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第21話 レベリング回③ 

 【Lv.15に到達しました。おめでとうございます! HP+5 MP+5 筋力値+7 敏捷値+6 幸運値+4 魔力値+3 】

 【両手剣専用スキル ペネトレイトLv.1を習得しました!】

 【両手剣専用スキル スラッシュLv.10のスキルレベルがLv.11に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル バーティカルLv.8のスキルレベルがLv.9に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル スクエアLv.5のスキルレベルがLv.6に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル ホリゾンタルLv.1のスキルレベルがLv.3に上昇しました!】


 おお、ついにペネトレイトを習得したか。

 このスキルは単発攻撃技で、5mの距離を0.5秒で詰める優秀な突進スキルである。

 スキルレベルを上げると、さらに射程距離が長くなるため、俺はこのスキルを多用していた。

 

 もうタタトス渓谷は抜けてネネ花畑へと向かっている。

 結局、タタトス渓谷のフィールドボスモンスターである〈草刈羊男爵〉はポップしなかったな。

 レアアイテムを落とすから戦いかったのに。

 ネネ花畑にもフィールドボスモンスターはいるため次に期待しよう。


 そうだ、レベル15になったためバスターツーハンドソードを装備しよう。


 重いな。

 モンスターが周りにいないため、装備も強化しておこう。

 十分すぎるほど強化素材アイテムもあるし、かなりステータスが上昇だろう。



 【生産系スキル 鍛冶Lv.1のスキルレベルがLv.7に上昇しました!】



 [戦闘装備:腕] スズガントレット 制限レベル:12 レア度:☆

  装備効果:防御力+43 命中率+15 敏捷値+20



 [戦闘装備:靴] スズブーツ 制限レベル:12 レア度:☆

  装備効果:防御力+35 回避率+10 敏捷値+25



 [戦闘装備:指輪] 獣のリング+2 制限レベル:15 レア度:☆☆

  装備効果:筋力値+15 敏捷値+15



 [戦闘装備:腕] ライトイヤリング+2 制限レベル:15 レア度:☆☆

  装備効果:敏捷値+40



 [戦闘装備:靴] ライトペンダント+2 制限レベル:15 レア度:☆☆

  装備効果:敏捷値+35



 一応強化には成功した。

 一応と言ったのは失敗を繰り返してようやく全て強化し終えたからだ。


 〈Fantasy Tale〉での強化は上限はあるものの強化できるアイテムであるならば、いくらでも強化できるのだが、失敗するとそうはいかない。

 失敗には3種類あり、1つ目は何も変化せず現状のままであること。2つ目は1つ前の状態に変わること。3つ目はアイテムが消えてしまうこと、がある。


 2つ目の一つ前の状態に変わることだが、ライトイヤリング+2を強化した時、失敗したらライトイヤリング+1になるといった具合である。

 アイテムの後ろについているプラスなのだが、これはレアアイテムにしか付かない。

 ショップに売っているようなノーマルアイテムは強化するとアイテム名と見た目が変わってしまうのだが、レアアイテムはプラスが付くだけで見た目は変わらない。

 見た目は変わらないのだが、今指にはめている獣のリング+2は未強化の獣のリングと比べて輝きが違う。当然プラスが付いている方が燦然としている。


 プラスが付くレアアイテムはクエストやモンスタードロップでしか手に入らないため、強化するのに勇気がいるものだ。

 だが、失敗しても1つ目と2つ目ならば、また素材アイテムを集めれば良いが、3つ目の完全消滅は憂鬱である。

 

 俺は運が良くて完全消滅に至ることなく装備強化に成功した―――というわけでなく、序盤のアイテムは失敗はしても完全消滅することが無いから成功したのだ。ただ、完全消滅以外の失敗は5回ほどしてしまったが。


 成功率を高めるならば、素材アイテムの収集だけではなく、生産系スキルの熟練度、銅色ハンマーなどの生産系スキル用のアイテムが上質であると良いが、俺はバリバリの職人見習いであるため5回も失敗してしまったのだ。

 疲れた。


 そして、あくみんの装備も強化したこともあり、俺の右腕は麻痺状態である。

 麻痺状態というデバフがあるが、そのようなアイコンは表示されてはいない。

 気持ちの問題である。


 まもなく、ネネ花畑に到着しそうだ。

 このマップのモンスターとは左腕を軸にして戦おう。リハビリを含めて。


 ネネ花畑は、まあ、花が鮮やかに咲き誇っているのだが、その花に紛れて植物系のモンスターが息を潜めている。

 VRMMO特有の「サーチ」や「索敵」といったスキルがあればいいのだが、〈Fantasy Tale〉には無い。

 そのため常にモンスターを意識しなければならないので神経をすり減らせる。

 

 俺はここのモンスターを見分ける知識があるので、まだマシである。

 ほら、そこにいる。



 【Normal Monster】アザーリア Lv.16 アクティブ



 モチーフはアザレアか。

 白と紅の混色である。

 なぜ、見分けがついたかというと、アザーリアの花の部分に口がついているから、それだけである。

 簡単ではあるのだが、花が多すぎるため、一輪一輪確認していては日が暮れてしまう。

 

