞き取れませんので僕が話しているぐらいの速度で話してくださいね。順番はそこのあなたから縦にいって…。」

という説明を行ってから自己紹介をしてもらった。メモを取りながら聞いていた。元忍びの人とか実は弾薬の作り方を知っているという人がいた。こういうのを聞けるから自己紹介はやったほうがいいのだ。でもこれを将来やる余裕があるとは思えない。加賀百万石レベルになると何人の名前を覚えればいいんだ?きっと覚えきれないだろう。


150人の自己紹介だけで大体1時間ぐらいかかったよ。メモ帳のページ的には問題なかったけど腕が疲れたよ。

「ありがとうございます。いきなり撃つ練習をしても事故があってはいけないので次は決め事を作りましょう。これは皆さんで話し合って決めましょう。僕は独断が嫌いなので。」

「そこまで優しい人は初めてだ。前の長はそんなに考えてくれなかった。」

え、独断悪いでしょ?

「松右衛門さん。これが当たり前のはずなんです。独断で決めても皆納得しないですよね。でもみんなで話し合って決めた事なら自分たちで決めたことだから守ろうという気持ちになるでしょう?」

「孫四郎様、この世の中でそんな考えを持っているのは貴方だけですよ。」

そうなんだ。僕はまだこの時代に馴染めていないや。

「暑いですし中で決めましょう。信長様には許可を取っています。」

「そんなのゆるされ―」

「こんな天気でずっと外にいたら熱中症という病気になって倒れてしまいますよ。」

病気じゃないんだけどね。

「し、失礼します。」

皆遠慮しながら中に入っていく。まだ練習とかもやっていないから服も汚れていないので靴だけ脱がせてそのまま中に入れた。そこから5時間ぐらい話し合って決めたルールはこんな感じだ。


鉄砲隊隊律

壱 この隊律は必ず守らなければならない。

弐 隊士は卯の刻半に集まり活動を始める。

参 仲間を思いやることを常に心がけよ。

肆 体調がよくなかったら来てはいけない。

伍 鉄砲を隊員に向けて撃ってはいけない。撃った者はそれ相応の罰を与える。

陸 挨拶や礼儀など基本的なことを忘れないこと。

漆 訓練は遅くとも戌の刻半には終えること。

捌 毎日終わる四半刻前には後片付けを始める。

玖 戦が近くない時は7日に一回休みの日を取り入れる。

拾 目指せ!日ノ本一の鉄砲隊に!


甘い?これぐらいでいいんだよ。辛い目をしてまでやりたくないもん。将来的には7日に2回の休みに変えようと考えていたりしている。皆これで納得してくれてよかった。


昼食の後、本格的に訓練が始まった。まずは準備運動だ。いきなり体を動かしても困るからだ。体を壊したら何もできなくなってしまうからね。皆にも教えてあげたら一発で覚えてくれた。流石は信長様が雇った兵士の方たち。やっぱり素人とは出来が違うね。

次にどれぐらい遠くを狙えるかを確かめた。ちなみに飛ばすのは石の弾だ。当たったら死ぬだろうけどやや火薬に劣る。最初に僕がやってみたら目視105mぐらい離れている的を一発で撃ち抜いた。周りの人も子供なのになんでそんなに遠くまで届くんだ?というような表情を見せていた。ちなみに皆は大体50~80mぐらいまでは飛ばせていた。なるほど。ちゃんと狙えていないんだな。そこを特訓させるか。


「はい。お疲れ様です。梅干しと塩むすびをどうぞ。」

事前に岐阜城の料理長に握ってもらった塩むすびと僕のおこずかいで買った梅干しだ。うん。おいしいね。今日特訓したいことの準備するのは時間がかかるから最後に体力づくりを一緒にして今日は早めに終わるか。


腕立て、腹筋、ランニング。どれも体にめちゃくちゃ効く運動だ。

「はぁ。はぁ。これは足に効きますね。」

「ここまで激しい訓練はやったことがないですよ~。」

そ、そうだったの?前世の部活動ではもっと厳しかったぞ!体幹とか筋トレとか考え始めたらきりがないぐらいに辛いことを思い出してくる。でもそれで馬鹿にしてはいけない。リーダーがメンバーを馬鹿にしても反感しか生まれないから。

