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なんでかキモい栗鼠(リス)になってしまったが、頑張る  作者: 大正 水鷹


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諸 最終話「最終決戦 後編」

ヤマトが神殺しに取り込まれちゃった!これで状況は2対いっぱいから1対いっぱいになっちゃたからただでさえ僕の『アステリアー(星神)』は説明で非力で戦闘に向きではないのにこの状況はハードすぎるよ……。


でも、やるしか無い!


それに、生命の恩人で大切な仲間のヤマトをこのまま取り込まれたままにする訳にはいかない!


取り敢えず、今の僕に使える主なスキルは『星散歩』、『新星爆発ノヴァ』、『重力操作』、『宇宙塵スペースダスト』、『生命の明かり』。


攻撃系がものすごい爆破を起こす『新星爆発ノヴァ』と、宇宙ゴミを召喚して自由に操れる『宇宙塵スペースダスト』。


補助が発動している間は攻撃は出来ないけど完全に無敵で道筋に星を散りばめて、その跡は一回だけ誰が辿っても相手の攻撃が当たらなくなる『星散歩』、重力を操れる『重力操作』、蘇生もできる回復の『生命の明かり』。


どれも今までのスキルと比べるととんでもない強さを持つものだけど、その分相手もとんでもない。


……考えて行動しないと死にかねない。まずは『星散歩』を使って神殺しの隙があるかどうかうかがおう。


僕は『星散歩』をしながら、周りにウジ虫のように群がっている神殺しを観察する。


神殺しが神殺しを押し倒してまでシュカのもとまで近づこうとする。だが、一体の神殺しが押し倒された次の瞬間、他の神殺しの腕が腹部に当たり一瞬だけであったが、神殺し全体が怯んだ。


一見隙なんて殆ど無さそうに見えちゃうけど、見つけた。あいの神殺しは相当な数いるのに痛覚が共有されてて協調性がないのとお腹の辺りに衝撃を与えると怯む!


よし、取り敢えず第一にヤマトを取り込んだ神殺しを倒そう!


「そうだとしたらやることは一つ!『重力操作』!」


スキルを発動して自分だけ重力を反対側にし、ついでにヤマトを取り込んだ神殺しの腹部を捻ろうとしたが不可能だった。


だが、ここでは止まらない。今度は『新星爆発ノヴァ』を試す。


光の玉を発生させて神殺しの腹部に達したところで、爆破する。


威力は申し分ない、神殺しの腹部に衝撃を与えるには十分過ぎる。と思ったが、『重力操作』によって落下してしまいうまく当たらなかった。


最初の作戦は駄目だと悟った僕は、『宇宙塵スペースダスト』を使って圧倒的な質量のスペースダストを撒き散らす。


撒き散らしたスペースダストを『重力操作』で回転するように力が加わるようにし高速回転させ、ヤマトを取り込んだ神殺しの腹にぶつける。


流石に今度はちゃんと当たり、神殺し全体が怯んだ。このチャンスを逃すまいとその隙に特大のスペースダストを生み出して全体を押しつぶす。


押しつぶしてしばらくは静寂が続き、それから少し経つとスペースダストをのける巨大な手が出てきた。


何事かと思った僕はなにかあるといけないので『新星爆発ノヴァ』を弾幕を張るように撃って牽制する。でも、巨大な手はそんなものはなかったと言わんばかりに僕に近づく。


そして、僕の四肢を掴み粉々に砕いた。その痛みはどんなモンスターの攻撃より何10倍……いや、何100倍も痛かった。


ウッッッッ!四肢が砕かれた、でも僕には『生命の明かり』があるからまだまだ戦える!

 

粉々に砕かれた四肢を『生命の明かり』を使ってかすり傷すら残すぐにもとに戻す。


おかしい。今まで僕はどんな攻撃を受けても怯んだり、恐怖を感じたことはないのに……、神殺しに途轍ない恐怖を感じて体全体がこわばってる。


全然うまく動かせない、けど!けど!!!


ここでこわばってもヤマトを助けられないし、ラゴクの命令に背くことになる!


そう思った瞬間、辺りが真っ黒になった。


「そうだ。お主……いや、シュカは我の力を得たという命令に背くのか?」


僕にそう言ってきたのは−−−−−−ラゴクだった。


うん!?なんでラゴクが!?


「シュカが挫けそうになっていたからな。だから精霊流の真髄とこの言葉を渡す。どんな状況でも己の意思だけが次へ進む道だ。」


それを聞いた次の瞬間には元の場所に戻っていた。


「ラゴク、ありがとう。お陰で体が思うように動く。僕の意思はヤマトを取り戻すこと!」

 

〈スキル『可能性』が発動しました。その効果により王星の剣が神星獄剣に変化しました。〉


「精霊流真髄『涅槃寂静ねはんじゃくじょう』!」


そのあまりにも早すぎる一振りは途轍もなく大きくなった神殺しを真っ二つにして、ヤマトを放り出した。


そして、僕にも反動が飛んできた。


…………………………………………………………………………

 

はっ!俺は何を?


