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前田利長に転生したので織田・豊臣の世で無事生き残れるように尽力します!  作者: Nagamasa N
第三章 孫四郎危機編

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27 秀吉の撤退作戦と長政の心情

当たり前ですが作者の心情じゃなくて浅井長政の心情ですよ。

今回の主役はタイトルにある通り秀吉と長政です。


今日はたくさん投稿します。

この作品をランキング上位に載せたいです!

そのためには皆様のご協力が必要です。

評価・ブックマークをお願いします。

もし今日のランキングで上位に載ったら明日以降も毎日投稿を続けます。約束します。

どうか、どうかポイントをこの作品に下さい。

そうじゃないと今日で投稿が終わってしまうかもしれません…。(メンタル崩壊寸前)

金ヶ崎城

~秀吉視点~

あの時俺は真っ先に手を挙げてしまった。あの時はだが今となっては後悔している。何でこんな危険な目に遭わされているんだろう。光秀殿や家康殿が一緒に残ってくれるとはいえやっぱり怖い。

「藤吉郎!ぼうっとするなよ。後ろから敵が来るぞ。」

「小六殿。本当にすまない。おいらの独断で巻き込んでしまって。」

「何を言うのです。あの場で兄上が引き受けることは想定の範囲内でしたよ。ね?半兵衛殿。」

小一郎の理解力が上がっている。日々成長しているな。

「ええ。私も秀吉殿が引き受けると予想していましたからね。こういう仕事が向いているのは佐久間殿と貴方だけですよ。秀吉殿。」

皆優しいな。俺の仲間は本当に皆いい奴だ。…佐久間殿という言葉は不要だったけど。今この城に残っているのはおいらたちだけ。つまり他の皆は京へ向かったということだ。

「光秀殿や家康殿は後から合流という感じになると思う。まずはこの城から撤退するぞ!城内の物を全て回収して向かおう。」

「あ、城内のかがり火は必ず残してください。敵はそれだけで我らが中にいると勘違いしますから。」

「なるほど。半兵衛殿の言う通りだ。出来れば後四半刻後にはこの城を出たい。皆、急いでくれ!」

こうしておいらたちの脱出劇は始まった。


30分後

~朝倉側~

朝倉軍は金ヶ崎に着くとすぐに城内の攻撃の準備を急いだ。だが城内から一声もしないことに異変を感じた兵長が様子を見に行った。その結果、

「おのれ。かがり火は罠だったか!撤退じゃ!」

と言って続々と帰っていった。


塩津付近

~秀吉視点~

何とか朝倉の兵は撒けたな。後は逃げるだけだ。

「秀吉殿、後ろ!」

ん?後ろ?もう朝倉は…こ、これは。来てしまったか。浅井長政殿…いや、長政が!