「でもこれが後々役に立つんですよ。ただ鉄砲を持って撃つだけじゃ最強とは言えませんから。」

「…私たちは孫四郎様の飛距離よりも全然飛んでませんからね。従うしかないですよ。」

別に従わなくてもいいんですよ。信長様にチクってもいいんですよ。でもチクってもチクり魔だと思われるだけだからやらないけど。

「明日は卯の刻半に来てくださいね。これを6日間続けて1日間休むというのを繰り返す予定です。」

「厳しいけど1日休みがあるというのが孫四郎様の優しさなんだよな~。」

六兵衛さんは鉄砲隊の兄貴分みたいな存在になりそう。彼は常人の4倍は体力がある。

「ではこれで今日は解散とします。お疲れ様でした!」

皆を見送ってから一息ついた。疲れる。これを姉川まで続けないといけない。まずは明日の準備かな。


~久太郎視点~

「孫四郎さん、ご飯食べよ~。」

おかしい。さっきからずっと返事がない。何をしているんだろう?…心配だ。部屋を開けてみよう。

「開けるよ。」

な、なんだこりゃ。的の手前に鉄の筒をくっつけている?何のためだろう。と思ったら鉄砲をもって筒の中を撃ってきた。

ダン!

「駄目だ。石で穴が開くならもっと強いパイプじゃないと…。あっ。久太郎さん。」

パイプ?孫四郎さんの時代の筒の呼び名かな。

「随分頑張っているね。何か手伝うことある?」

「あります!だけどお腹空いたのでご飯食べてから一緒にお願いしてもいいですか?」

「いいよ。ついでに賦秀も呼んでくるよ。」

この後声をかけたことを後悔するのはこの作業が終わってから気づくことだった。


~孫四郎視点~

ご飯美味しかった。さて作業の続きをやらないと。

「久太郎さん、鉄より硬い素材はありますか?」

「ええと、高いけど銀とかどう?」

「銀か。僕のおこずかいじゃ買えないですね。」

「前の戦いで信長様に褒美として大量の貨幣を手に入れている。これを銀と取引するか?」

「それは申し訳ないです。自分のお金は自分で使ってください。それと仮に取引できたとして筒に変えられる人がいるとは思えません。」

「砂を焼けば透明な板に変わる。それを筒状にしたものが確かあった気がする。」

何それ。この時代にそんな技術があるなんて聞いたことないですよ。

「本当ですか?どこに?」

「冬の部屋だ。」

え?それって絶対大事な物でしょ。

「何でか知らないが置いてあったから飾っているだけと言っていた。それを使うことはできないか?」

怖いね。僕だったら絶対に捨てておくよ。

「…あっ。使えます。冬姫様にお願いして貰ってきます。」

「俺が行ってくるよ。」

夫婦だもんね。いいなあ。僕もいつか結婚したいな~。

久太郎さんは透明の筒の方が弱いんじゃないかというような顔をしている。ガラスだけを使うんだったら確かに弱いけど…。僕の知識を舐めるなよ。


「持ってきたぞ。」

「ありがとうございます。これを僕が買った鉄の筒の中と外に入れてください。」

「そうか!色々な大きさがあるから透明な筒の中と外に重ねれば三重になり簡単には壊れなくなるのか。」

流石は久太郎さん。理解力が早い。何でかはちょっと理由が違うけどまあ60点はあげられるかな。


完成した。これを庭まで運んで設置する。よし、これで設置完了だね。

「試しに撃ってみますね。」

もうこの火縄銃を撃つのもだいぶ慣れた。火を点けるのも簡単になってきたし。賦秀さんはこいつ、本当に子供かって目で見てきたけど気にしないことにした。

ダン!

筒は…壊れていない!

「やった!これで明日は練習できる!」

「よかったね。孫四郎さん。」

「はい!お二人のおかげで早めに作業を終えることができました。ありがとうございました。」

「礼はいらないぞ。お前にも何度か助けてもらってるしね。」

「そうそう。これからもよろしくね。孫四郎さん。」

「はい!僕らは永遠の友達です!」

よくよく考えたらこの3人の中で一番長生きするのは僕なんだよね。堀秀政は小田原征伐中に流行り病にかかって病死、蒲生氏郷は文禄の役あたりで病死すると頭に入ってきた知識で知っている。ん?久太郎さんは守れるんじゃないか?…まだ先のことだからまた後でゆっくり考えよう。


翌日

「おはようございます。」

「おはようございます。これは何ですか?孫四郎様。」

早速気になり始めましたね。説明を始めますか。

「これはですね。正確に狙いを定める練習です。筒の中に火縄銃の先端を入れて弾を撃って的を狙うという単純な装置です。」

「それは簡単ですよ。やってみてもいいですか?」

「どうぞ。」

最初に松右衛門さんにやってもらう。こういうのは舐めている人にやってもらった方がいい。


結果は音がすごいだけで的に当たりすらしなかった。

「銃口を右に向けすぎですね。これを当たるまで繰り返してもらいます。」

「あ、当たるまで⁉」

「これが出来れば皆さんはぼーっと立ってる敵を上手く狙い撃ちできますよ。」

「ん?ぼーっとのみってことはまさかこの後もあるということで―」

「とりあえずこのお題からやりましょう!私は向こうで旗をあげます。的に当たったら白、当たらなかったら赤の旗を出します。全員当たるまで続けます。もし途中でどうやって当てるのか聞きたい場合はこちらに置いておきます、黒の旗を振って教えてください。」

何とかごまかせたかな?

