諸 第4話「なんちゃって日本マップからの卒業」
最近俺はこのなんちゃって日本マップでのやることをほとんど終えつつある。いい感じの槍が手に入れば良かったが残念ながら俺が探索したどのダンジョンにもなかった。
どうするか、もうなんちゃって日本マップにやり残したことはあと僅かだからなーあっ!まだレベルが20になっていなかったな。
さっさと終わらせてつぎのとってもスナックなワールドマップに行くとしますか。
じゃあマジックオクトパスを狩りにいくか。
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マジックオクトパスがとんでもない量の全属性魔法をいつものように撃ってきた。
その当たったら体力が半分を切りそうな全属性魔法をなれた身のこなしで、華麗に避けて『雷怒』で倒した。
〈レベルが上がりました、レベル19→レベル20レベルが進化条件に達しましたので、種族名カースモルヒューを進化させます〉
あ、この感じかなり強めのデジャヴを感じる……
〈進化が完了しました、種族名カースモルヒューがグラッチモルヒューになりました。これにより『呪術3 』が『呪術4』になりました、また派生スキル『風化情』を取得しました。〉
この感じ、デジャヴが凄いな、取り敢えずステータス見てみるか、
種族:グラッチモルヒュー
レベル:20
称号:【悪逆無道】
体力:48+4
攻撃力:28+10
知力:−20
魔力総量:0
防御力:20
速度:19
[専]怨力:70
[専]念力:120
スキル
『突進』『呪術4』『風幻情』
うん、かなり強くなっているな、一番気になるやつから順当に見ていくか、
『風幻情』
人の思いは時間が経てば薄くなり最後にはなくなってしまう、そんな儚き感情の呪術、強力かつモンスターの能力を下げる風を起こす。
消費念力:12
字面だけではどれだけ強いのかがわかりにくいな、とってもスナックなワールドマップに行く前に行くダンジョンで試しに使ってみるか。
あと、『呪術3』がレベル4になったから新しく『水怨』と言うものを使えるようになったので詳細を見てみようか。
『水怨』
人の水にも似た怨念をかたどった水を発射する。
消費念力:9
感じ的には『雷怒』に近いけどこれも『風幻情』使って見る時に一緒に試すか。
にしても『呪術』のレベルは上がるとはいえレベル20までの間に獲得したスキルが『風幻情』だけなのはちょっといただけないかな、今まで新しいスキルが手に入らなかったし、『風幻情』には強いスキルであってほしいな。
それではなんちゃって日本マップの最後を飾るダンジョン『動かぬのなら殺してくれようプレイヤーダンジョン』に行くか。
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今現在俺は、動かぬのなら殺してくれようプレイヤーダンジョンの道中にいたモンスターを薙刀で余裕で倒してボス部屋の前に居るのだが、正直俺がやっていた頃と同じであれば苦戦はしないのだか、どうやら俺がやっていた頃とだいぶ違うようだ。
まず動かぬのなら殺してくれようプレイヤーダンジョンの俺がやっていた頃のボスは日国というまんま太陽みたいなボスだったのだが。
今見てみたら歴史の教科書によく載っている片足がかけた土偶が安土桃山時代の武士の鎧と甲を身にまとい居合刀を持っているボス土偶武者ヅチ(レベル22 )、になっていた。というか日国よりこのなんちゃって日本マップらしいボスになったな。
その話はさておき、早速『風幻情』をあの土偶武者ヅチに使ってるか。
俺は影から『風幻情』を使った、勢いが良い風が土偶武者ヅチに向かって飛んでいった。
土偶武者ヅチの視界に入るくらいに近づくと土偶武者ヅチが居合刀を構えて土偶武者ヅチの専用スキル『術崩し』を使い『風幻情』を切ろうとしたその時、『風幻情』は土偶武者ヅチが持っている刀を貫通して土偶武者ヅチに当たった。
体力が2割削れて、さらに直撃した影響でダンジョンの壁に少年マンガのごとく、吹っ飛んで埋まった。
これは思ったより強いな、流石派生スキル。次は『水怨』を使ってみるか。
俺は土偶武者ヅチが壁に埋まっているので、堂々と『怒雷装』を使った純愛の薙刀を持ちながら、『水怨』を使った。
そうすると、土偶武者ヅチが埋まっていた壁から激流の如き紫の水が大量に出てきた。
その勢いに押されて逆方向のダンジョンの壁に激突した。体力の1割が削れた。
かなり強いな。
汎用性は『雷怒』くらいありそうだな、そう言えばだがこれで、はめコンみたいなことできそうだな。やってみるか。
俺は土偶武者ヅチが動く前に激突した壁から『水怨』で紫色の激流を出した。
そうすると土偶武者ヅチは先程と同じように壁に激突した。また体力が1割削れた。
