諸 第5話「討伐!菓子作りが好きな魔女」
やっと、とってもスナックなワールドマップについたな。
いやプレイヤーだった頃はNPCに話しかけるだけでマップ移動ができたのだが、どうやらグラッチモルヒューの姿だと、発声器官がないからNPCに話しかけることが出来ないに加えて、グラッチモルヒューになってから全てのNPCに逃げられるからな、マップ移動が大変なんだよな。
まぁそんな事は一旦おいておいてこのマップにこれば【セシャアライト】を錬金できる、そのためには、『そう言えばお菓子の家って作ったことある?僕はあるよダンジョン』を攻略しないといけないのだが。
そのダンジョンを攻略するに当たって、とある武器を手に入れないといけない、その武器の名前は隠密の短剣だ。
これは『そう言えばお菓子の家って作ったことある?僕はあるよダンジョン』のボス、お菓子作りが好きな魔女(レベル24)にだけ有効な能力がありその能力とはお菓子作りが好きな魔女の視界から逃れる事が出来る。
『そう言えばお菓子の家って作ったことある?僕はあるよダンジョン』のボスは特殊でボス部屋に入ってから10分の間、ボス逃げ続けないとどれだけ強い魔法や攻撃をしても通用しないので強制的に隠密の短剣を取らさせられる設計なのだ。
そのダンジョン攻略に必須の隠密の短剣はどこで入手するかというと、とってもスナックなワールドマップのウエハースの崖と崖に隙間の中にわかりやすく台座に突き刺さっている短剣が隠密の短剣というわけだ、この隠密の短剣は1アカウントにつき一振り貰える物だ。
これは誰かが取ったあとに違う人が近づくとすでに隠密の短剣を持っている人以外にしか抜けない隠密の短剣がにゅっと出てきたという事例がある。
そして、今俺はその隙間の中にいる。あとは隠密の短剣を抜くだけだ、………なんだかわからないがフラグがたった気がするのだが。
俺はグラッチモルヒューになっても存在し続ける人間の手で隠密の短剣に手をかけて気分を出すためゆっくりと引き抜いた。
短剣の刀身が抜けきると、俺の周辺が推定震度7強で横に揺れた。
すると地面に亀裂がはしり大地が三メートル程裂けた。
嫌な予感が………。
俺は為す術もなく裂けて出来た大穴に落ちた。
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うぅ、まさか隠密の短剣を引き抜いて地面が裂けるとは思わなかったな、ボスくらいは出る気がしたが、とんだ変化球だな。
まぁ御託はここまでにして、俺は今の所、ここがどこだがわからいので調べてみるか。
俺は一旦周辺を見渡した。
壁はインディβ版でデフォルメだった石積みのダンジョンの雰囲気がかなり似ているな、流石にここが何処なのかは一応β版のインディをプレイした俺でもわからない、しいて言えば、転移陣的な物を経由していたら、完璧に予想つかないがそうでなかったらやはりとってもスナックなワールドマップの中ということだけわかるが、そんなことインディ初心者にでもわかることだが、それぐらいしか検討がつかない状態になっているな。
目の前にタピオカミルクティーのモンスター、極み・高カロリー(レベル19)が現れた。
なにか見たことないレベルの高いモンスターが現れたな、だかあのモンスターの見た目でわかるが元ネタはタピオカミルクティーだ、タピオカミルクティーをお菓子扱いしていいいかわ分からないが多分ここはとってもスナックなワールドマップで間違いない無いだろう。
俺がうっかりくだらないことを考えていると、極み・高カロリーが体当りしてきた。
俺は直線に飛んでくる極み・高カロリーの体当りを難なく避け『怨水』を使った。
心のなかではあと何発撃てば倒せるかということを考えている間にスリップダメージにより倒した。
弱っ、攻撃パターンがこれは初めのマップに出てくるモンスターとおんなじなのだが、だが極み・高カロリーは多くの経験値を稼ぐ事が出来るらしい、
これはここでレベル上げをするしかないな。
四時間後
極み・高カロリーが体当りしてきたので『怒雷装』した純愛の薙刀で『水無月』を使って倒した。
〈レベルが上がりました、28→29、これにより『呪術5』が『呪術6』になりました。〉
ふぅ、こんなもんでレベル上げを終わるか。
取り敢えずステータスを見てみるか。
種族:グラッチモルヒュー
レベル:29
称号:【悪逆無道】
体力:60
攻撃力:38
知力:−20
魔力総量:0
防御力:28
速度:26
[専]怨力:107
[専]念力:173
スキル
『突進』『呪術6』『風幻情』
我流スキル
『水無月』『陸月』『怒雷装』
ついに怨力が百の大台を突破したな、と言ってもインディのステータスの上限は99999なのでカンストにはまだかなり遠いが、これでとってもスナックなワールドマップでのレベル上げは余裕を持てるな。
あと『呪術』が2レベル上がったが『暗沼』と『代愛』の効果が上がっただけだった、詳細は。
『暗沼』
消費念力:5
人の暗い感情が具現化した黒い沼を発生させる、この沼にハマったモンスターは(ボスなどの特別例を除いて)攻撃力と知力が20%下がる。
『代愛』
消費念力:7
人の度を超えた深い深い自己犠牲の感情を使った呪術、体力を5%代償にすることにより、怨力を6~18 %上げる。
両方そこその強化だな、『暗沼』はプレイヤーで使えたら強かったかもしれないが俺はグラッチモルヒューで防具が装備できないので当然、防御力が低いので避けるのが前提だからあまり使わないな。
『代愛』はやっぱり、怨力が上がるが、代償系のバフはインディ初心者時代に嫌な思い出があるからあまり使いたくないな。
そう考えつつ謎のダンジョンの中を歩いていると目の前にショートケーキロボット(レベル24 )が急に現れた。
こいつのレベルかなり高いな、まぁ俺よりはレベルが低いが警戒はしておくべきだろう。大爆発とかしそうだし。
俺は『風幻情』を使いショートケーキロボットを細切れにした。
それで終わったと思っていた次の瞬間細切れになったはずのショートケーキロボットが復活し、専用スキル『ショートビーム』を当ててきた。
俺の体力は半分を切った。
これは少しまずいな、本気を出さないといけなくなった、まぁ仕方がないやるか。と言うか最近俺の感情薄くなってないか?
