世の中は甘くなかった
---------次の日ーーーーーーーーーー
「...シャイニ、朝よ。」
「うーーーーんあと一年...」
「.........長いわ。」
ーーーー数分後ーーーーーー
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!もうこんな時間だ!
何でフォンセ起こしてくれないのさ!」
「私は何回も起こしたわ。」
「ていうかそんなフォンセこそ大丈夫なの?」
「えぇ。今日の私の訓練は午後からだもの。ほら、早く準備しなさい遅刻するわよ。」
うわ。急いで準備しないと。、まぁ専任の人は優しそうだしちょっとくらいならいいだろう。
.....................。
「シャイニ。どうして遅刻したのですか?理由を述べなさい!」
...世の中そんな甘くなかった。
ぎりぎり間に合ったと思えば5分遅れだった挙句、専任の人が怖かったという
不幸に不幸が重なりこうなるに至った。
穏やかそうだなと思っていたあの頃を返してくれ。
「……寝坊しました。」
「不届き者!魔物と戦う兵であるなら、10分前には集合は当たり前です。
いいですね!」
「はい。」
昨日夜遅くまでやっていたというのに厳しいな。
「ペナルティとして突き出しの型を100回!」
これからは早く起きよう。うん。