表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/31

十一話 強者と姫

さっそくだが、俺は今、謎の男から逃げていた女性を守っているところだ!


なぜこうなったのかあれは20分前のこと


「この街って治安いいんだなぁ」

俺は想像していたより、何も起こらずただ歩いていただけだった。

ここまで来ると街の観光になっているんだよな〜

俺、宿、ギルド、宿近くの出店でしか移動しないから逆に新鮮でいいな


そんなことを感じながら、調査(かんこう)をしている。

地図を片手で持ち、印をつけていく。

この世界にもペンみたいなやつあるんだな、、、魔法付与だっけな?なかなか面白い!俺もやってみたいな〜


印をつけていると、路地裏で追いかけられている女性がいた。彼女はこちらに向かって走ってくる

もしかして、厄介事?

「た、助けてください!」

「へ?」

いい匂いだ。違うそんなことしてる場合ではないな。

「わ、分かりました!とりあえず、逃げましょう」

俺は走り出したが、ここは街中だ。ここで争い事は良くないな、、、俺の勘がそう感じてる。


ということで、俺はさっそく飛躍を使ってみることにした。


「『飛躍』」

そう唱えると、俺の足は緑の光に包まれ、軽く飛んでみると中高く飛び上がる。


「す、すげー!!これが、飛躍スキルか。これなら屋根登れるな!」

俺はさっそく彼女をお姫様抱っこし、飛び上がる。

「きゃっ」


彼女から可愛らしい声が聞こえたあと、フードが取れた。

へ?バカ美人やん、この世界まじで顔面レベル高すぎやん


俺の鼓動はドクドク早くなる。

屋根の上に乗ると、男はフードを深く被り人波に消えていった。


助かったか?とりあえず、心配だからギルドに行こう


俺は街の探検を後に、ギルドに戻った。


ギルドに着き、彼女と一緒に受付に行った。

「あれ?ラクさんもう諦めるんですか?確かにこの依頼は依頼失敗ってのはないですけども、、、そちらの女性は?」

「別に諦めてないですよ。彼女、追われてたので一応ギルドで保護してもらった方が良いのかと、この方一般人と違う気がするので!」


俺は知っている、この女性、王女だ、、、


鑑定した時見えたステータスジョブ。

てか、人に使えること初めて知ったわ。あの男に使えばよかったぁー

そんなことを頭の中で考えていると


「君の手にある紋章って、、、」

少し体を震わせている受付嬢が彼女の手を指さす。

その手には豪華な紋章が!ってなんの紋章や


「それは王家の紋章ですね?」

「はい」

「ギルドマスターを呼んできます」


受付嬢は真剣な顔つきになり、受付の奥に向かっていった。


少し経った頃、ギルドマスターが来て奥の応接室まで一緒に行った。

その時の彼の顔は少し緊迫した顔だった。


「王女様でしたな?どうして追われていたのでしょうかお聞かせ願えますか?」

「はい、まず私が話しておきたいのはこの国の王女ではありません」


なんと、、、でも確かにギルドマスターは王女であるかの確認を取ってたしな。


でも、その前に気づかなければ行けないことがあるギルドマスターって敬語使えるんだ。見た目的に使えないと思ってたな


「では、どこの国の王女なのでしょか?」

「今は私の一存でお話することができません」

「何か訳があるのですか?」

「私は、今は戦争により壊滅した王国の姫であるのです。壊滅後、私のような国の残党を狩るため送り込まれた者たちに追われていました」

「闇ギルドですね」


彼女は黙って頷く

俺以外が真剣な顔付きだ。闇ギルドってなんや


「あぁ、君は闇ギルドを知らなかったね。闇ギルドに関しては後で話そう。して、護衛はいらっしゃらないのでしょうか?」

「闇ギルドを庇って私を逃がしました。ですが、私の護衛はとても強いので大丈夫かと思います」

「熱い信頼なのだな、見た目は分かりますか?こちらで捜索致しましょう」


「私の国の国術魔法(キングオリジン)信頼の糸(ウヌス・リンク)により彼女と繋がっていますので位置は把握出来ているかと」


「それは国家機密級の魔法ではないか!?公表しても良いのか?居場所が分かろうとも彼女を待っている今外に出るとまた狙われる可能性があるので、他ギルドの支援で冒険者を派遣しましょう」


「もう滅んだ王国の魔法なんてただ忘れられるだけの魔法ですし、冒険者を派遣していただきありがとうございまーーー」


いきなり煙が部屋に充満する。

「たすけっ!」

「《吸収》!」

その声が聞こえ、ギルドマスターが魔法を打つと彼の手中に煙が収まり、煙が消える。しかし、彼女の姿はもうどこにもなかった。

「消えた!?」

一瞬で?これが闇ギルドの連中の仕業なのか?


