諸 第8話「仲間ができた」
「それでヤマト、此処ってどこ?」
[『甘い物としょっぱい物を交互に食べると言う禁忌ダンジョン』の何処かだ。]
この目にいるポップな感じの服装をしている女プレイヤーが俺をテイムして俺の仲間になった見た目はプレイヤーなので当然のごとく綺麗な顔をしているカロン・アダイブロードことシュカなのだが、元の名前がカロン・アダイブロードなのでれっきとしたモンスターなのだが、どちらかというとプレイヤー判定になる存在なのだ。
「先に居たヤマトも詳しくは分かっていないんだね、そう言えばヤマトはこの後どうするの?」
[このダンジョンの何処かにいるボスを倒すことだな。]
「じぁ僕はヤマトについていくよ、助けて貰った恩があるからね。」
[それじゃあ、このヅチ剣をもっておけ。]
俺は武器ポーチからヅチの剣を取りだして、シュカに渡した。
〈スキル『可能性』が発動しました、ヅチの剣が変化します。〉
そして、シュカがヅチの剣を手にした瞬間にヅチの剣が光りだした。
しばらくして、ヅチの剣の光りが収まり、硬い土でできていたヅチの剣から隕石でできた剣、王星の剣になった。
[シュカってかなり珍しいスキルを持っているだな。]
「うん、一応分かるかわかんないけど、僕のステータスとこの剣のステータスみとく?」
[ああ頼む。]
シュカがステータスウィンドウを出してこちらに見せてきた。
種族:カロン・アダイブロード
レベル:34
プレイヤーネーム:シュカ
体力:56
攻撃力:79
知力:79
魔力総量:190
防御力:40
速度:40
スキル
『可能性』『菓子魔法2』『星魔法6』『テイム』
王星の剣
レア度:インフィニート 攻撃力+15~∞ 知力+15~∞ 防御力+5
あまねく数々の隕石で出来ている剣。
カロン・アダイブロードの専用武器、持ち主の実力に対応した能力になる。
[王星の剣とか仰々しい名前だな、性能も実力に対応してどこまでも強くなるのか、あとレア度インフィニートって何だよ。]
「ヤマトは内容わかったんだね、インフィニートに関してはなんだろうね。」
[あと『星魔法6』ってどんな魔法が使えるだ?]
「『ソルソード』と『ルナランス』くらいかな。」
[『星魔法』のレベルが6もあるのに2つしか使えないのか。]
「うん、そうだよ、因みに『菓子魔法』で使えるのは『シュガーアタック』だよ」
[一応俺のステータスも見るか?]
「うん、テイムモンスターウィンドウからはステータスは見れなかっからね。」
俺もシュカ同様にステータスウィンドウを出してシュカに見せた。
「ステータスは中々のものを持っているね、『呪術』ってどういう術が使えるの?」
[ステータスにあった念力を消費して使う『雷怒』『暗沼』『代愛』『怨水』だな。]
「言うほど名前は悍ましくないね。」
[言ってもエセ呪術だしな、実際の呪術は陰陽師に近いものだからな。]
「陰陽師って聞くとヒーローみたいなのをイメージするよね。」
[そう言えば、シュカは元モンスターだけど何でウィンドウとか人間の知識を持っているんだ?]
「カロン・アダイブロードになった時に自動的に知識をインストールさせられたんだよ。」
[そうなのか、それじゃあ一通り話したし、ボスのところに向かうか。]
「そうだね。」
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目の前にコーラーキングサイズ(レベル42)が現れた。
[シュカ、多分こいつがこのダンジョンのボスだ、警戒してくれ。]
「わかった。」
コーラーキングサイズが『シュガーバブル』を撃ってきた。
それを俺は避けて『風幻情』を使った、『風幻情』は図体がでかいコーラーキングサイズに余裕で当たり、10分の1のダメージを与えた。
シュカも『ルナランス』で追撃した。
だが、その一撃ではほんの少しのダメージしか与えることが叶わなかった。
コーラーキングサイズが魔力を溜めだした。
[シュカ!大きいの来るぞ、避けろ!]
「わかった!]
