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なんでかキモい栗鼠(リス)になってしまったが、頑張る  作者: 大正 水鷹


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諸 第38話「合流」

匍匐前進でシュカとボレ捜索を始めてから1時間。


かなりキツイ。全身がかなり重くなったことにより疲労感がすぐに来るようになったせいで、まともに動けない。


これが『朱早王すさのう』の代償か……。まぁ、実際にはステータスとスキルをごっそり持っていかれるのもセットだが。


代償がデカすぎるな。しかも自分から使おうとしても使えない超面倒くさい仕様だからなぁ。


能力は強い……というかチートレベルだが面倒くさすぎるだろ。


そう言えば、地味に俺の種族変わったっていうアナウンス流れてたよな?見た目の変化は鏡がないから分からないが、モルゴウル時と内面的には何も変わってない気がするが。


もう一回見てみるか。



種族:神依り人

レベル:???

プレイヤーネーム:ヤマト

ジョブ:

称号:


体力:1

攻撃力:0+350

知力:0

魔力総量:0

防御力:0+115

速度:0+100


スキル


朱早王すさのう


我流スキル


『水無月』『陸月』『武刃乱舞シバダンス』『影葬葬』


プレイヤースキル


『サーチドマップナビゲート』『鑑定』『団結』『我流スキル強化』『ダンジョン内足跡表示』『料理補助』『公式攻略サイトリンク』『転移』



2度見ても変わらない酷いステータスとスキルの量。スキルの量にいったてはプレイヤースキル等を考えなかったら最初の頃と同じだからな。


……なんか振り出しに戻ったような気分がするな。と言ってもモルタナになった時と同じ様にどう思っても何も変わらないのがいつもだから、切り替えていこう。


取り敢えずプレイヤースキルの獲得欄でも覗いてみるか。



プレイヤースキルパレット


プレイヤースキルポイントがゼロです。貯めてからまた来て下さい。



プレイヤースキルポイントとは名前を見ればだいたい分かるが、プレイヤースキルを得るために必要不可欠なポイントだ。


俺はそんなプレイヤーポイントを貯めて、超絶有能プレイヤースキルである『弱点看破』を入手しようとしたが……無い。


チート能力(笑)の代償がとてつもなく重いんだが。しかも、ついでに物理的にも重い。


あと、何なんだ?このレベル???はステータスを見ればレベル1より低いレベルじゃないと計算合わないな。まぁ、最初からステータスには本来は無いであろうマイナスの概念があったからな気にしない。そう言えば、魔法関連のステータスなら最初より高いな。


というか、種族の神依り人って何なんだ?



神依り人


かつて大洪水、飢饉ききん、紛争、支配、飢餓きが等が起こり、神に祈りを捧げ助けを乞うていた人々を見て神が力を与え、神を身に宿すことができる様になった超高域種族。

神系のスキルを使えるようになる。



ほう超高域種族か……。その割には無様な気がしなくもないが、気のせいか。


俺は考えて十分な休憩が出来た為、再度出発した。


再度出発してから数時間。


敵が現れたが、『朱早王すさのう』で瞬殺だった。流石代償大きチートといった所である。


倒した時、スキル『オケアノス』、『トリトン』をゲットしたが『朱早王すさのう』同様自分では使えない仕様だった為、多分激強スキル(自由に使えないが)だろう。


一応詳細見ておくか。


 

オケアノス


大地を取り巻く大河、海洋などを司る神の人知を越えた凄まじい力を執行するスキル。その力が強大すぎるあまりに犠牲を大量に支払わねばならない。

神を体に宿している為に解除後、腰痛が酷くなる。

族神依り人の専用スキル。



トリトン


偉大なる海の神の息子であり、法螺貝ほらがいを吹き鳴らし強健な野獣のうなり声のような音を出す神の人知を越えた凄まじい力を執行するスキル。その力が強大すぎるあまりに犠牲を大量に支払わねばならない。

神を体に宿している為に解除後、声が枯れる。

種族神依り人の専用スキル。



強さは……、『朱早王すさのう』と同じような説明書いてあるから似たようなものか。


そう言えば、一応スサノウは暴風雨の神だし、水に関する神のスキルだけ手に入っているな。まあ、水に関する神の名前を冠してるスキルだけが手に入っているというだけで言うほど特に変なことではないが。


というか、代償が地味にきついのしか無いんだが、嫌がらせか?