この場は一瞬にして緊迫の雰囲気となった。

「今すぐ冒険者を探しに行かせろ!闇ギルドが狙うなら重要なお方なのかもしれない!!」

「わ、わかりました!!今すぐに手配いたします!」


ギルド長は俺の方を向く。

「お前さん、スキル【飛躍】使ってたらしいな?上から探してくれ頼んだぞ」

「わかりました!」


俺はギルドを飛び出しとりあえず屋根に登る。

なんで屋根の上かだって?なんか楽しいから上にいる

「誰に語ってんだか、、、わかりましたって言ってすぐ飛び出したけど」


ああ言ったものの、こういうパターンの敵ってスゴい素早いのが定番よな...追いつけないし索敵スキルみたいなのないかな?よしチートスキルにたーよろ。

『来タレ 知恵ニ集イシ書ヨ』

そう唱え、世界ノ本・Ⅰを取り出す。


「あった!!えっと探知(サーチ)スキルで獲得方法は地形を知る25キロ/100キロ!?まさか歩かないと行けないのか、、、?いやでも、25kmも歩いてないしなぁ」

屋根の上であぐらをかき考えていると、ふとひらめく。

もしかして、見るってこともありなのかな?まぁ、ものは試しか!


俺は飛躍で屋根を飛び回った

そこで見たのはきれいな街並みだ


どんぐらい増えたかな?

70キロ/100キロか、、、あともう少しか

飛躍って言っても速さがあるわけじゃないから疲れるし、、、遠くまで見えるスキルないかな〜


俺は世界ノ書を取り出し、ページをめくる

てか、探すの楽しいけど時間ない時だるいな、、、しゃあなしやな、詳細っと。


【奥目】・・・視力の向上。遠くを意識し、集中することで少し遠くの景色を見ることができる。


これや!えっと遠くを見つめる五分ただし一点?簡単すぎない?

《この後、言葉に公開するなんてね....》


屋根を走っているときに目立っていた大きな山のてっぺんを見る。あれ富士山より高いだろ絶対


三分後

「だー!だめだ。五分も一点集中!?無理すぎ!!てか、山ずっと見てたら【探知】スキルゲットしてるんやけどなんで?」


まぁいいか...とりあえず、王女様が先だな。さっきまで忘れてたし

【探知】

すげー!ゲームのマップみたいになるのか。でも人がいることしか分からんて、、、でもマークできたら流石にチートか、ハハ」

乾いた笑いが喉から出る


あれ?なんかここだけ大通りから離れてるのに人がいる!絶対これやん!!よし行こう!


目的の位置には廃れた教会だった。

定番の隠れ家やなぁ

待てよ、、、これ一人で入ったら死ぬくね?てか俺....弱くね?打つ手なし!!でもなぁここで逃がしたら、、、知恵を振り絞れ!廃墟、、、燃やす、、、いや犯罪や、助けれても今度は俺が(傭兵に)捕まると


スキル探そーーー


俺の首元には剣が突き立てられていた。


ツーっと汗がでる


「お前、闇ギルドの仲間か?」

「ち、違います。ギルドの者です」

「証拠は?」


女性の声が耳元で聞こえる。

アカン、興奮してきた、、、いやいやそんな場合ではない!俺一步間違えた首チョンパ!なんやけど!?


俺は冒険者カードを出そうとすると

「動くな!」

「んっな!?冒険者カード出すだけですよぉ」

「なんだそんなことか早くしろ」

「理不尽!!」


冒険者カードを出すと、剣は俺の首を離れる。なんか、恐怖耐性ついてね?俺、、、死地を渡り歩きすぎただけか、、、

俺は後ろを振り返ると、ワオクールビューティーなお姉さんや!キレー


「君、戦えるか?」

「一応剣はあります!」

「じゃあ、行くぞ」

「え?え?」


俺は襟を引っ張られ、連れてかれる


バーンと教会の扉を開ける


ま、まさかの正面突破!?


「何奴!」

「姫様を返してもらおうか」


彼女は剣を引き抜き、構え、前に歩んだ瞬間、俺を高く投げる。

嘘だろーーーー!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