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EP:6

なんだか色々な事情が重なってアップが遅れてしまいましたが、完成したので見てください。

今朝の目覚めは最悪なものだった。コニカが俺を起こしに来たところまではよかったのだが、あいつはあろうことか人が気持ち良く寝ていたところを謎の電流

を僕に流してきたんだ。

「お、おまえ」

「なによ」

「いくらなんでもその起こし方はないんじゃないか?例えばこう、『起きてお兄ちゃん♪』てきな感じで言えば……」

……いやぁ、ちょっとこれはまずったなぁ。明らかにコニカの雰囲気がかわった。

「へぇ……あんたって人をそういう風に見てたんだぁ……」

コニカの眉がピク、ピクと吊り上がっている。

「あ、いやその、なんだ。わ、悪かった。反省している。反省しているんだ。だからそのバチバチと電気を放っている右手を降ろせ?な?」

さすがに朝から二回もこの攻撃を受けたくはない。

「は、話せばわかる!だから一回その手をおろそうぜ!な?」

「うっさい!もっかい寝とけこのロリコン野郎!」

薄れゆく意識の中で僕は絶対ロリコンではないと必死に弁解していた……



「ん……痛たたたた。まだ体が痺れてるや」

とりあえず気絶していた時間を確認しよう。

 む、僕は一時間近くも気絶していたのか。コニカもなんつー威力でやってくれ

たんだ。今日が休みで本当によかった。平日にあいつが来たら気を付けよう。う

ん。

僕は手早く着替えて朝食を食べにリビングにむかった。

僕の両親は共働きで、どちらも朝早くに家を出てしまうので、いつも朝食は自分で作っているんだけど今日は違った。

いつも通り何を食べようか考えながらキッチンへと迎う。そしてキッチンに入ったとき僕はすさまじいものをみてしまった。

キッチンにいたのはなんてことのない、コニカがいた。そしてその手に持つはどこからか持ち出してきた鉈。そして目線の先にいるのは……角と羽が生えて

いるちょっと変わった犬……?

そしてコニカは手にもった鉈を大きく振り上げ、犬(みたいなもの。詳しくはしらないさ)の命を断とうとしている。

「ちょ、ちょっとまったぁぁぁぁぁぁ!」

僕はコニカに飛び掛かり静止させる。

「え?な、なにすんのよ。人が料理してるときにいきなり飛び掛かったら危ないじゃない」

「そう!僕が言いたいのはそこだ!」

「え?ちょっと、どうしたのよ恭平」

いきなりの僕の態度にコニカは戸惑っている。でもそんなのお構いなしに僕は続ける。

「女の子が、殺気を込めて、鉈を振り上げ、謎の生きものを殺そうとしているのを見て、それを料理してるように見えるやつがいるなら僕はそいつを真っ先に眼科に行くようにすすめる!」

