十二話 闇ギルドと戦闘スキル
嘘だろーーーー!!
何故か俺は中に浮いている。
闇ギルド?の奴らは俺を見上げる
刹那、声と共に彼らの首は飛ぶ。
「『聖流・園』」
「かっけっーー!ぐぇっ!!」
俺は地面に体を打ち付ける。
痛てーよー。てか、首切られるシーンってグロすぎんか。耐性ついてる?のか分からんけど大丈夫だけどさ
血濡れた剣を振り払い血を落とし鞘にしまう。
コツコツとこちらに歩み寄り、手を差し出す
「立てるか?」
「は、はい♡」
おっと、乙女になってしまった。
「ありがとうございます」
「すまないね、私のこの技は周りを巻き込むんだ。しかし君、戦えるのではないのか?」
「そもそも、中高く上げられて戦えなんてむちゃ難題ですわ。しかも、俺戦えません!」
戦闘不可の声を発すると、彼女はキョトンとクールビューティな顔に似つかない顔をする
「た、戦えない?先程戦えると、、、」
「いえ、剣を持っていると伝えたまでです!」
彼女は頭を片手で支え、溜息をつく。
「おやおや?私の仲間が呆気なく」
え?
俺らの背後から湿った男の声が聞こえた。
聞いた途端、俺はビクッと体を震わせ距離をとる。
彼女はその場から20m離れた。
フードに身を包ませた男の顔は日々のサービス残業から疲れ、うつ病になったような人間の顔つきだった。
「私たちの背後にいつの間に!」
「女ぁ〜。いい身のこなしだぁなぁ、お前は雑魚」
「え?」
普通にディスられたわ。確かに弱いけど、俺!
「お?おやおや?おやおやおやおや?」
「え、キモ」
「今なんと?貴様」
やべ、つい口が滑った
「まぁいい!女ァ、貴様の手の紋章は!私たちの獲物ですねぇ」
彼はニチャァと笑みを浮かべ、目の前から消える。
俺の隣でカキンと金属同士のぶつけあった音が聞こえた。
「ほう、見切れるかさすがは聖騎士だ」
「なぜ私のジョブを!?」
「だいたい情報は持っているぞぉ?」
彼女は握っている剣に力を入れ、男を吹き飛ばす。
「やるなぁ、聖騎士アーシャ・セヴィリルぅ!」
「そこまで漏れていたとは!なぜ我々を狩る!闇ギルドの者よ」
「依頼されたものは仕方ないではないか?依頼は依頼だ」
アーシャって名前なのか。いい名前やな
彼女の瞳はキリッと奴を睨みつける。
「聞かんぞ?『威圧』などな?」
「これもバレているのか、効かないなんて私よりレベルが上....?」
「ようやく気づいたか小娘」
「くっ!ここまでか」
「潔く死ねぇ!」
やつは剣を振り払う、が
キン!
「なぜ歯向かう?今の戦いを見ても俺とやり合えると?」
「い、いや?勝てる見込みなんてゼロだわ!」
「血迷ったか小僧ぉ!だがお前も終わりなのだよ!」
俺は力負けしており、剣は徐々に顔前に来ている。
普通にやべー!どうしよう。アーシャさん何故か戦意喪失してるし、戦いの内容もよく分からんし、何が起きたんだよ!
「うぉーーーー!助けてーーー!!」
「き、貴様!!」
教会のガラス窓がパリーンと砕ける。
来たか!?あれは、、、?だれだ。
「英雄は遅れてやってくるものなのだよ!『影入り』!」
一瞬にして、俺等の間合いに入る。
Sランク冒険者の剣筋は俺の抑えている剣を簡単に弾く。
「少年、大丈夫か!」
「はい!ありがとうございます。」
「お前はぁ!Sランク冒険者ナルシス・トーツォ、なぜ貴様がいるぅぅ!!」
「俺の会得スキルの『地獄耳』でそこのボーイの救援が聞こえたわけよ!」
「くそぉぉぉ!貴様のせいで私の計画がぁ!仕方ない、ここは小僧一人だけでも殺してやる」
「させない!来い『不力の剣』!お前に俺の持つ剣の一つを見せてやるぞ」
「何!?力が抜け、る?」
すご!Sランク冒険者ってこんな強いのか....
