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八話 ゴブリンキングを倒したのは...?

俺は目が覚めると、古びた木材の天井が見えた

ベッドの上だろうか...

状況がわからず、とりあえずと思い、ベッドを立ち上がる。

見覚えがない景色だな...外に出るか。


ドアを開けると、そこには...UO, METYA BIZIN YANKeeeeee!!

おっと、英語になってしまったな、すごい美人さんや誰なんや?この世界の人たち大抵は美形なのにそれ以上って...


「あ、あの!大丈夫ですか?」

「ふぇ?あ、あぁ大丈夫です!ここってどこですか?」

「えっと、ここはセラピア治療所です、、、」


治療所、、、あの後どうなったんだ?

「す、すいません!アナさんとヒリカさんってどうなったんですか?」

「今は一階で、ゆっくりしていますよ?楽さんと違い軽傷だったので」

「軽傷!?どうしてですか?あの化け物はどうなったんですか?うっ、、、」

「まだ頭の傷が痛むと思うので安静にしていてください。それと、こちら痛み止めの薬ですのでお飲みください、飲み水はそちらの机にありますので」


頭?

俺は頭を触ると包帯が巻かれていた

あの化け物は誰が倒したんだ?あの二人は軽傷なのか、、、なら良かった


とりあえず薬飲んでベッドで休むか


ーーーーギルド内ではーーーー

ひとつの大部屋で会議が開かれていた。

「ゴブリンキングは誰が倒したんだ」

ギルド長が口を開く。

「あの二人なんじゃないんですか?だってあのふたり軽傷だったじゃないですか」

Aランクパーティの獅子の月であるメメ・リクが口を開く


「それがあの二人、自分たちは倒していないと言うんだ」

「え?でも、あいつら軽傷だったじゃないですか」

「それが、俺たち本当は重症なはずで誰かが助けに来て治癒してくれてたのかと思っていた、とさ」

「は?じゃああの新人が倒したってのか?」

「それはない、、、と思っているんだが、彼は一日で攻撃系の能力を習得しているんだその可能性はある」


「一日で攻撃系の能力をか?スキルの宝玉を手に入れたのか?いや、でもあれは魔素量が高密度かつ多量の雨が降らなければ生成されないはずじゃ…新人の行った森はその条件を一つも達成していないじゃないか、、、」

「まぁ落ち着け、何かがあるのかもしれない」

「とりあえずこの話もあいつが来てくれれば、万事解決だろうよ」

同じくパーティランクAの食材の狩人のリーダー、セテス・パラシューテが腕を組み席に座っていた


「そうだな」


この場にいる皆は誰かを待っている様子だった

その時だった、キィとドアが開く音が聞こえ、みながドアの方向を向くとシルクハットを被った美少年がいた。


「やぁやぁ、みんな待ったかね」

彼は紳士のようにハットを持ち、お辞儀をする。


「いや、待ったよ!シュルトでだ、さっそくだがお前に頼みたいことが....」

「嘘つきを探してくれでしょう?」


少年の名はシュルト・リベルス。彼の素性を知るものは極わずかなほど不思議な存在だ


「話が早くて助かる」

「で、誰を探ればいいんだい?」

「ラクってやつとアナとヒリカだ」

「彼らに何かあったのかな?」

「ゴブリンキングの亜種なのかわからんがその程度のやつと戦ってな?殺されてたはずなんだが、アナとヒリカは倒してないと言い張るからな」


ギルドマスターは顎を触り、悶々としていた。

「そうなんですか?ですが倒したことを隠すのはなぜなのでしょうか?その強さのゴブリンキングを倒したならばA+に行けるのではないですか?」

彼は首を傾げ聞いた。


「まぁ、そうなんだが、、、言わないから困ってるんだ。そもそもだ、そいつを倒したなら多分新種だろうからそいつについて探らねばならない」

「ところで、ラクって誰ですか?」

「知らん。そこら辺のFランク冒険者だろ、だが一応彼もその場にいたらしいからな念の為だ」

「なるほど?まぁ、占ってみますか」


シュルト被っているシルクハットを手に持ち、帽子の中からステッキと水をを取り出した。


「彼らの写真はありますか?」

ギルドマスターはその言葉を聞き、受付嬢が抱きかかえていた、登録票を彼の前に置く。


「どうも、ではさっそく」

そういうと、先ほど取り出した水を写真に垂らすが、魔写真は濡れず消えたが、その後魔写真が緑を帯びた光を放ち消えステッキを写真に向ける。

準備を終えた後、詠唱を言う


「【真偽ヲ犯す者、今現レヨ『ギルティール』】これで、彼らに聞きに行きましょう、嘘をついた時魔写真が光ります。小一時間程で効力は消えますので早めに」


そう言うと、そっと机に置かれたシルクハットを手に取り被る



遅れました

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