そして、俺とシュカが十分に構えた時にコーラーキングサイズが『エナジードレイン』を使ってきた。
それによりビームが俺の方に飛んできた。
俺がビームを避けようとすると、垂直に曲がり俺の方に再度向かってきた。
避けては曲がり避けては曲がりを繰り返していると、ビームの速度が劇的に早くなりついに当たってしまった。
[すまないシュカ、攻撃に当たってしまった、体力があと一しかないし、身体が何百倍にも重くなるデバフをかけられて、念力をすべて吸い取られた。]
俺にとっての終わりの三拍子が揃ってしまったな、あとついでに疲労感も凄いな、もう意識を保つのも限界に近いな………。
もう、これは終わったかもしれないな。
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どうしよう?ダメージを与えられるヤマトが何もできなくなっちゃった。
でも僕一人ではコーラーキングサイズをどうすることもできない、足も竦んでるし。
だけど!僕はとっても怖いモンスター………。
ヤマト殿には多大な恩があるので、返さなければならない。
なので、こんなところでヤマト殿を死なす訳にはいかない。
〈スキル『可能性』が発動しました、スキル『星魔法』がユニークジョブ星剣使いに派生ました、これによりユニークスキル『星剣使い5』を取得しました。〉
「丁度いい、このスキルを使おう。」
シュカ?が武器ポーチから王星の剣を取りだし、コーラーキングサイズに突きつけた。
「コーラーキングサイズ、………褒美だ、我が直々に引導をくれてやろう。」
シュカ?が剣を構えた。
「小手調べだ、『歳星』。」
スキルを発動させると、王星の剣に無数の嵐が纏わりつき、その剣を地面に叩きつけ嵐を地面に這わせてコーラーキングサイズに直撃した。
そのダメージは10分の3程だった。
「ほう、このスキル中々のものだ、もう少しサンドバッグにしておきたかったがそろそろ幕引きとしよう『冥王星。』
さらにスキルを発動させて、暗黒のオーラが剣に纏い、剣先に集中した。
シュカ?が剣先に暗黒のオーラが纏まりきったのを瞬時に確認してからコーラーキングサイズの周りを回り始めた、その間にコーラーキングサイズは『シュガーバブル』の弾幕を飛ばしてきたが、シュカ?か華麗に避けた。
そして4周したと同時に飛び上がり、剣先が命中する所を計算してコーラーキングサイズに突き刺した。
最後に突き刺した所から暗黒のオーラが拡大ながらコーラーキングサイズを呑み込んで消えた。
〈レベルが上がりました。34→39〉
「このスキル、相手を暗黒に呑み込ませる事が出来て強いが、条件が厳しいな。」
シュカ?が武器ポーチに王星の剣を入れた。
「そろそろ時間か、まあコーラーキングサイズも倒して、ヤマト殿を助けたことだし、またいつ意識が戻るかは分からないが………悔いはないな。」
その次の瞬間、シュカ?は魂が抜けたように地面に倒れた。
〈ユニークスキル『ロードモード』を取得しました。〉
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〈レベルが上がりました。36→39〉
俺はレベルアップしたときに出る効果音により、意識が呼び戻された。
その後俺は辺りを見渡すと、倒れたシュカが映った
あ、生きている、それにしても、シュカが倒れている状態なのにどうしてコーラーキングサイズが倒されているんだ?
まぁそこは置いといてポテチと里の筍で出来ている槍を取りにいくか。
そう考えていると、シュカが起き上がってきた。
「うぅぅ……体中が痛い、」
シュカはそう言ったあとに俺の方を向いた。
「あっ、ヤマト生てたんだぁ………、もう駄目かと思ったけど、良かった………。」
シュカが物凄くネットリした安堵の声をあげた。
[そう言えば、シュカがコーラーキングサイズを倒したのか?]
「違うよ?」
[シュカ?なんだが様子がおかしいが、どうかしたのか?]
「別におかしくはないと思うだけど、あっ、でも新しくスキルはゲットしたよ。」
シュカは俺の返事を待たずにステータスウィンドウをこちらに向けてきた。
星剣使い
あまねく星の力を剣に纏い敵を打倒する、魔法剣士の流派一種
威力は攻撃力と知力を合算して参考にする。
1、『歳星』2、『螢惑』3、『辰星 』4、『鎮星』5、『冥王星』
歳星
吹き荒れる嵐を剣に纏わりつかせる。
消費魔力:8
螢惑
強力な毒ガスを纏わりつかせる。
消費魔力:9
辰星
鉄を溶かす熱湯を纏わりつかせる。
消費魔力:10
鎮星
大量のガスを纏わりつかせて、大剣を作る。
冥王星
高度の計算の後冥王の力を一欠片だけ執行できる。
消費魔力:20
ロードモード
王の意識を呼び起こす、攻撃力を2倍にする。
次の使用可能時間まで:十日
[かなりのスキルだな、それでは急で悪いが、俺がこの『甘い物としょっぱい物を交互に食べると言う禁忌ダンジョン』にきた意味、ポテチと里の筍で出来ている槍を探しに行くか。]
「うん。」
俺達はコーラーキングサイズがいた部屋の奥に入っていった。
奥には分かりやすく、褒美だと言わんばかりにポテチと里の筍で出来ている槍が台の上に置いてあった。
「ヤマト、ポテチと里の筍で出来ている槍ってこれだよね?」
[ああ、目的達成だ。]
俺は、ポテチと里の筍で出来ている槍を手に取った。
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種族:グラッチモルヒュー
レベル:39
称号:【悪逆無道】
体力:76+4
攻撃力:54+10
知力:−20
魔力総量:0
防御力:36
速度:31
[専]怨力:132
[専]念力:236
スキル
『突進』『呪術7』『風幻情』
我流スキル
『水無月』『陸月』『怒雷装』
種族:カロン・アダイブロード
レベル:39
プレイヤーネーム:シュカ
ジョブ:星剣使い
体力:71
攻撃力:99+15
知力:99+15
魔力総量:240
防御力:45+5
速度:45
スキル
『可能性』『菓子魔法2』『星魔法6』『テイム』『星剣使い5』『ロードモード』