「…。もうちょっとゆっくりでいいじゃないですか?」

「駄目なんです。噂によると浅井と朝倉が来月には美濃に攻めてくるそうです。その時に我らが敵将をたくさん討ち取ったら信長様や諸将の方々にきっと使えるやつだと認められるでしょう。そのためには嫌でも命中率を上げておく必要があります。」

「来月ですか。…できなくはないですね。皆聞いたな!孫四郎様の出世、そして我らの名を上げるためにこの1ヶ月間死ぬ気で頑張ろうぞ!」

「はい!」

六兵衛さんナイスです。さて僕は100m先に行きますか。


開始から3時間。皆全然当たらない。惜しかったのは山武さんだけだ。恐らく95mぐらいで力尽きてしまったんだろう。と思った次の瞬間だった。

ドーン!

的が多少へこんでいる。慌てて白旗を上げた。誰だろう。

「孫四郎様!本当に当たったんですか?」

「あっ、茶吉さんか。はい。見てください。ここが少しへこんでいるでしょ?」

「本当だ!貴方の真似をして撃ったら見事に当たったんです。」

なるほど。見たことをコピーできるのか。そういえば昨日もよく飛ばしていたなあ。昨日は80mぐらいだったのに今日はもう100m行くか。

「茶吉さん、合格です。他の人に教えてもらってもいいですか?」

「いいんですか?」

「僕はここで合否判定をしなくちゃいけないので。」

「でもたまたまだったりしたら…。」

「あなたの撃ち方を見ている限りあれで問題はありません。お願いします。1人で指導って大変なんですよ。」

「こんな私でいいのであれば構いませんけど…。じゃあ戻りますね。」

その後合格者が続出した。恐らく茶吉さんの教え方が上手かったからだろう。あの後からは一回も黒旗が振られなくてよかった。皆3回以内に合格できたのは本当に良かった、よかった。こっちも旗振ってるだけだけど450回振るのは疲れるんだ。


「お昼ですね。一旦休憩にしましょう。」

お昼休憩は四半刻は必ず取っている。早食いして喉に詰まっても困るからだ。1人でお昼を食べていたら、

「孫四郎さん!」

と声をかけてもらった。

「どうしたんですか?久太郎さん。」

「進捗はどう?」

「順調です。今日中にあの装置は使わなくなりそうです。」

「え?あんなに頑張って作ったのに…。」

そのしょんぼり顔が可愛いですよ。って年上の人にそんな感情を出してはいけない。

「それだけみんなの成長が早いってことですよ。」

「孫四郎さんのやり方は上手いんだね。あ、そういえば賦秀が柴田様の与力になるって知ってた?」

もちろん知っている。信長様が前に言っていたからだ。

「はい。あの人の憧れは柴田様ですからきっと嬉しいでしょうね。」

「とすると今度の六角攻めに行く可能性が極めて高いね。」

「六角?」

「知らないの孫四郎さん?六角承禎がまた挙兵したんだよ。今度、柴田様と佐久間様が討伐するように言われたんだって。」

その戦いは知らない。金ヶ崎と姉川の間にそんな戦いがあったんだ。六角って滅びても再興しようと頑張るんだね。まあどんなに戦いに来てもきっと信長様に負けるのだろうけど。

「久太郎さんは奉行の仕事がある感じですか?」

「そう。しばらくは戦いには出れないかな。」

「お互いこれから大変ですね。」

「だね。でも夜は空いてるから何か困ってることがあったら何でも言って。」

言いましたね?

「今日も装置作りますよ。手伝ってほしいです。」

「え、あ、うん。いいよ…。」

「孫四郎様、皆食べ終わりましたよ。」

「続きやりましょう!」

皆やる気に満ち溢れている。どうしようかな。…次はもっと難しくしてやるぞ。

「わかりました。では次の指示を出しますね。」

次の話も幕間的な感じです。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 1000人率いる武将の褒美が10貫ずつでは少ないのでは?という点。 「石を飛ばすのが、火薬より飛ばない」というのが意味不明。 石の弾丸は鉛の弾丸より飛ばない、でしょうか? 室内で鉄砲の…
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