6月23日
心がそう君を求めていた
言葉では表せないほど
どうしても埋まらないこの距離がもどかしい
今 私のもとに残っているのは
渡せなかった紫のブレスレットだけ
梅雨の冷たい雨が降り出すと必ず
思い出す君のこと…
誤解して擦れ違って終わってしまった
私の味方は君だけだったのに
あの日どうして素直になれなかったのだろう
少ししてから君がまだ私のことを
想ってくれていたことを知った
ごめんねが言えてたら今でも
きっと続いていたかな?
そろそろ先に進まなきゃいけないね
君との想い出を胸にしまって
振り返っても立ち止まらないことを
ここに誓うよ
毎年この日に贈っていた言葉
それも今日で終わりにしよう……
“Happy Birthday.”
6月23日、最後まで読んでいただきありがとうございます。
この作品は、過去の体験を元に書いたものです。
以前書いたBeautiful memory、Memoriesとリンクしていますので、そちらも是非読んでいただければ幸いに思います。