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名もなき魔術師の一生  作者: きゅえる
【2章】
48/106

【51】エリー、モニカと再開する(5)

【23】


「エリー……」


 モニカは、エリーの姿を信じられない気持ちで見上げていた。明らかに戦闘体制に入っている。戦うつもりだ。


「ここを潰されるわけにはいかないからね。あたしも、戦わせてもらうよ」


 先々日と言っていることが違う。やはり、あの時の話は、罠だったのだろうか。

 唐突に、エリーが話しかけてきた。


「ハインツさん、提案なんだけどさ。一騎打ちにしない?」


 ハインツが身じろいだ。しかし、口は開かなかった。エリーの意図が全く分からない。顔で推し量ることもできない。無表情だ。


「なんだ、やはり知り合いだったのか?」


 唐突に木の上から男の声が聞こえた。ハインツには、心当たりのある、懐かしい声だ。

 エリーは、その言葉に反応して、上を向いた。


「フェリクスか……」


 できれば、会いたくなかった。


「よう、ハインツ。久しぶりだな。お前にやられた傷が、まだ疼くぞ」


 フェリクスは、馴れ馴れしい様子で話しかけてきた。ハインツは、渋々といった様子で言い返す。


「お前が悪い。人を殺せば、処罰されるのは分かっていただろうに」

「ふん、ちゃちなコソ泥を嬲り殺して、何が悪い」

「……それでも、お前が悪い」

「また、それか」


 次の瞬間、ドガン、と何かが粉砕される音がした。木々が衝撃でザワザワと揺れる。葉っぱが、大量に落ちてきた。


「いつも、いつも! てめえの! 良い子ちゃんぶりには、イラつくんだよおおお! 今日は、ここで、死ね!」


 フェリクスが絶叫した。

 そんな会話をしている間に、エリーは魔法を唱えていた。彼女の周辺に、大量の風球が浮かぶ。その球の中に、石が封じ込められている。


「風の魔法は、使わない方がいいよ。既にあたし以外の人間が風の魔法を使うと暴走するような〈属性場〉を展開したから」


 彼女の言うことが本当ならば、ロスの戦闘能力は、ほとんど奪われたことになる。ボニーは大丈夫だろうが、空を自由に飛ぶ相手に大剣使いは不利だろう。モニカもコルも、上級魔術師相手には、荷が重い。


「なるほど、一騎打ちするしかないわけだ」


 エリーは、空中にふらふらと揺れながら、鼻で笑った。


「別に、一騎打ちでなくてもいいよ。それなら、この石つぶてが、後ろの人に降り注ぐだけさ。仲間も、戦いに参加する。彼女たちを守りながら、戦えるかな?」


 ハインツは、状況を誘導されているのを感じていた。しかし、他に手がない。


「皆、下がっていろ」


 ハインツは、背後の仲間に声をかけた。

 そして〈複合弓(コンポジットボウ)〉を構えながら、戦闘体制に入る。


「ハインツさん……」


 これはモニカの声だ。

 エリーから、視線を外さずに応えた。


「モニカ、大丈夫だ。止めは刺さない。エリーを正気に戻してやる。ちょっと待っててくれ」

「はい……」


 エリーは、わずかに不愉快そうな顔をした。

 だが、直ぐに無表情に戻り、石を内包した風球が、高速で回転を始める。


「準備はできたみたいだね。それじゃハンナっち、計画通りに。後は頼んだよ」


 エリーは、んっ、と艶かしい声を出して、首ががくんと落ちた。そして、顔を上げると、先ほどよりは感情が溢れた、別人のような表情になった。


「どっせー!」


 奇妙な掛け声と共に、石つぶてがハインツに襲いかかった。


「くっ!」


 近くの木に、無我夢中で飛び込んだ。胸を打って、息が漏れた。エリーの石つぶては、先ほどの敵の矢とは、比べ物にならない程の速さだった。雨のようにドスドスと地面に直撃し、埋め込まれていった。

 慌てて敵の拠点に飛び込んだのが、裏目に出た。この状態では、エリーの魔法が届かない位置まで、下がることは難しい。


「ほらほら、木は盾にならないよ!」


 ハインツの隠れている木の縁から削り取られていく。

 明らかに、相手はハインツを舐めている。普通の戦闘では喋らない。特に魔術師は、精霊との交信が重要だ。敵との会話はそれだけ、魔法が使えなくなることを意味している。


「油断してていいの? 石つぶてだけじゃないよ?」


 爆風が顔を撫でた。

 恐らく、圧縮した風球を破裂させたのだ。痛くはないが、木陰から体を弾き飛ばすぐらいの威力がある。

 たまらずに、ハインツは木から飛び出した。


「そうそう! 逃げ回るんだよ!」


 ハインツは、次の木に飛び込んだ。

 魔法には、必ず息継ぎがある。ハインツはいつも、その瞬間を狙って攻撃した。そろそろ、風球の数がなくなってきたはずだ。

 今度は、エリーの様子をうかがいながら、木から飛び出した。


「ほらほら! 油断しちゃだめだよ!」


 絶え間なく降り注ぐ石の一つが、ハインツの太ももにかすった。なんとか、次の木に飛び込んだ。

 太ももの打撲のチクチク感を感じながら、今、見た景色を思い出していた。


 ありえない。


 エリーの周辺に浮いていた石つぶての数が、全く減っていなかった。しかし、こうして木に隠れている間にも、石つぶてが木を削りとっている。補充している時間などないはずだ。