「俺の『不力の剣』は所有者に敵意を持つものの力をなくすのだ。俺の素晴らしい剣で死ぬがいい」
男の顔は絶望に満ちた。
男の心臓は貫かれ、口から血が吹き出る。
「ぐふっ!わ、私の負け??嘘だ嘘だ嘘だぁ!!」
しかし、絶望に満ちた顔は次第に笑みへと変わる。
「ククク、クハハハ!面白い!面白いぞ!Sランク冒険者もこの程度か」
「ん?なんだと?この下衆が、この俺にこの程度だと?」
「ああそうだ!この体は偽なのだよぉ。それに私たちの目的は手に入れましたし。あなた達とはお別れですね?」
そう言い、男の姿は霧となって消えた。
「大丈夫か!」
教会のドアは開かれ、ギルドマスターと複数人の冒険者がそこにいた。
「すみません、イザックのギルドマスター。逃がしてしまいました」
「ラクよ、何があったか教えてもらえないだろか?」
「わかりました」
俺はギルドに戻り、出来事を話した。
ギルドマスターから聞いた話では、彼女の戦意喪失の理由は威圧を返されたから、らしい。
威圧を返す?威圧ってやつも分からん。鑑定『威圧』っと
鑑定士になったから一度みたスキルは鑑定できるの強いな
スキル:『威圧』・・・使用者よりも力無き者は戦意喪失する。強者には効果がない
へぇー、こんなスキルあるんだ...俺も使えるんかな?あ、俺弱いから意味ないわ
「早速だが、明日の早朝彼らのアジトに向かい、彼女を救出する。みんな全員体を休めるように」
「あのギルドマスター....」
「どうしたラク」
「闇ギルドってなんですか?」
「あぁ、話していなかったな。闇ギルドはいわゆる犯罪組織のギルドだ。大陸全土に仲間はいるんだが彼らは報酬があればどんな内容でもする」
「へぇー、王女様やべーやつに目つけられたんだな」
「彼らはギルドのようにランクはないのだが、ギルド本部がつけた危険度がある最大は5だ。多分だが、君が話した者はたぶん偽体の狂人かな?危険度は4」
「つまりやばいってこと?」
危険度4なんでしょ?じゃあそゆうことか
「そうだな。だから上級冒険者が派遣されるのだ、君はこの一連の関係者だから一応ってことだ」
「なるほど、じゃあしっかり休みます!!」
こうして一度宿に戻った。
俺弱いんよなぁ。
夕飯を食べ終わり、自分の弱さに落胆しているところだ
「てか、俺戦闘に役立つスキル持ってねー!あ、魔法....使えないんじゃ意味ないてー」
独り言が出る
「探すか!楽なのがいいなぁ」
世界ノ書を取り出し、漁る
やっぱりめんどいなこれ、スキルツリーみたいにならんの?これ
『スキルツリーの適用を許可します』
え?まじ?適用してくれ、うぉ本が光出したぞ
『ステータスボードにスキルツリーを追加しました』
やるな!異世界!てことで、さっそく....
「ステータスボードの展開と」
えっと、あ!なんか項目にスキルツリーが追加されてる!これを押してと
俺が想像してるスキルツリーだ!いいねぇー!とりまさっさとスキル探そう
空中に展開されたスキルツリーを人差し指で動かしていく。
剣のマークと本のマークと杖のマークがあるけど、、、もしかして、これスキルの種類か?それなら剣は攻撃スキルかな?
俺は予測を立てて、試しにその剣のマークを押す。
〈『スラッシュ』・・・剣の刃を飛ばす。スキルポイントの消費-2。獲得条件:剣の振りを5回/100回〉
スキルポイント消費すんの!?魔法は魔力消費でスキルはスキルポイントかぁ
ん?スキルポイントって持ってないんだけど、まぁ後から解放されそうだねぇ。
振り5回もしたっけ?とりま、やるかぁ
95回後
【『スラッシュ』を獲得により、スキルポイントの解放】
「腕痛いけど前よりは力ついたな、これ」
スキルポイントの解放きちゃ!!
俺はすぐさまステータスを展開する
菊田 楽
体力 105 強化必要ポイント 10
魔力 130 強化必要ポイント 100
腕力 100 強化必要ポイント 10
頑丈 100 強化必要ポイント 10
俊敏 100 強化必要ポイント 10
器用 100 強化必要ポイント 10
運 104 強化必要ポイント 10
スキル
火魔法 レベル2 レベル3必要ポイント1000
水魔法 レベル1 レベル2必要ポイント100
風魔法 レベル2 レベル3必要ポイント1000
スキルポイント 0/0 強化ポイント使用で最大ポイント増加 消費ポイント増加に必要数1
まって強化ポイント必要なの!?俺もないんだけど!!
『称号を獲得《攻撃スキルの習得・初》これにより、強化ポイントを10配布』
やっぱり異世界だわ!都合良すぎで草
てか、称号とかもゲットできるんだっけ?大体こういうの報酬美味しいよな
まぁいいや、とりあえず明日に備えて寝ますかな!攻撃スキルゲットしたから流石に足手まといはないな!




