鼻とパスタはすすらない
鼻とパスタはすすらない。今から宣言だ。
俺は昔から鼻をすすって行きてきた。親から鼻をかめと言われてもその場の面倒臭さに身を委ねてすべてすすってきた。あるいは、ティッシュでかむことを強制されてかもうとしても、もう戻す作業しかできないようになっていたせいですする以外の選択肢を捨てていたからかもしれない。鼻をすするという動作が自分界隈の中で脚光を浴びてきたのはミソフォニア鼻フェーズに突入したときからだった。他人が鼻をすする音が鬱陶しくて鬱陶しくて仕方がなくなったのだ。それから自分の行いに関しても反省の必要があるとして、鼻すすりを自分ルールで禁止しようと試みた。だが!幼少期から培ってきたクソみたいなすすり技術は衰えを知らない!昔取った杵柄とはまさにこのことなんだと、悟った瞬間でもあった。私は制御に失敗したのだ。悔しいったらありゃしない。そこから何か他のことに打ち込む時期を通過した後にまた、この鼻すすりと決着をつけるべき時が来た。そう。今だ。私は人前で鼻をすするという行為を禁止します。そしてこれは自分ルールで鼻をすすろうものなら自害するだけの覚悟を持って生活しようと思います。
次にもう一つ、俺が許せない行為がある。それはパスタをすする奴だ。俺はそういう手の人を全身全霊を賭して否定して、反抗する。パスタはエレガントにたべるべきなんだ!俺は一貫してすすらない姿勢を示し続けて、更にこのパスタ思想をプロパガンダすることが今の目標だ。だからみんなパスタはすすらずに地中海のラテンな人々のエレガントな食べ方を想像して、パスタを楽しんで欲しい。現場からは異常です。じゃあ。