コニカは頭の上に?が浮かんでいるのが見えるぐらいに混乱していた。

「あ、あー。いきなり取り乱して悪かったな。よし、落ち着いて話し合っていこうじゃないか」

一番落ち着いてないのは僕っていう突っ込みはナシだ。

「まずはなんでコニカが料理をしているかだ。アイとかハルカさんはどうした?」

「前者はまだ寝てて後者は一回天界に戻って何かするって言ってたわ。あたし以外の人がいなくてお腹が減ってきたならやることは一つでしょ」

「OK。料理を作っていた理由はわかった。次はその鉈をどこから持ってきたかだ」

鉈を使う女の子なんて僕はどこかの村にいて、髪がオレンジな子しかしらないぞ。

「なたってこれのこと?これなら普通に玄関の物置に置いてあったのを使ってるだけよ」

この家にもなたなんてあったのか……今までまったく知らなかったぞ。

「ちゃんと返しておけよ。じゃあ次が最後の質問だ。その生きものはなんだ?」

「これは『犬』なの。こっちの世界にだっているじゃない」

「い、犬?だ、だってこれには角とか羽とか……」

「あなたは『犬』を見た。ううん、何もみてないわ。わかった?」

な、なんなんだこのコニカから溢れ出てくるオーラは!きっと心が弱い人なら

この威圧感で意識を失ってしまうだろう。

「う、うん。僕は『犬』しか見ていないよ」

あまりのプレッシャーにうなずくことしかできない。なんとなくだけれど母の威圧感に似ている気がする。

「まぁいいわ。私は料理の続きをするからあんたは向こうで座ってなさい。」

「おぉ、作ってくれるのか。とっても助かるぞ」

朝食を作るのは意外にめんどくさいから代わりに作ってくれるというのはとて

もありがたい。だけど、

「おまえあの『犬』料理に使う気だろう」

「……わ、私は忙しいんだから話し掛けないで」

「図星かよ……」

「う、うっさい!あれだって焼いたりするとおいしいのよ!」

結局食べるんかい……

「あーまぁ普通に食べれる料理にしといてくれよ。僕はこんなところで死にたく

はないからな」

「大丈夫。きっと人間も食べられるはずだから」

 人間も食べられるって全く安心できないんだけどなぁ。まぁここはコニカを信頼して作らせてみるか。『犬』は出来るだけ食べたくないけどね。

「さて、気合を入れて頑張りますか」

「ちょっと待ったーーーーー!」

 凄まじい勢いで飛んできたアイがコニカの手を止めた。

「な、なんなのよ。みんなして叫びながらあたしに飛び掛ってきたりして」

「今日の朝ごはんは私が作ろうとしてたのにぃ!」

「そ、そんなの知らないわよ。あんたの起きるのが遅いのがいけないんでしょ。あたしは悪くないわ」

「で、でもぉ」

 コニカの意見にも引き下がらないで反論するアイ。そんなに飯が作りたかったのか?

「おいおい、こんなことで喧嘩するなよ」

『こんなこと……?』

 なんでいきなり二人の声がはもるんだ?しかもなんだか僕のことをにらみつけてるし。

「いや、だってただ料理するだけだろ?それなら一緒に作るとか明日どっちかが作るようにすればいいじゃないか」

「うっさいばか!あんたはなんにもわかってないわね!」

「ばかとはなんだ、ばかとは」

「ばかはばかなのよ!」

 なんかひどい言われようだな。ただ俺は普通のことを言っただけなのに……

「わ、私は譲る気はないですよ……!」

 なんということだ!アイとコニカの間に火花が飛び散るのが見える!

 このまましばらく睨み合いが続くと思われたが、それは思わぬ形で中止となった。

『ピンポーン』

「ん?誰か来たぞ」

 来訪者を告げるチャイムが家に響き渡り僕は玄関へ走っていった。

「ういーっす」

なんと僕の家を訪ねてきたのは……

「誰だっけ?」

 目の前の奴が盛大にこけた。

「おっ、おまえ!唯一の親友を忘れたのか!?」

「ボクニハアナタミタイナヘンナシンユウハイマセン」

「お前ふざけやがって!この、この」

 目の前の奴こと宮野内元貴(覚えてない人は第3話へGO!)は僕を殴ってきた。

「い、いたいいたい!元貴調子に乗りすぎ!」

 無理やり距離をとって攻撃をやめさせる。

「で、今日は何しに来たんだよ」

 あえて不機嫌そうな感じで話しかける。

「いやぁ、今日はとてつもなく暇だったしそれに恭平も暇してるだろうって思って遊びにきたんだよ。ハッハッハ」

 なんかいきなり一人で笑い出すしそれに僕は暇じゃない。

「僕はお前みたいに暇じゃないんだ。今すぐ帰れ」

「いや〜ここまで来るの疲れたからお茶でもくれよ」

 元貴は僕に許可をとりもしないでずかずかと家に上がりこんできた。そしてリビングの扉を思いっきり開け、目の前の状態に目を丸くさせた。

「お、おい恭平」

「なんだよ元貴」

「ここお前の家だよな。」

「そうじゃなきゃ僕はこの家にいない」

「じゃあ目の前にいる見知らぬ少女達はなんだ?」

「ただの居候だよ」

「へぇただの居候ねぇ」

「そう、ただの居候」

「……」

「……」

「てめぇ!いつの間に家に女の子泊めてウハウハ生活送っていやがんだ!」

 元貴はいきなり僕の胸倉をつかんで、がくがくと揺らし始めた。

「ウハウハ生活なんてやってねぇ!それと色々理由があるんだ!」

 興奮した元貴をなだめて僕は今までのことを話し始めた。




「ふーん、アイちゃんは地面から出てきて、ここにいないハルカさんとやらが空から降ってきて、コニカちゃんが異次元からやってきたってわけか」

「その通り」

「……誰がそんな話信じられるかぁ!」

「僕だって未だに信じたくないよ!」

 またもや言い合いになる僕たち。

「はぁ、なによこいつら。うるさいわね」

「にぎやかなのはいいと思うよ」

 二人で全く違う反応を見せるアイとコニカ。

「とりあえずどっちが料理を作るか決めましょう」

「の、望むところよ!」

「いやいや、どうやって決着つける気ですか」

「そ、それは……」

「なぁなぁ」

「なんだよ元貴」

「二人は料理を作りたいわけだろ?」

「そうらしいけど」

「だったら二人で料理対決とかしたら面白いんじゃないか?」

『料理対決?』

 二人の声がまたもやはもる。

「そ。これだったらどっちも料理が作れるし白黒も決めやすい」

「誰か審査すんだ?」

「俺と恭平でいいだろ」

「場所は?」

「ここで」

「材料は?」

「この家にあるもの何でも使ってよし、制限時間は1時間」

 なんか勝手にルールが決まってるし。

「料理対決ね!燃えてきたわ!」

「私だってコニカちゃんには負けないんだから!」

 そして勝手に熱くなってるお二人さん。

 一体どうなっちゃうんだろう……


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