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七話 二度目の覚醒

投稿遅くなってしまった

大剣に当たり、ふっ飛ばされた。

グッ!!もうまたかよ!なんなんだよもうー。俺...ふっ飛ばされすぎだろ。

痛い!腹の骨折れてるわこれ。このままだと死ぬなぁ。回復...あぁよかった


『ヒーリング』

彼女は最後の力を振り絞るように回復魔法をアナさんと俺にかけた。

「わ、たしはもう、動け、ません。この回復が最後です」

魔力切れってことか


てか、あのバケモンどうやって相手にすんだ?普通に勝てないだろ。ここは一旦逃げるしか...

「君は彼女を守ってくれないか?私があいつを相手する。その間に彼女と一緒に逃げて、ギルドに応援を求めてくれ」

「だめよ!アナ!ここは全員で逃げるべきよ」

「いや、厳しい。あいつのランクは不明だ。おそらくだが最低でもA+以上だ。逃げれはしないだろう」

だから、逃げろか、よし!

俺は彼女を背中に背負った。

「待って!アナをおいていかないで、」

剣士は彼女の首を軽く叩き、気絶させる。


「彼女を頼んだぞ」

剣士は覚悟を決めた顔だった。俺ですら分かる、剣士は確実に死ぬ。そう分かるが、剣士の顔は何一つ諦めていない顔つきだった。


俺は彼女を背負ったまま、走り出す。

いち早く、ギルドに着いて、彼を助けるんだ。俺はそう決意し、本気で走る。


<アナ目線>

剣士は死を悟ったが、今はそんな時ではないと剣を構え、振り向いたがゴブリンキングはいなかった。

剣士はすぐさま嫌な悪寒感じ取った。そして、振り向いた先にあった光景は、ボロボロになった2人だった。


何があった今?あの巨体であの俊敏だと?

剣士には焦りより絶望が来ていた。

そして、剣士は諦めないと心に決めた以上やるしかないと思った頃には手遅れだった。カンマ1秒、大剣は剣士をなぎ払う。


<楽目線>

うぐ、今何が起きたんだ体が痛い、痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!

今の一瞬であいつの大剣でやられた?そんな馬鹿げたことがあるってのかよ!ヒリカさんをかばえたからまだいいか。

てか、こりゃもう俺の体無理だな。幸せに死にたかったぜ。


俺の意識は遠のいていく。そして、俺の意識はチレヂレの糸が切れたように意識はプツンと途切れた。


【開花《死》】を発動

開花《死》•••瀕死よりも死に近い場合に発動する。

能力大幅上昇、バフステータス《起死回生》を付与、HPの超回復。

《起死回生》•••開花している間の攻撃力を底上げする。


<ゴブリンキング目線>

ゴブリンキングはケタケタと笑っていた。ゴブリンキングは遊んでいた3匹の(ひと)が軽く死んでしまったが少し楽しかったと思っていた。しかし、ゴブリンキングは剣士の息があることに気づき、トドメをしようとしていた。


ゴブリンキングは大剣を剣士に突き刺す。しかし、刺したのは土壌だった。そのことに気づいた瞬間、大剣を握ていた右腕が無くなっていた。


「グガァ!?」

「おいおい、お前良くも遊んでくれたぁじゃねぇか」


声がした方向に向くと、そこには先までうつ伏せていた死に損ないの虫だった。しかし、さっきまでの無力の虫でとは違い、猛毒を持った虫のような嫌悪感を感じた。


「さてと、さっさと終わらせねーと、倒れちまう。行くぞ、クソ野郎」

目の前の虫は一瞬にして、消え。ゴブリンキングの左腕をも斬り裂く。


「グゴォォォ!フン!」

ゴブリンキングの腕は再生された。

「へぇー、お前の腕再生すんのか。じゃあ、どこまで再生出来ないかやってみっか」

虫はニカッと笑う。


ゴブリンキングは生まれて初めて、死を感じた。

ゴブリンキングは生まれつき、他のゴブリンキングよりも強者であり、自分より強いものを見た事がなかった。

しかし、自分の目の前にいるのが、自分を簡単に殺すことが出来る獅子だと分かった。


恐怖を肌に感じ取った。

恐怖感じ取ったのが生きている中での最後の感覚だった。

ゴブリンキングは気づいた。自分の胴体の感覚がなかった。


ゴブリンキングの先程まで見ていた、景色は急激に低くなった。


ゴブリンキングの胴体と頭は切り離された。

そして、ゴブリンキングは絶命した。


<開花中の楽目線>

呆気なかったな。うむ、これを俺が倒したと知られると面倒だな。とりあえず、アナという剣士とヒリカという回復職をどうするべきかだな。こいつらを回復して、このふたりがゴブリンキングを倒したというふうにすればいいか。


『超回復』

そう唱えると、剣士と回復職の2人は傷1つない体にまで回復していた。


「よし、とりあえずこれでいいか。あとは、どうこいつらに戦績を押し付けるかだな。俺が倒したってなったらめんどいからな」


俺はこの2人を安全な場所へ運ぼうとする。


「グガァァ!グオン」


なぜ復活したか分からない、俺の後ろには首を切り離したはずのゴブリンキングがいた。

やつは、俺に突進してきた。


俺は咄嗟に避けたが、やつの持っていた大剣に俺の右足は当たっていた。

グッッ

鈍い音が右足から聞こえた。


俺は咄嗟に『()()()』を使う。

右足は歩けるようになり、ゴブリンキングから距離をとる。


どうするべきだ。やはり粉々に斬り裂くか?そろそろ時間が迫ってるぞ、それまでに決着をつけなければ死は確実...あれを試すか


剣借りるぞ、剣士

俺は剣を構え、足に力を入れ前足を踏み込み、息を深く吐き、呼吸を整え、目を瞑ると俺の目の前は暗闇に包まれる


「花開け 紅に染まる花 純血に彩れ『紅桜』」

俺の技とともに放った刃は、ゴブリンキングにあたると、その体が桜吹雪に変わり散る

ふぅ......疲れた、【花ノ刃】なんて久々に使ったな


うっ...頭が....もう限界か

俺は疲れとともに眠りにつく



文を書くのが難しすぎる

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