表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんでかキモい栗鼠(リス)になってしまったが、頑張る  作者: 大正 水鷹


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/44

諸 第36話「神に匹敵する力を手にするには」

俺とシュカが温泉に入り出た後、いつもの様にすぐさま準備をして宿から出た。


「ふぅぁぁぁ。温泉があまりに気持ち良すぎて寝ちゃたよ。」


シュカが盛大にあくびをする。


「大丈夫か?疲れていたらもう一泊する余裕くらいはあるから言ってくれ。」


「心配してくれてありがとう。でも、僕は温泉でぐっすり寝て疲れを吹き飛ばしたから大丈夫だよ。」


俺は一応、注意深くシュカの顔を見て疲れていないかどうか確認した。


「……それならいいか。」


そんなやり取りをしつつ、俺はこのマップで入手しておきたいアイテムがある場所に向かった。


……………………………………………………………………………


その空間全体がもういいと思う程に神々しい光に包まれており、若干ではあるがギリシャ神話味を感じ、地下であることを忘れさせる程の清らかな風を感じるここ、我を崇めよ、崇めよダンジョンにたった今着いた。


「ここダンジョンなのに明るすぎない?」


「そういうもんだと思って割り切ってくれ。」


「明るすぎて前が見ずらいね、もしかして異常事態?」


「とあるプレイヤーがこの事をバクだと思って運営に報告したら、仕様ですと書かれたウィンドウが付き纏って来るようになった逸話があるくらいのものだから、決して異常事態ではなく仕様だ。」

  

俺とシュカがこのダンジョンについて言及していると、あっさりボスのいる部屋についた。

 

ここまでにモンスターに一度も遭遇しなかったな。一応覚悟しておくか。


そう思いながら、俺はボスのいる部屋の扉を開ける。


中にいたのは、羽衣にも見える大きなタオルのようなもので局部をを覆っていて、その背中には弓などの中世の前からある武器ではなく、ロケットがあり、イメージとしてはアポロンに近いモンスター。その名はアポロン1号(レベル400)。


アポロン1号を見た瞬間俺は、『透槍極永』と『砲撃錬金』で背中にあるロケットを集中攻撃する。


俺の集中攻撃に反応してアポロン1号は、自身の背中にあるロケットが壊れる前にロケットで逃げようとするが、シュカとボレがそうはさせなかった。逃げようとするアポロン1号に理不尽にも『激零』と『アーテー(神の異端者)』の斬撃が襲う。


避けようとするが、距離が近すぎるためにアポロン1号は避けれず攻撃をモロに食らってしまった。


俺は攻撃をモロに食らってしまい、身動きが取れなくなっているアポロン1号のロケットを『透槍極永』で破壊する。


それによってダウン状態になったアポロンを俺達で総攻撃を叩き込み、戦いを終えた。


〈レベルが上がりました。370→390。〉


おかしい。こんな早くに終わるなんてこと今までは無かったぞ?でもアポロン1号は倒されて経験にコンバートされていてその姿もない。これは、次のボスが出てくるパターンか?


俺がアポロン1号があまりにも楽に倒せてしまったことに疑問を覚え、思考していると、何かがボスの部屋を覆った。


次の瞬間には、俺は妙に白い霧が立ち込める空間に飛ばされていた。


……………………………………………………………………………


知ってた。まぁ、どうせ別のモンスターが出てくるか、ヤバい場所に飛ばされるだろうとは思っていたが、ここまでのものが出てくるとは。


何故か不気味さを感じるこの雰囲気と、いくら歩いて探してもシュカやボレは見つからないこの状況。ついでに『転移』も使えなくなっている。


しかも、この状態から初見殺しのモンスターが出てくるかもしれないという嫌なおまけ付きだ。


そんな事を考えていたら、俺は辺りと比べて作り込みが凄いところを見つけた。


うぁぁぁ、あからさまなボスエリアだな。それか、お宝がある場所。


まあ、こういう時は大体目立っている場所に入ったら大体上手く行ってたし、取り敢えず中に入ってみるか。


俺はやらなくて後悔よりもする後悔の精神で作り込みが凄い場所に入った。


目の前にリスポーンした敵は、間違いなく天照大御神をモデルとしているであろう敵、アマテラス(レベル???)だった。


〈『海』の効果が発動しました。『呪術10』は海に飲み込まれ何処かに消えた。〉


うん?うぅぅん???どういう事だ?