このあとこれが6回続いてそこでやっと、土偶武者ヅチの体力はゼロになり倒れた。
〈レベルが上がりました、レベル20→レベル21〉
本当にはめコン出来たな、にしてもえげつないコンボだな、毎回こうだったら良いんだが、まあそうは問屋が降ろさなないのが現実だろうな。
取り敢えずボスドロップ回収するか。
俺はダンジョン内を隈なく探した。
よし、結果発表だ、がんばって探して回収出来たものは3つだまず1つ目がヅチの剣。
ヅチの剣
レア度:デルタ 攻撃力+15~? 防御力+10
とある土偶武者の持っている剣の模造品。第三者による干渉によって様々な可能性を秘める。
まず俺が使うかというと俺は薙刀でいっぱいいっぱいな状態だからな、今は武器スペックが良いは使わないな。だが、いずれ使う機会もあるかもしれないまだ武器ポーチも余裕があるから持っていくか。
次は無地のブレスレットだ、これは素材で素材ポーチは収納上限がないから無心で入れておいた。
最後に忍短槍だ。これは土偶武者ヅチからドロップしたものではないが、このダンジョンを探索していたときに偶然見たこともないモンスターとエンカウントしたので『怒雷装』を使った純愛の薙刀のサビにしたらドロップしたものだ。
見た目は苦無風で五十センチだ、スペックは。
忍短槍
レア度:イプシロン 攻撃力:9 速度:4
とある変わった忍びが使用していた苦無みたいな短槍。
うん、攻撃力は苦無だけに9と速度は忍だけに4とスペックは親父ギャグのそれだがレア度イプシロンにしてはスペックがしょぼいな。
一応名に槍とついているが正直用無し問感じになったな。
もうダンジョンは探索し尽くしたし、次のマップとってもスナックなワールドマップに向かうか。
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真っ暗ななんちゃって日本マップにある洞窟の中に蝋燭の一筋火の明かりがギルド『✙漆黒の堕天二刀流黒騎士✙』の一員の手に握っていた紙を照らした。
「おかしいな、つい最近に受けていたクエスト『怪奇!呪怨栗鼠』が今見てみたらなくなっていたんだが。コードネームイタはどう思う?」
「そうだな、このゲームの運営はかなり変わっているからな急にクエストを出したり消したりするのことを平気でやるだろうな。でもクエスト『怪奇!呪怨栗鼠』の登場と同時になんちゃって日本マップの全モンスターのレベルが上がったり、ダンジョンの内容が変更されたりしたからな。『怪奇!呪怨栗鼠』の討伐対象モンスター、カースモルヒューがただのモンスターではなく次回のイベントのキーモンスターだったりするのかもな。」
「そんなことより、コードネームヤツが帰ってきたようだ。」
洞窟の外から正体を表すためか本来消せるはずの足音を鳴らして『✙漆黒の堕天二刀流黒騎士✙』のギルドメンバーの二人いる洞窟の中に入ってきた。
「おい、速報だ。カースモルヒューがグラッチモルヒューに進化していたぞ、」
「ステータスは?」
「レベル:21 体力:50 攻撃力:30 知力:−20魔力総量 :0 防御力:22 速度:21 [専]怨力:75 [専]念力:125だ。」
「前聞いたときからだいぶ強くなっているな、まだ俺が倒せないほどでは無いが。」
「ただ、俺がグラッチモルヒューを見たときにはモンスターと戦闘していたのだが、その戦い方が上位パーティ『インフィ団』のヤマトに酷似していたんだ。」
「なに、あのジョブ槍使いが不遇だったときに槍を持てば右に出る者はいないと言われていた『インフィ団』のヤマトにか。」
「『インフィ団』といえば、パーティメンバーが誰一人としてログインしなくなってから三ヶ月がたったな。」
「それがどうかしたか?」
「いや、独り言だ、特に気にするな。」
「それにしてもだが、グラッチモルヒューをどうする?」
「このまま放置していたらかなり強くなりそうだな……面白いしばらくは泳がしておこう、我々の実力ならどれほど強くなろうが怖くはない。」
「それもそうだな、それでは次の話題に移ろうか、次のイベント『ロード種大討伐』についてだが、情報が出回ったので調べて結論を出した、我々がいるなんちゃって日本マップに近い。マカロンのモンスターカロンのロード種、カロンロードを討伐する予定だ、」
「それが終わったらどうするんだ?」
「それを今決めるぞ、俺的にはマジックオクトパスロードをたおそうとおもっている……。」
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種族:グラッチモルヒュー
レベル:21
称号:【悪逆無道】
体力:50+4
攻撃力:30+10
知力:−20
魔力総量:0
防御力:22
速度:21
[専]怨力:75
[専]念力:125
スキル
『突進』『呪術4』『風幻情』
我流スキル
『水無月』『陸月』『怒雷装』