俺はダンジョンの床と壁から『怨水』を放出させて、天井から3本の『雷怒』を降らせて、極めつけは残りの全ての念力を使って『風幻情』を使い、オバーキルではあるがショートケーキロボットを木っ端微塵にした。
〈レベルが上がりました。レベル29→30〉
倒せたな、出口目指して頑張るか。
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どうするか、どれだけ別の道を探して探索してみても目の前の大きい扉に辿り着くのだが。
そう思いながら目の前にある扉を見上げた、そこにあったのはピラミッドの中にある壁画と同じタッチでクエスチョンマークが大量に書かれて、このダンジョンがとってもスナックなワールドマップにあることを示唆するようにビスケットで出来いて重厚感がある五メートル扉があった。
この感じは、間違いなくそのマップの強さに合わない強さのボスだな、だが幸いなことに俺が途中で見かけたモンスターは20前半しか居なかったのでせいぜい35レベルぐらいだろう。
取り敢えず、この部屋を攻略し無いとどうしょうもない感じなので、攻略するか。
俺は、案外軽い扉を押し開けた。
瞬時に辺りを見渡すと、さっきまで閉鎖感溢れるダンジョン内だったはずなのに言葉に表せないぐらいの綺麗かつビックサイズの菓子の花畑が広がっていた。
そこに謎のツボやらで黒のローブを着た何者かが何かを煮ていた。
その者がこちらを見てきたことにより何ものかが分かった、菓子作りが好きな魔女(レベル40)だった。
俺は思考するより先に武器ポーチから隠密の短剣を取りだし、花畑のお菓子の花の中に隠れた。
ここでお菓子作りが好きな魔女が出てくるとは思わなかったが、まさかレベル40とは思わなかったな、だが俺がやっていたときと同じならレベルはそこまで関係ないだよな。
さっきので気づかれたので逃げ切るぞ。
五分ぐらい経ってお菓子作りが好きな魔女が俺を見つけた途端、なにか呪言を唱えて俺の下に謎のマークが浮き上がらせた。
俺はそこからを大きく離れて走った。
すると謎のマークが強く発光して。
大爆発が起こった。
そして、俺が通った印だとでも言わんばかりにマークが連なって浮き上がり大爆発した。
それを二分ぐらいの間の時間、続けているとお菓子作りが好きな魔女の目が赤く光った。
よし、あと一般なカップ麺が出来る時間だ逃げ切るぞ。
お菓子作りが好きな魔女がこれでは外敵を排除できないと判断したのか、大爆発するマークと『土魔法』の『土壁』使い目の前に土の壁を出した。
俺はそれを純愛の薙刀で『水無月』を使かって土壁の壁を破壊して突き進んだ。
よし、十分たった!反撃するぞ。
俺は本当は使いたくない『代愛』を使った、すると体力の5%を持っていかれて目の前に10%と表示された。
そして、即時に『風幻情』を五発撃って、命中した。お菓子作りが好きな魔女の体力が半分削れた。
これならあと五発『風幻情』を入れたら終わりだな。
俺は『怨水』を使って自分を打ち上げ、『風幻情』を五発撃った。
それが容赦なくお菓子作りが好きな魔女に命中して、体力がなくなった。
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種族:グラッチモルヒュー
レベル:29
称号:【悪逆無道】
体力:60+4
攻撃力:38+10
知力:−20
魔力総量:0
防御力:28
速度:26
[専]怨力:107
[専]念力:173
スキル
『突進』『呪術6』『風幻情』
我流スキル
『水無月』『陸月』『怒雷装』