『海』の効果が発動した?モルタナになる時になくなった『呪術10』が海に飲み込まれて意味が−−。


俺はあまりの『海』のスキル効果が意味不明すぎて、アマテラスが放ってくる専用スキル『御神光線』をモロに食らって、体力が2割削れてしまった。


まずい!このまま『海』の謎なスキル効果で戸惑っている場合じゃない!


〈『嵐』の効果が発動しました。『風幻情』は嵐に飲み込まれ何処かに消えた。〉


お前もか!


俺は戸惑う心を静止しながら、アマテラスの攻撃を回避していく。


〈『海』の効果が発動しました。『魔術7』は海に飲み込まれ何処かに消えた。『嵐』の効果が発動しました。『魔眼』は嵐に飲み込まれ何処かに消えた。〉


それにしても、なんでイル・グラッチモルヒューから進化した時に失ったスキルだけが何処かに消えているんだ?


俺はアマテラスがむやみやたらに放ってくる『御神光線』を避けながら、考えてると、耳を疑うアナウンスが流れてきた。


〈『海』の効果が発動しました。『錬金術10 』は海に飲み込まれ何処かに消えた。〉


は?俺のメインウエポンの一つである『錬金術』が消えたそんなバカな。


俺はアマテラスからかなり距離を取って、錬金メニューを開こうとしたが、それは叶わなかった。


その間にも、俺のスキルである、『透撃』、『屈折』、『伸縮』、『神の叡智ゴッドインテリジェンス』が無惨にも消えた。


…………スキルが消えたことは今は置いておこう。今はあのアマテラスを屠るのが一番需要なことだ。使えなくなったスキルは多いが、なんとかする!


俺は決死の覚悟で武旗槍のモードを『火』にして、飛び上がって、『天翔蒼天シャスタ』を放つ。


〈『海』の効果が発動しました。『炎千徒』は海に飲み込まれ何処かに消えた。これにより、規定量に達した為、スキル『突進・爆』が『突進・神』になりました。条件が達した為『突進・神』、『海』、『嵐』が融合します。〉


その瞬間、世界が止まった。


俺の落下は止まり、アマテラスも微動だにしなくなった。


〈融合が成功し、『朱早王すさのう』となりました。敵対NPCを感知しました、自動で『朱早王すさのう』を使用します。〉


朱早王すさのう』が使用されたことにより、俺の体は目が潰れそうな程、発光し出した。


発光の最中、俺のモルヒューの時の名残である耳が髪飾りに変化し、尻尾は無くなった。


しばらくすると、発光が止まり、あまり良く見えなかった変化の全容が見えた。


服は『錬金術』で作った装備ではなく、日本神話の神が着るような服を豪華にしたものに変わっており、武旗槍に至っては槍から草薙の剣(くさなぎのつるぎ)に変化していて。そして、体が笑えるくらい軽くなっていた。


俺は深呼吸をして興奮した状態を元に戻して、この草薙の剣の性能を確かめるためにアマテラスの隙を見つけてそこに斬り込んだ。


その結果は、とても鈍かった。


そもそも俺はVRゲームではやりしか使わないプレイをしていた為、槍だけは上達したが、剣はからっきしだった。


だが、アマテラスが俺の鈍い斬撃に対するダメージ量は俺の想像を超えるものだった。 


アマテラスの体力を10分の3程削っていたのだ。


なんだコレ。強すぎるだろ。


あまりの性能の良さにツッコミを入れていると、アマテラスが専用スキルの『岩隠れ無陽』を使ってきて途轍もない広範囲に攻撃して、俺に直撃したがその攻撃は俺の体力を10分の1程しか削ることは出来なかった。


