誤解
随分と遅くなってしまいました
警察署に着いた。
「ほら、降りて。」
厳しい口調で言われる。
僕は無言でパトカーから降りると、警察官について、警察署の中に入った。
中に入ると受付の人にガン見された。
「ここにいて。」
取調室に入るのかと思って入るとそこは自販機がおいてあり、休憩室っぽかった。
しばらくすると別の警察官が入ってきた。
「で、君の名前は?」
「僕は何もしてません!!。」
「いいから教えなさい。」
「・・・・・高橋俊介です。」
「はい。じゃあ次は電話番号。」
「・・・0○○-5○○○-2○○○」
「お母さん家に居る?」
「います。」
「君。これ掛けて」
若い警察官に番号を書いた紙を渡した。
ピプポポパプパプペポパ・・・トゥルルルル、トゥルルルル、トゥルルルル、トゥルルルル・・・
「・・・え〜○○警察署です。お子さんが万引きされました。至急来てください。」
ガチャッ
「いらっしゃらなかったので留守番入れときました。」
「ありがとう。」
「で、万引きしたんだって?」
「してません!」
「だって見た人がいるんだよ?」
「人違いです。」
「じゃあレシート見せて。」
「分かりました。」
ポケットに手を突っ込む。
あれ、無い。財布も見てみるが、無い。
「嘘はいかんとですよ〜。」
「ちがいます!落としただけです。」
電話だYO!。電話だYO!。電話だYO!
何かと思ったら、警察官の着ボイスだった。
ピッ
「はい、後藤です。はい・・・・はい・・わかりました。失礼しまーす。」
ガチャッ
「疑っちゃってゴメンね〜。あのね、新人の万引きGメンさんが間違えちゃったらしいんだ。」
「(°Д゜)・・・」
・・・・・2時間後・・・・・
「あら、もうこんな時間だね。」
後藤さんと打ち解けて話してたらこんなに時間がたってしまった。
「よし、ラーメンの出前とろうか。」
イメージではカツどんだったのに以外だった。
・・・・・30分後・・・・・
ラーメン到着。絶妙なスパイスの匂いが鼻をつく。
かなり美味かったラーメンをたいらげ
「今日お母さんこれないから、ここ(休憩室)に泊まってって。」
聞いてないよォォォォォォォォ!!
「じゃ、お休み〜。」
ぎ〜〜バタン・・・
ここで寝ろって言われたって、勘弁してくれよ〜、、、
考えているうちに寝てしまった。