辺りを高速で見渡し、真っ二つになっている巨大神殺しとボロボロになっていたシュカを見て全てを察した。


「シュカ、すまない!ここからは俺がやる!だから『星散歩』を使ってくれ!」


そう言って真っ二つになっている巨大神殺しを見つめて。


「この角度だったらやっぱりアレだな。」


俺は『海神ポセイドン』の『大海』を使い『天翔蒼天シャスタ』の構えをして放つ。


攻撃は当たり、『天翔蒼天シャスタ』が当たった場所から小型の神殺しが現れて2メートル程ある大剣を持っている。そして、俺に重い一撃を与えようと片手で振り上げた。


その不釣り合いな大剣がどこから振り下ろされても良いようにトライデントを構える。


だが、俺の予想が外れて、大剣を振り上げた次の瞬間にはいなくなっていた。


振り上げるのがブラフで俺が次の攻撃が何処に来るかに気を取らせて安全に転移していたのか!?


俺は驚いてどこに転移するのかと一瞬迷いかけたが、こういうのは大体真後ろに転移するのを思い出し真後ろに全集中する。


案の定神殺しは真後ろに現れて俺の不意をつこうとしたが、俺の『大海』で吹っ飛んだ。


俺は吹っ飛んだ神殺しに『海神ポセイドン』の力で飛んで迫る。


神殺しは禍々しいオーラを出して抵抗してきたが、俺は『大海』で難なくいなしトライデントで串刺しにしようとする。が、その攻撃は吹っ飛んでいる状態である神殺しに大剣を使った防せがれた。


ここで、吹っ飛んでいた神殺しが着地した。


そして、俺を仕留めようと大剣で薙ぐが、トライデントで防ぎ足元に攻撃してバランスを崩させる。


よし!隙ができた、必ず今仕留めてやる!


俺は『海神ポセイドン』の『海面生成』と『物体調整』を使う。


地面が物だけが中に入れる海面になって俺と神殺しがその上に立つ。


「これで最後だ!『透槍極永』!」


刹那に近い速さで長くなったトライデントを海面に入れてトライデントを曲げる。


そして、神殺しに刺しまくる。


思考がどんどん加速していくのを感じ、同時にアドレナリンもドバドバ出る。


神殺しも抵抗してきたが、俺が刺す速さを上げるとついてこれなくなったのか蜂の巣状態になった。


流石に蜂の巣状態になって耐えているはずもなく神殺しは倒れた。


「ヤッッッタァァ!!!!」


俺は久しぶりに感じた高揚感に浸って地面に倒れた。


〈神殺しを倒しました。これにより???に転移します。〉


そして意識が途切れた。


……………………………………………………………………………


「グッモニ〜グwww アーンドwww コングラッチュレーションwww 君達は無事に神殺しを倒したからその報酬として一人一つ大体の願いを叶えてあげよ〜うwww」


目の前には数分前に見たショタ神がいた。


俺はさっぱり覚めている頭で考えて一つの答えを言う。


「それじゃ−−−−」


……………………………………………………………………………


俺はその後、ショタ神にクエスト報酬とは別のお願いとしてシュカに会わせてもらった。


「ヤマト!やったね!」


そう言って拳を差し出してきたので俺も拳差し出し返しながら言う。


「そうだな。」


「ところでヤマトはクエスト報酬はどんな願い事をしたの?」


「それはまたインディ……あの世界で元の体に戻してもらって旅をすることって言った。」


「……?そんなので良かったの?」


「ああ、良いんだ。それより、シュカは何をが願ったんだ?」


「僕は新しい体に入れてラゴクを復活させて欲しいって願った。本当はボレを蘇らせて願おうとしたけどそれは『あwww それは願うまでもなくそのうち叶うと思うからやめておいたほうが良いと思うwww』って言ったから変えたんだ。」


「そうか、で、これからどうする?また俺と一緒に旅するか?」


「うーん、そうしたいのは山々だけど色々やらないといけないことがあるから、また今度あったら一緒に旅しよ!」


「分かった。それじゃ俺はもうそろそろ行くが、約束忘れないでくれよ。」


「うん!」


俺はショタ神から願い事を叶える装置として貰ったボタンを押した。


……………………………………………………………………………


当たり一面に広がる懐かしい草原。香ってくる懐かしい匂い等。モルヒューの動いた音。


それをいっぺんに感じながら俺は一歩を踏み出した。







私自身初めての長編で色々右往左往しましたが完結させることが出来たのはここまで読んでくださった読者の皆様のおかげです。

本当にここまで読んで下さり誠にありがとうございました!

次の長編は来年の春くらいには出そうと思います。その時にはこの作品のSSを出してご報告させていただきます。

もしよければ次回作も読んで下さると嬉しいです。

それではまた会う日まで。

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