「ひょっとして、魔法の息継ぎを狙ってた? 残念でした!」


 背後の風球が、爆発した。

 不意打ちをくらったハインツは、木陰から押し出された。

 咄嗟にエリーを見る。加速された石つぶてが、視界いっぱいに広がった。腕で顔を守る。

 腕と腹に、石つぶてが直撃。鈍い衝撃が貫通した。


「ぐっ!」


 歯を食いしばった。

 足に力を入れて、走り出した。次の木陰に隠れた。

 このままでは、攻撃の手すら出せない。手持ちの矢は〈爆弾矢(ボムアロー)〉と〈曲がり矢(カーブアロー)〉と魔法付与前提の鉄矢だ。

 何か作戦を立てなければ。


「休んじゃだめだよー!」


 ドゴッと響く鈍い音と共に、背にしていた木が揺れた。

 いくつもの石が木の幹の芯に当てているのだろう。次の木に向かって、飛び出した。

 走りながら、作戦を考えた。

 まず、木を乗り継ぎながら少しずつ、エリーとの間合いをを離していく。とにかく距離を保てば、こちらが有利になる。

 次の木に、飛び込んだ。


「やめろ!」


 突然、エリーの声が妙に遠い声で聞こえた。

 木を飛び出して、ジグザグに走行しながら、様子を見た。

 エリーの石つぶてが、生き残りの敵の体に降り注いでいた。


「一……打ちだと……ったは……だ」


 よく、聞き取れない。

 どうやら、一騎打ちに割り込もうとした誰かを、エリーが牽制したらしい。妙なところで律儀だ。

 風球と石つぶての動きが、止まっている。


 ん、んん?

 何かが、変だ。


 違和感を覚えたが、とにかく今が好機だ。

 鉄矢をつがえ、エリーに向けて、真っ直ぐ撃ち込んでみた。不自然に風が吹いて、矢がそらされた。

 やはり、エリーには〈矢除け(アンチアロー)〉がかけられている。普通、これを破るには〈追尾(ホーミング)〉の風魔法が必要だ。

 だが、これは一騎打ちだ。仲間の援助は得られない。


「いやー、ごめんねー!」


 エリーは、ハインツの方に向き直り、再び、石つぶてを解き放ち始めた。慌てて木の影に飛び込んだ。背中を預けている木が、ミシミシと揺れはじめた。

 先ほどの違和感が何だったのかを考える。


 そうだ。声の大きさだ。


 さっきから、それなりの距離があるのに、やけに声が大きく聞こえる。そして、さっきの良く聞こえなかった言葉。

 多分、魔法だ。


「隠れてないで、出てきなさーい!」


 風球が炸裂した。たまらず、木から飛び出した。そして、次の木に飛び移る。


 やはり、変だ。


 わざわざ魔法を使ってまで、忠告じみた言葉を投げかけてくる。しかもその声は、ハインツ以外にはよく聞こえてないことになる。


「ひょっとして……本当は戦う気ないのか?」


 相手に聞こえるのかもしれない。なんとなく、独り言のように呟いてみた。すると、ピタリと石つぶてが止んだ。

 恐る恐る、木影から顔を出してみた。

 次の瞬間、石つぶてが飛んできた。急いで顔を引っ込めた。

 風の〈精霊の子(エルフ)〉であるエリーには〈音の精霊(エコー)〉は使えないはずだ。しかし、違う精霊であっても似たような効果を及ぼせる魔法があると聞く。〈火の精霊(サラマンデル)〉でも灯りとして使えるように。