 俺がアザーリアに気付いたのは本当に偶然。

 というより危なかった。

 あと10cmほど近づいたらタゲを取られて、牙を生やした口で噛みつかれるところだった。


 花系モンスターは花の付け根部分が弱点であるので背後から攻撃したらいい。

 あくみんが後ろに回って攻撃をしてタゲを取り、俺がさらに手早く攻撃したら、アザーリアのHPをゼロにできるかもしれないな。



 【両手剣専用スキル ペネトレイトLv.1のスキルレベルがLv.2に上昇しました!】



 さすがに無理だったか。

 だが、俺がクリティカルダメージを出せば二撃で倒せるだろう。

 運要素が強い。


 うお、よく見たら涎が垂れた口が山ほど。

 その数10匹か。

 音をたてたらタゲを取ってしまうため、あくみんの弓で倒してもらうことにしよう。



 【Lv.16に到達しました。おめでとうございます! HP+4 MP+3 筋力値+4 敏捷値+2 幸運値+2 魔力値+0 】

 【両手剣専用スキル スラッシュLv.11のスキルレベルがLv.12に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル バーティカルLv.9のスキルレベルがLv.10に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル スクエアLv.6のスキルレベルがLv.7に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル ホリゾンタルLv.3のスキルレベルがLv.4に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル ペネトレイトLv.2のスキルレベルがLv.3に上昇しました!】



 実に見事な正確性であった。

 俺の出る幕はなく、あくみんは一寸のずれもなく全て弱点に当ててみせた。

 インターハイに出場するほどの実力は伊達ではない。

 スキルレベルが上昇したのは、その間、スキルを発動していたからである。



【Lv.17に到達しました。おめでとうございます! HP+3 MP+1 筋力値+2 敏捷値+2 幸運値+2 魔力値+2 】

 【両手剣専用スキル スラッシュLv.12のスキルレベルがLv.13に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル バーティカルLv.10のスキルレベルがLv.11に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル スクエアLv.7のスキルレベルがLv.8に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル ホリゾンタルLv.4のスキルレベルがLv.5に上昇しました!】

 【両手剣専用スキル ペネトレイトLv.3のスキルレベルがLv.4に上昇しました!】



 ここまであくみんに頼りにきってしまうのはいかがなものだろう。

 俺はずっとスキルを発動しながら、あくみんの弓から飛ぶ矢を眺めているだけである。

 俺も男だ、女の子であるあくみんにかっこいいところを見せたい。

 かといって、何もすることが無いのが現状である。

 不甲斐ないものだ。


 ん?

 遠くで雑音が聞こえてくる。

 これは―――プレイヤーの声か。


 タタトス渓谷には誰もいなかったが、もしかしたら俺の仲間かもしれない。

 だが、仲間ではないことも考えて足音を立てずに近づこう。

 「サーチ」や「索敵」スキルが無いため、気づかれずに済むのである。


 あいつらは―――

 顔を知ってはいるが、仲間ではない。

 大手ギルドの奴らだ。

 だが、どこのギルドに所属しているかわからないし、名前も知らない。

 ダンジョンで見かけたから顔だけは知っていたのだ。


 4人いるようだが、内3人は魔法職のようだ。魔法都市イグニスで精霊石を手に入れるのだろう。

 目的地は同じだが、スルーしよう。


 大手ギルドは身内同士でしか動かないし、他人が死のうが見向きをしない冷酷非情な奴が多い。

 「一緒に行きませんか」と腰を低くして誘っても、無視されるか、最悪殺される可能性がある。

 PKを専門としている大手ギルドもあったため、非常に危ぶまれる。

 ゲームだから、という理由でPKをするのならば一つの楽しみ方なので構わないが、今はそうではない。

 人間らしさを持っていることを祈ろう。

 


 



 

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レイヤ 職業ソードマン Lv.17

【HP】95/95(+20)

【MP】65/65(+10)


【筋力値】76(+15)

【敏捷値】180(+135)

【幸運値】36(+0)

【魔力値】15(+0)


【攻撃力】77

【防御力】88

【回避率】10

【命中率】15


【装備追加効果】無し

【装備追加セット効果】無し

【装備追加スキル】無し


【称号】無し


【装備武器】バスターツーハンドソード

【装備防具】初心者のシャツ 初心者のズボン スズガントレット スズブーツ 獣のリング+2 ライトイヤリング+2 ライトペンダント+2 

【装備ペット】無し


【習得スキル】スラッシュLv.13 バーティカルLv.11 スクエアLv.8 ホリゾンタルLv.5 ペネトレイトLv.4 鍛冶Lv.7 錬金術Lv.1 細工術Lv.1 エンチャントLv.1 研磨Lv.1 料理Lv.3


【所持アイテム】青色の小さなポーション×3 薄い布の寝袋 イルダブルソード 銅色ハンマー アザーリアの花粉×4 アザーリアの種×6 消し炭と化した肉×25 回帰の結晶 


【所持金】33881MIL




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