表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
A・L・N  作者: Roa
11/11

+友達+

何年たってるんだっけ(笑

◆◇◇Step by 17◇◇◆


 ———そう。起こるはずのないことが起ころうとしている。

(いや———、起こそうとしていく)


 彼と彼女は言った隕石の衝突は、世界を変える可能性を秘めていた。

(――そう。僕も、彼といると違う自分に――)

(いや――、彼になれる気がした。)


 子供に歴史や、化学なんて分からない。でも、彼や彼女が言うようにそうなると信じて生きていくことなら僕だって出来る。


「さぁ。そろそろ帰るか」


 彼が声を掛ける。

(そうだ、帰ろう。)


◆◇◇Step by 18◇◇◆


「ねぇ。どうして君はマリオンなの」


 帰りの道は、急に友達のような気持ちになっている。何かを一緒に乗り越えた。そんな事実だけが胸に残っていた。


「あなたより強いからよ」


 そういうと、彼女は照れ臭そうにそっぽを向いている。なにがなんだか分からないと慌てていると、彼が僕にだけ聞こえるようにささやく。


(真理とライオンを掛けているんだよ)


「ぁーね」


「何よ?」


 彼女が僕の声を聴くと、少し怒ったように振り向く。彼が笑うので、つられて僕も笑った。





コンスタントって言葉の意味を考えよう・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