俺はこのまま驚きっぱなしはあまり良くないと判断して、さっさと倒すためにアマテラスに攻撃を仕掛ける。


俺はアマテラスを滅多斬りにした結果、とてもあっさり倒れた。


〈アマテラスを倒しました。レベルが上がりました370→???。これにより、ジョブ錬金術師は消失しました。さらに称号【欲深き者】が消失しました。『朱早王すさのう』取得により種族がモルゴウルから神依り人に変化しました。戦闘が終了いたしましたので『朱早王すさのう』を解除します。〉


そのアナウンスが告げられたと同時に衣装が元のものになり、さっきとはうって変わり、笑えるくらい体が重くなった。


「うっっっ!」

 

俺は少々情けない声を上げながら地面に這いつくばる。


立てない?おかしいぞ、もし何かが原因で俺のステータスがとても酷いことになっても、装備の効果でなんとかなる筈なんだが、ステータスを見てみるか……。



種族:神依り人

レベル:???

プレイヤーネーム:ヤマト

ジョブ:

称号:


体力:1

攻撃力:0+350

知力:0

魔力総量:0

防御力:0+115

速度:0+100


スキル


朱早王すさのう


我流スキル


『水無月』『陸月』『武刃乱舞シバダンス』『影葬葬』


プレイヤースキル


『サーチドマップナビゲート』『鑑定』『団結』『我流スキル強化』『ダンジョン内足跡表示』『料理補助』『公式攻略サイトリンク』『転移』



うん、想像以上に酷いな。


それにしても、本当にスキルが消えているな。これで、『天翔蒼天シャスタ』、『報いの槍(ランアガナ)』、『透槍極永』は使えなくなった。そして、アナウンスを聞く限りは無くなったスキル達の代わりが『朱早王すさのう』なのか。取り敢えず詳細を見てみるか。



朱早王すさのう


昔、とある村を襲った龍を倒し英雄となった海の神の力を体に宿し、人知を越えた凄まじい力を執行するスキル。その力が強大すぎるあまりに犠牲を大量に支払わねばならない。

神を体に宿している為に解除後、体が普段の何倍も重くなる。

種族神依り人の専用スキル。



説明文を見る限りこの体の重さはこいつのせいだな。


まぁ、気を取り直して出口を探すか。


そう思いながら俺は匍匐ほふく前進で動き出した。






……………………………………………………………………………



種族:神依り人

レベル:???

プレイヤーネーム:ヤマト

ジョブ:

称号:


体力:1

攻撃力:0+350

知力:0

魔力総量:0

防御力:0+115

速度:0+100


スキル


朱早王すさのう


我流スキル


『水無月』『陸月』『武刃乱舞シバダンス』『影葬葬』


プレイヤースキル


『サーチドマップナビゲート』『鑑定』『団結』『我流スキル強化』『ダンジョン内足跡表示』『料理補助』『公式攻略サイトリンク』『転移』



種族:カロン・アダイブロード

レベル:370

プレイヤーネーム:シュカ

ジョブ:星剣使い

称号:【番狂わせ】


体力:1180+最大体力の10%

攻撃力:1480+380

知力:1480+380

魔力総量:2880+最大魔力の10%

防御力:800+5

速度:704+100

[専]精霊力:1600

[専]精霊力総量:3000

スキル


『可能性』『菓子魔法12』『星魔法12』『テイム』『星剣使い13』『ロードモード』『精霊流』『海魔法4』『炎千徒』



種族:ロボットクラン

レベル:370

プレイヤーネーム:ボレ

ジョブ:道化師


体力:777+50

攻撃力:280+50

知力:280+50

魔力総量:700+50

防御力:280+50

速度:280+50


スキル


『存在の代償』『モードチェンジ(形態変化)5』『玉投げ』『獣召喚』『玉召喚』『炎千徒』


8月はストックがあれば週1投稿します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