 ただの偶然かもしれない。もう一度、話しかけてみる。


「エリー、聞こえているのか?」


 再び、石つぶてが止んだ。

 やはり、聞こえている。恐らく、風で声を増幅させて運んでいる。

 しかし、それを吹っ切るように恐ろしい事を言い出した。


「さあ、そろそろ飽きたな、上から一気に攻めるか!」


 何をするかわからないが、上からの攻撃は防ぎようがない。エリーの様子を伺う。

 石と風球が全て無くなっていた。魔法の息継ぎは本人が否定している。


 ということは。


 ハインツは全力で、エリーの方に向かって走り出した。

 予想通り、そこら中から葉っぱがこすれる音が聞こえ始めた。


 来た。


 〈石の雨(ストーンレイン)〉が広範囲に降ってきた。木の影など関係ない。雨がハインツを追いかける。背後で、ドスドスと石がめり込む音がする。


 全力で走る。

 跳ぶ。

 転がる。

 跳ね起きる。


 安全圏は、エリーの真下以外は考えられない。

 手持ちの弓を壊さないように、上手く持ち直す。とても頑丈に作ってあるから、大丈夫なはずだ。万が一、壊したら目も当てられない。

 エリーの真下まで約15歩。走りながら鉄矢を取り出す。撃つ。ここまで至近距離なら、矢はそらしきれない。矢はエリーの肩にかすって飛んでいった。

 風球がないなら、話は別だ。魔術師は魔法詠唱にタメがある以上、近接戦に無防備だ。補充をさせない限り、負けない。

 急接近してくるハインツに、エリーは驚いたようだ。上空に飛ぼうとする。すかさず、飛んでいく方向に矢を飛ばした。

 ここは、絶対逃がさない。

 追い詰める。


「シロ!」


 竜の咆哮が、森の中にこだました。

 頭上から物凄い速さで、何かが飛んでくる。そして、ハインツは爆風に煽られ、吹き飛ばされた。頭から、地面に落ちた。


「あっはっは……エリー、負けちゃったよ」


 一瞬、上下が分からなくなったハインツは、確かにその声を聞いた。

 頭を振って、立ち上がった。弓がない。吹き飛ばされた時に何処かにいってしまったらしい。

 見上げると、そこには白い〈翼竜(リンドヴルム)〉が立っていた。というより、フラフラしていた。木に頭をぶつけたらしい。近くの木が、何本かへし折られている。


「おいおい……」


 エリーは〈翼竜(リンドヴルム)〉の頭をさすっていた。

 聞いたことがある。敵が竜が飼っている話を。まさか、ここで出てくるとは思わなかった。


「ハインツさん、ごめんねー。ハンナっちが、シロを呼び出しちゃった。だから、あたしの負けでいいよ」


 エリーは竜の頭を撫でながら、やけに軽い気持ちで言った。


「エリー……なのか?」

「今はね」

「あれこれ、戦闘中に話しかけてきたのは、お前か?」


 動きが止まる。

 それから、ハインツの言葉を無視して、竜に乗り上がった。そして、手綱を操りながら、見向きもせずに言った。


「今は、そんな事を言っている場合じゃないと思うなー。あたしの目的は、一応、果たしたから」


 ハッと上を向いた。

 槍が降ってきた。

 何も考えずに、前に転がる。


「〈風の中位精霊(エアリアル)〉よ! ここから飛び立たせろ!」


 エリーの詠唱が終わった瞬間に、周囲に暴風が吹き荒れた。唸る風の音が、全ての音をかき消す。

 目の前にフェリクスがいる。

 何も聞こえない音の中、槍で襲って来た。

 ハインツは数歩下がってかわす。


「そいつの槍に、気をつけてねー。かすっただけでも、致命傷だよー!」


 徐々に激しくなる風の音の中、妙によく聞こえるエリーの警告が、耳を叩く。

 目を開けているのも、立っているのも難しくなってきた。

 それでも視界の端で、フェリクスが襲ってくるのが見えた。ひたすら、後ろに下がって距離を取る。


 ついに、羽を広げた竜が宙を浮いた。枝をへし折りながら空へと飛び立っていく。後には、地に落ちた大量の針葉樹の枝が残されていた。


「ふん、あのアマ。口ほどでもなかったな。お前の武器を失わせたのは、評価してやるが」


 フェリクスは勝ち誇った顔で、槍を構えた。

 黙って攻撃すればいいのに、と思うが「過程を楽しめ」という信念が、彼の手を休ませているのだろう。

 ハインツの仲間も、フェリクスの仲間も、こっちに向かってきている。時間稼ぎには丁度良い。ついでに落とした弓を目だけで探す。


「フェリクス、ずいぶんとご機嫌だな。何か良い事あったのか?」


 彼は、忍び笑いを漏らした。槍の穂先が、上下に揺れる。


「クックックッ……。そうだ、ご機嫌だともさ! お前にはある意味、感謝してるぜ。あの女のおかげで、俺は開放されたんだからなあ!」


 女?

 男ではないのか?

