第20話 四天王 ~前編~
今回は、四天王回です。
ゆるく読んで頂けると嬉しいです
魔王は、いつになく悩んでいた。
魔王
「うーん、うーむ…しかし……うーむ………よし、決めた!」
コンコン
悪魔魔道士
「魔王様入りますよ。」
魔王
「よいぞ」
悪魔魔道士
「魔王様どうなされたんですか?外までうめき声が聞こえたんですが」
魔王
「うむ、ちょっとこれを見てほしいのじゃが」
悪魔魔道士にある、資料が渡された
悪魔魔道士
「…魔王軍の…イメージアンケートですか?」
魔王
「うむ。魔領域でアンケートをとっての…ちょっと気になる点があるんじゃが、悪魔魔道士君はどこだと思うかね?」
悪魔魔道士
「…ちょっと拝見しますね」
悪魔魔道士は、思いの他まとめられたアンケート結果に感心しつつ、資料を読み進めた
悪魔魔道士
(どこだろう?…良い30%、悪い30%、かわいい1%、恐い10%、面白い2%、かわいい1%、ジークナオン0.1%、その他30%……ん?)
悪魔魔道士はある違和感に気が付いた
悪魔魔道士
「魔王様、これ全部足しても100%になりませんよ」
魔王
「そこではない」
そこではなかった
悪魔魔道士
「じゃあジークナ…」
魔王
「そこでもない」
そこでもなかった
悪魔魔道士
「…うーん、どこですか?」
魔王
「悪い30%、恐い10%…ネガティブな意見じゃ…」
悪魔魔道士
「うーん、まぁ、妥当じゃないですか?少なくともネガティブな意見はありますよ」
魔王
「好かれたいじゃ…」
悪魔魔道士
「え?」
魔王
「わしは、みんなに好かれたいんじゃ!」
魔王の目に迷いはなかった。曇りなき眼で、「好かれたい」そう言い放ったのだった
悪魔魔道士
「…まぁ、動機はどうあれ、確かにイメージアップすれば世界征服も捗るかもしれませんね」
魔王
「そうじゃろ、そこで考えたんじゃ…魔王軍のイメージ戦略を…わし直々に!」
悪魔魔道士
「どんなですか?」
魔王
「ふっふっふ、鍵は《四天王》じゃ!」
悪魔魔道士
「四天王…ですか?」
魔王
「そう…聞いて驚くでないぞ………
魔王軍をPRするためのイメージキャラクター《魔王軍公認アイドルユニット四天王ズ》を結成する!!!!」
ガガーンバリバリバリバリ
魔王の後ろで神鳴が轟いた
悪魔魔道士
「…そうですか…アイドル……
ところで魔王様、話は変わりますが、何でアンケートのパーセンテージは100%じゃないんですか?」
魔王
「……それは間違いじゃ」
それは間違いだった
ーー次回 四天王 ~後編~《魔王軍公認アイドルユニット四天王ズ》企画会議
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回後編です。
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