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第9話 魔王軍新人採用面接をする

今回は、採用面接回です。

新キャラが登場します。


暇な時ゆるく読んで頂けると嬉しいです

魔王軍は、戦略強化の為、新人採用面接を行っていたーーー


「…以上になります」


悪魔魔道士

「わかりました。本日の面接は以上です。ありがとうございました」


「ありがとうございました。失礼します」


バタン


魔王

「うーむ、今の子も良かったんじゃが…なかなかピンとくる子がいないのぉ…」


悪魔魔道士

「そうですか?私は今の子は良かったと思うんですけどね。魔王様はどういった基準で選考してるんですか?」


魔王

「目じゃ。『やってやるぞぉ』という目をした者を、我が軍に迎え入れたいと思っておる」


悪魔魔道士

「はぁ…そうですか。じゃ次の魔物呼びますね」


魔王

「うむ」


悪魔魔道士

「次の方、どうぞー」


「失礼しまっす」


悪魔魔道士

「それでは、自己紹介からお願いします」


「僕の名前はオークと申しまっす」


悪魔魔道士

「よろしくお願いします。オーク君は何故魔王軍を志望したんですか?」


オーク君

「はい、御軍の《明るく楽しく世界征服》という、理念に惹かれたっす」


魔王軍の求人票にはこうあった。

弊軍は《明るく楽しく世界征服》をモットーに、世界征服を進行中です⭐アットホームな雰囲気、残業なし、ノルマなし、

世界征服の経験がなくても大歓迎です。

※若手(2才)が活躍中

※社内恋愛推奨


魔王

「なるほどのぉ。世界征服は危険なこともあるが、それは大丈夫かのぉ?」


オーク

「大丈夫っす」


魔王

「親御さんには反対されんかったか?」


オーク

「はいっす!」


魔王

「理解あるご両親じゃな」


オーク

「はいっす…ただ、母は健在なんでっすが、父は…」


魔王

「亡くなっておるのか?」


オーク

「人間に食われたっす!」


魔王

「なんじゃと!?…すまぬ嫌なことを聞いてしもうて」


オーク

「大丈夫っす!実は、僕の父は豚なんでっすが、人間に捕まって、出荷されたそうっす」


魔王

「なんじゃと!つまりお主は…」


オーク

「はい!豚とオークのハーフっす!」


魔王・悪魔魔道士

(ほぼ、豚じゃないか)


悪魔魔道士

「ま、まぁそれで人間に復讐したいということですか?」


オーク

「違うっす。明確に違うっす。食物連鎖なんで仕方ないっす。自然の摂理っす」


魔王・悪魔魔道士

(達観してるなぁ)


オーク

「復讐は何も生まないっす。食物連鎖は仕方ないっすが、悲しみの連鎖は僕が食い止めるっす」


魔王

「なるほど!世界征服をして、お主の理想を実現したいわけじゃな!」


オーク

「はいっす!!!!」


とても気持ちのいい返事だった。魔王はそんなオーク君の目に『やってやるぞぉ』という雰囲気をなんとなく感じたような気がした。


魔王

「採用じゃ!!!」


悪魔魔道士

「まっ、魔王様!?結論が早過ぎませんか?」


魔王

「よい、よい。オーク君の熱い気持ちがしっかり伝わった。良い目をしておる」


悪魔魔道士

「ですが…」


魔王

「わしは人を見る目があるんじゃ」


悪魔魔道士

(しかし、今の面々をみるとなぁ…)


魔王

「オーク君、これからよろしく頼むぞ」


オーク

「ありがとうございまっす!だだ一ついいでしょうかっす?」


魔王

「ん?なんじゃ?」


オーク

「現在進行中の選考が他にもあるので、入社は一度検討させてもらいたいっす!」


魔王

「え?…そうなの?」


オーク

「はいっす!!!!!」


今日1番の返事だった。魔王の熱い気持ちは、オーク君に伝わっていなかった。


その3日後オーク君から、魔王軍に入軍の連絡が入った。



ここまで読んでいただき、ありがとうございます。


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