それよりも次に敵が現れた時にランダムに選ばれるのか全部使用するのか、はたまた全く別の結果なのかどうなるかが気になるな。


はぁ、匍匐前進でのそのそ動いているから全然進めている気がしない。


どうでもいいことを思いながら俺は匍匐前進を続ける。どれくらい前に進んだのか分からなくなった頃、人影のようなものが見えてきた。


……………………………………………………………………………


ボレが自分を犠牲にして『3.2.1』を使ってツクヨミを倒した後、僕はヤマト捜索していた。


もうここに長く居たくないから、早くヤマトを探して出たいんだけど、中々見つからない。


途中で遭遇する強いモンスターの視線に入らないようにしている為、全然進めていなかった。


そんなこんな歩いていると、また強いモンスターを見かけた、いつものことだ。でも、一ついつものことじゃなかった事があった。それは誰かが戦っているということだった。


よく見てみると戦っていたのは途中で見かけた強いモンスターに似てっていて、ヤマトにも似ていた。


ヤマト?


僕は取り敢えず戦いを見届けることにした。


それから1分後、ヤマトにも似ているやつが勝った。


戦いが終わると完全にヤマトそっくりになって這いつくばる。  


もしかしてあれって本物のヤマトじゃない?でも、擬態とかする系の強いモンスターだったら今度こそ僕の命はない。慎重に考えないと。

 

僕が深く考えているとヤマトそっくりになった強いモンスターがこっちに向って匍匐前進しだした。


うん?匍匐前進?なんで強いモンスターがそんな事しないといけないんだろう?油断した隙をつくという目的があったとしても、そんな非効率的なことをするくらいなら全力で走った方が絶対に良い。だから多分あのヤマトそっくり強いモンスターはヤマト本人だと思う。


だったら近づかない手はない!


僕は走ってヤマトの元に向かった。


……………………………………………………………………………


敵が現れたのでランダム選出で選ばれた『トリトン』で倒すとシュカを発見した為、俺は声を出してシュカに声をかける。


「お゛お゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛、シ゛ュ゛ガ!」


あっ、『トリトン』のせいで声が枯れるんだった。


俺のなにかのうめき声にしか聞こえない声を聞いた後シュカはこちらに向かってきて「ヤマト!無事で良かった!」と返してくれた。


[そう言えばシュカは一人か?そうだったら今からボレを探しにいかないとな。]


「ボレは『3.2.1』で自分の身を犠牲にして、僕を助けて死んだよ。」


[そうか、ボレが死んだのか…………。]


「でも、最期にボレは僕にいつまでも笑ってと言ったんだ。多分これは時間が無かったから言えなかったと思うんだけどヤマトに向けても言っている言葉だと信じてるから、ヤマトにも笑ってほしいんだ。」


[そうか、それなら頑張って切り替えよう。]


「それにしても、通信機能を使うのは久しぶりだね。」


[ああ、人型になったら不要の産物になるかと思ったら、俺のスキルのせいで喉がやられてしまったからこれで話している。]


「ヤマトの方も色々あったんだね。」


[まあ、一応な。]


〈プレイヤー名ヤマトがパーティメンバーと合流しました。これにより試練は達成されましたので、管理者の場所に転移させます。〉


え?


その次の瞬間には俺とシュカは転移陣に乗せられて転移した。





……………………………………………………………………………



種族:神依り人

レベル:???

プレイヤーネーム:ヤマト

ジョブ:

称号:


体力:1

攻撃力:0+350

知力:0

魔力総量:0

防御力:0+115

速度:0+100


スキル


朱早王すさのう』『オケアノス』『トリトン』


我流スキル


『水無月』『陸月』『武刃乱舞シバダンス』『影葬葬』


プレイヤースキル


『サーチドマップナビゲート』『鑑定』『団結』『我流スキル強化』『ダンジョン内足跡表示』『料理補助』『公式攻略サイトリンク』『転移』



種族:カロン・アダイブロード

レベル:390

プレイヤーネーム:シュカ

ジョブ:星剣使い

称号:【番狂わせ】


体力:1260+最大体力の10%

攻撃力:1620+450

知力:1620+450

魔力総量:3250+最大魔力の10%

防御力:840+5

速度:744+100

[専]精霊力:1680

[専]精霊力総量:3160

スキル


『可能性』『菓子魔法12』『星魔法12』『テイム』『星剣使い15』『ロードモード』『精霊流』『海魔法5』『炎千徒』





一話分書けたので投稿しました。

それと、もう数話くらいで最終回になります。

ここまでのご愛読有難うございます。引き続き最終回までよろしくお願いします。


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