~浅井長政視点~

俺だって戦いたくてここに来ているわけじゃないんだ。だけど今の情勢がわからないあの親父のせいで…。


数刻前

「織田信長様が越前に向かって兵を出しているとのこと。これは盟約違反ではございませぬか?」

最初の発言者は叔父の浅井政澄だった。

「だが義兄上からの書状には義昭様からの勅命だと書いてある。そもそも盟約には朝倉を攻める際には事前に通告することと誓っているから義兄上は守っていることになるぞ。」

「信長殿は朝倉を完全に滅ぼすつもりでしょうな。」

遠藤直経がそう言った。

「此度の軍勢は30000。これで滅ぼさないと言ったら何のために軍を集めたことになりましょうや。」

別に俺はいいんだ。朝倉を見捨てても。でも家臣の中には朝倉に恩義を感じている者もいるだろう。

「だが朝倉はもう終わっている。せめて宗滴公が生きておればこうはならなかったはずなのに…。」

「磯野殿!それは朝倉を見捨てよということか?」

「そうではござらぬ。我らは和睦の仲介者となるのです。ここで停戦を結ばせれば朝倉からの信はこれまで以上に得ましょう。」

赤尾清綱や磯野員昌たちが言い合っている。

「それでは織田からの信はどうなるのだ?」

新庄直頼がそう言った。

「確かに。」「ではどうすればいいのか…。」

悩まなくてもいいだろう。俺らが進む道は1つしかない。

「皆よく考えよ。義兄上と義景様。どちらが天下に向いていると思う?」

「それは信長様でしょう。あのような性格なのに内政では民のことを常に思っている。それに比べて朝倉は…。」

宮部継潤がそう言うと皆も納得したのか頷き始めた。

「では織田とともに―」

「ならぬ!」

この声は…。

「長政、お前は勝手な行動を取りすぎだ!大義ある朝倉を滅ぼすなんぞできるわけなかろうが!」

出たよ。うるさい親父が。

「では我らは朝倉について義兄上の猛攻をしのげと?数回は耐えるかと思いますが織田は尾張、美濃、北伊勢、南近江に勢力を拡大しているので兵はいくらでも来ますよ?」

「だとしてもだ。大恩ある朝倉を攻めてはならぬ!」

やれやれ。こうなったら人の話を全く聞かないだろう。だったらこうするか。

「では中立としましょう。」

「ならぬ!其方は朝倉を見捨てるのか?」

「義景様の越前での政を知った上で言っているのですか?」

「うるさい!早く信長を倒してこい!天下なんてどうでもいいわ!」

「某の妻の心情も知らないでそんなことを言わないでくださいよ。」

俺の妻の市は信長様の妹だ。簡単に裏切るわけにはいかない。

「お前の妻なんぞ殺せばよかろう?」

「は?何を言っているんですか?父上が同じ立場だとしてもそうやって言われてやりますか?それに今、市の事は関係ありませぬ。話を逸らすようならまた追放しますよ?」

「…すまない。だがこれだけは忠告しておく。信長についても其方らは苔として使われるだけだぞ。そのことはよく頭に入れておくことだな。」

そう言うと親父は自室に戻った。


「確かに親父の言うことも一理あるんだけどね。」

「殿。我らは殿がどのような道を選ぼうとも最後までお供いたしますぞ。」

清綱がそう言った。

「義兄上につけば身は保証できるが苔として使われるだけ。義景様につけば朝倉からの信を得ることができるがほぼ必ず滅びる。中立だと信を失うか。…あんな親父だけど我らを思って言ってくれているんだろうな。」

「今、朝倉につけば信長殿は袋の鼠。これはいけるのでは?」

三田村国定がそう言った。そういえば塩津より北で迎え撃てば朝倉と挟撃できるな。

「その通りじゃ!そしてここで信長を討てば我らが天下を担えるぞ!」

「殿!ご決断を!」

…これが運命か。もう家臣たちは織田討伐ムードだ。義兄上、お許しください。市、今まで楽しかったね。…決めた。皆を改めて見てからこう言った。

「織田を討つ。逆賊信長を討つのは今しかない!」

皆は驚きの様子だった。だがすぐにふっと笑いはじめた。だがこれで決まってしまったな。俺の余命が。

「行くぞ!」

「応!」


後から気づいたのだがこれあの場で騒いだら市に気づかれるんじゃないか?と思いながら来たら既に遅かった。織田はもうほとんど退却していたのだから。


~秀吉視点~

ここで戦いたくなかった。信長様の左腕と戦うなんて…。

「鉄砲隊、構え!」

半兵衛殿の冷静な判断で即座に鉄砲隊が構え始めた。

「撃て!」「弓隊、構え!」

半兵衛殿の攻撃の直後に小一郎も弓隊の指示を出した。

「放て!」

すごい。この2人の連携が上手くいっている。浅井兵も続々と討ち取っている。

「あ、柵が壊れてきてます。兄上、早めに下がった方がいいと思います。」

「下がるぞ!ここはもう持たない!」

簡単な柵しかこの短時間では作れなかった。半兵衛殿が言うにはこれでもすごいらしいが…。

「下がれ!もっと―」

「ここでもう一回柵を作るぞ!」「鉄砲隊、構え!」

小六殿が作り始めると同時に坂の上から半兵衛殿が撃ち始める。すごい。こんな連携を見るなんて初めてだ。

「撃て!」「弓隊、構え!」

これはここで食い止めれば勝てるんじゃないか?いや、問題は弾薬とかの量か。

「秀吉殿、このままでは弾薬が尽きてしまいますよ。」

「矢も減ってきています。浅井はそのこともわかっていて無謀に攻めているのかも。」

「木材も減ってきているんだよな。ん?何か足音が聞こえないか?」

確かに聞こえるな。…あの旗は!

「あれは桔梗と葵。ということは!」

ようやく来てくれたか。光秀殿、家康殿!

「秀吉殿。後は我らにお任せあれ。」

「ここは光秀殿と某が引き止めます。秀吉殿はお休みあれ。」

遅い!とは言わないけど怖かったんですぞ!もっと早く来てほしかった。…お休みと言われても休みたくないのがおいらの性格だ。

「いや、まだ私の隊も動けます!3人で協力して打ち払いましょう!」

「誰が3人だって?」

「私たちも協力しますよ。兄上。」

「弾はまだあります。全員で協力して脱出しましょう。誰も死なないようにね。」

「皆…。本当にいいのか?」

「おうよ!」「「はい!」」

俺、泣くよ。ありがとう。本当に木下隊は最強だ!

「半兵衛殿、弾はこちらにもある。私も鉄砲の指揮を取ろう。」

「かたじけない。この兵数だったら2段撃ちができますね。」

「はい。しかし実戦では初めてなので失敗するかもしれないですが。」

「その時は弓で―」

皆話しすぎだよ。浅井勢は目の前にいるんだぞ。

「敵が来ています!作戦会議はあれを撃退してからにしましょう。」

「いや、撃退してからだと終わってますよ。兄上。…弓隊、構え!」

切り替えの良さも小一郎のいい所だ。

「待った!皆の者!これ以上の追撃は無駄だ!退却するぞ!」

あの声は長政殿の声だ。ここで退いてくれるのは当たりだな。お互いに疲労しているからな。

「我らも退きましょう。これ以上の犠牲は無用です。」

家康殿、あなたが言っても効果がないですよ。…二度とこんな危険な目には会いたくない。絶対に殿軍は二度とやらない。そう決めた。

木下軍の大活躍回でした。

史実では盗賊に襲われたと書いてあるんですがそれだとつまらなかったので浅井勢が攻めてきたことにしました。

塩津付近なら一応あり得ますしね。興味のある方は塩津の地形をGooglemapなどで見てみてください。


浅井長政がカタカナを使っていたことに違和感を感じる人もいるかもしれませんがこれはわざとです。なぜ現代語を知っているのか。それは後々の回でわかると思いますのでそれまでお待ちくださいませ。

まだまだ今日は更新しますよ。評価・ブックマーク・いいねをお願いします。

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