 

 ハインツは少し気になったが、深く考えるのを止めた。動揺を誘う嘘かもしれない。ただ、マテウスとは別の人間が裏にいる可能性だけは、頭に入れておく。


「ハインツゥ、目が泳いでいるぜ? クックックッ……弓はもうないぞ?」

「……なんだと?」


 ハインツの焦りが大きくなる。フェリクスの忍び笑いが、一層、大きくなった。


「ふん、だから、言ったろう。あのアマを評価するって。お前の手から離れた弓を、風で俺の手元にまで運んでくれたぜ?」


 バカな。

 エリーの「目的を達成した」とは、そういう意味だったのか。言われてみれば、一騎打ちの最中は、仲間から離れるように誘導されていた節がある。


「さて、楽しいお喋りはここまでだ。お前の仲間が来る前に、片をつけるか」


 フェリクスの笑みが、一層強くなった。


 次の瞬間、踏み込んできた。

 瞬速の突き。

 紙一重でかわす。

 地形が良くない。

 不利だ。


 後ろが見えない。

 下がれない。

 左右によける。


 フェリクスの突き。

 右へ避けた。


 なぎ払い。

 左腕で、刃のない部分を払い上げた。


 そのまま、槍を半回転させて、柄を振り下ろす。

 両腕を十字にして、頭上で受け止めた。


 反動で槍が逆回転。下から刃が襲ってくる。

 一か八か、バク転した。

 なんとか地面に着地する。


 さらに槍による追撃がくる。

 右にかわした。


 ハインツは、フェリクスの刃と柄による多段攻撃を、命を削る思いでかわし続けた。

 残された武器として一応、短剣はある。しかし、槍の攻撃を受け止めるには不安がある。第一、抜く暇もない。

 段々と「このままではやられる」という考えが、頭をよぎり始めた。「かすっただけでも致命傷」という言葉が、重くのしかかる。

 しかし、永遠とも思えた一瞬の攻防は、フェリクスの攻撃中断によって終わった。

 ハインツは、頭に疑問符が浮かぶ。


「ちっ、時間切れだ」


 フェリクスは、大きく後ろに飛び下がった。

 彼がさっきまでいた位置に、銀白色のサーベルが二本、突き刺さった。


「ロスか!」


 思わず、見上げた。

 ロスは、空を飛んでいなかった。彼女は、木の幹の上に立ちながら、赤い外套をたなびかせ、両手にサーベルを持っている。


「ここは、私の独壇場よ。ハインツは下がりなさい」

「恩に着る! あいつの槍は危険らしい! 気をつけろ!」


 ロスは返事も返さずに、木の幹から飛び降りた。

 飛び降りながら、二本のサーベルを投げる。

 フェリクスは、サーベルを槍で跳ね上げた。金属音が鳴り響く。跳ね返されたサーベルは回転しながら、宙を舞った。

 地面に着地したロスは、最初に投げた二本を抜き取り、そのまま、発射する。

 今度は、避けられた。

 ロスは、二本のサーベルを新しく抜きながら、飛び上がる。今度は頭上から投げ下ろす。

 これも、避けられた。

 所持している合計8本のサーベルを全て使い、あるいは拾い上げて、前から、後ろから、上から、下から、投げつける。

 フェリクスを圧倒した。


「このまま、押し切れるか……?」


 だが、ハインツの言葉も虚しく、敵の仲間が到着。弓を持った〈羽根つき帽子〉が姿を現した。


「フェリクス、やられっぱなしだな」


 〈羽根つき帽子〉は、ニヤニヤとしている。


「おい、さっさと助けろ!」


 フェリクスは、必死にサーベルを叩きつけながら、声を荒げた。


「あーあ、分かったよ。ちゃんと、分け前を寄越せよ?」

「分かったから、さっさとやれ!」


 〈羽根つき帽子〉は弓を引き絞った。

 ロスは当然、反応する。〈羽根つき帽子〉に向けて、サーベルを放とうとする。だが、一歩遅れた。

 放たれた矢は、ロスのいる木に当たり、突然、燃え出した。突然の火に面を食らったロスは、他の木に飛び移る。


「さて、じゃんじゃん、行きますか」


 〈|羽根つき帽子〉は次々と、矢を放っていく。冬の乾いた木には、火がよくつく。

 ロスはサーベルが回収できずに、どんどん追い詰められていった。


「さぁて、ハインツさんよぅ、お前は後だ。そこで黙って、無力感に打ちひしがれていな」


 サーベルの攻撃から開放されたフェリクスは、ロスに向けて槍を構えた。

 実際、ハインツは悔しかった。武器を奪われては、何もできない。矢筒には、まだ少し矢があるが、手で投げてみたところで、効果はあるかどうか。

 ロスは、逃げるわけにもいかず、ついに地面に飛び降りた。持っているのは、一本のサーベルのみ。

 ついに、フェリクスに向かって突進した。交差する瞬間、赤い外套を脱ぎ捨てた。

 視界を奪ったロスは、フェリクスの上に向けて飛び上がった。そして、背後から、サーベルを投げた。

 命中した。


 しかし、フェリクスが振り回した槍の穂先も、ロスの右脇腹をかすめた。

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