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第五章開始 色付きの花束と透明な花  作者: 絢奈
第四章 運命の奴隷
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実力の差

 





(…トーマはともかく結局クルエラとバルアドスはこの国を出ていかなかったのね。しょうがない…魔獣討伐の先頭に立たれても困るし呼び出すしかないわね…)



 木々に囲われた濁り一つ無い湖…手を翳し水に映る冒険者ギルドに集まるクルエラ達を見たアリアは指をスッスッと何もない空間でスライドすると黒いスーツ姿から黒の軍服姿へと変わりそのまま湖の上を歩き始めた。



(これだけ樹に囲まれていればクルエラの耳に届くはずよね…開始まで残り10分…そろそろ始めようかしら)



 懐中時計を取り出し計画開始の時間を確認するとアリアは湖の中心で左腕を伸ばし、自分の身体の奥底に眠るどす黒い闇を呼び起こすと左半身に闇が纏わり付き…



(この力を使うのはあの時以来ね…)



 頭からは禍々しく捻じれて天に伸びる角、怨念を纏ったかの様な赤黒い痣、夜の帳を連想する光を飲み込む漆黒の三枚片羽、触れればいとも容易く命を刈り取る事が出来ると思わせる禍々しい鉤爪の腕、踏んだ場所に奈落の穴を創り出しそうな黒い瘴気を産む脚になり…そしてそれを異質だと証明するかの様に左半身から赤黒い魔力が溢れバチバチと音を立てて弾け始める。



「さぁ、来なさい。ゴエティアの72柱」



 赤黒い魔法陣から黒い瘴気を生み出しながらせり上がってくる黒い門…その姿が完全に現れるとギギギと音を立てながら開きその門から姿形が様々な異形の72人、アリアの軍服に付いている紋章を身に着けたゴエティアの悪魔達が現れ全員湖の上でアリアに首を垂れる。



「絶対なる神よ。ゴエティア72柱序列一のバエル、同士71柱と共に御身の前に」


「久しぶりねバエル、みんな。早速で悪いのだけれど…この中で何かを作る事に秀でた悪魔っているかしら?」


「申し訳ございません絶対なる神よ、一度で絶対なる神のお考えを察せぬ我らをお許しくださいませ…何かを作る事に秀でたと言うのは人間の物でございますか?それとも悪魔の物でございますか?」


「今のは私の質問の仕方が悪かったわね…私は今、魔獣の様な物を作り出す事が出来る悪魔に手を貸してもらいたいのよ。用途は王都を攻める為…滅ぼすんじゃなく、死闘を演じられる魔獣ね」


「かしこまりました。であれば我ら全ての柱が使い魔の創造を心得ており、既に使役している使い魔がございます。有用にお使い頂ければ恐悦至極でございます」


「その使い魔は…死んでも大丈夫なのかしら?」


「我らに慈悲のお言葉…誠に勿体なきお言葉にございます。絶対なる神が懸念されていらっしゃる意思ある者ではなく小物を触媒に魔力を使用して作り出し、簡単な命令を反復する意思無き傀儡、ゴーレムと同じ物でございます。それに合わせもし討伐されてしまったとしても身体は灰となって朽ちるのみでございますのでご随意にお使いくださいませ」


「そう…ちなみにその触媒って何なのかしら?」


「人間の骨にございます」


「…例えば食用で食べる事なく捨てられる家畜の骨とかも触媒に出来るのかしら?」


「何も問題ございません」


「わかったわ。あなた達の使い魔を使わせてもらったら家畜の骨を用意するからまた使い魔を作って使役し直してちょうだい」


「絶対なる神のご配慮…我ら72柱、伏して感謝申し上げます」



 家畜の骨を用意するというアリアの言葉で更に深く首を垂れるとちらほら泣いている悪魔達が目に付きアリアは引き攣った笑みを浮かべるがすぐに気を取り直して悪魔達に命令する。



「…それと合わせてあなた達には秘密裏に殺して欲しい奴らが218人いるわ。出来れば使い魔達が殺したように偽装してね」


「絶対なる神の御心のままに。その者達の顔と名を教えて頂けますでしょうか?」


「このタブレットにターゲットの顔と名前、今回の計画の流れが載ってるわ。扱い方はわかるかしら?」


「心得ております。全てが終わるまでの間、このタブレットをお借りしてもよろしいでしょうか?」


「構わないわ。後…この子達とこの三人には手を出さないでちょうだい。攻撃されてもよ?」


「かしこまりました。それ以外の者は如何致しましょうか?」


「殺さない程度に重症までなら許すわ」


「承知致しました。――――――」



 アリアからタブレットを二つ受け取り皆で回して見ているとバエルの口から人では理解出来ない不可解な言葉が紡がれ、他の異形の悪魔達が無言で頷くと姿形を人間、それも美男美女の容姿に変えて一斉に姿を消した。



「これで魔獣と膿の解決…私の最後の仕事は…」



 時間を持て余したアリアがすっかり様変わりした左半身を水鏡で眺めていると王都リアス付近の空模様が赤黒い雲に覆われ始め…



「……ようやく…いえ、随分早く来たわね、先輩方」


「あ…アリア…何なのその姿…」



 灰色の巨大な狼の背に乗ったクルエラ、トーマ、バルアドスが木々の隙間から現れ湖の上に立ち尽くすアリアを見つけた。



「…それがお前さんが隠してた本性って事かい?白黒狼」


「隠してた本性?そう言うのは余裕のある侠客を演じてるあんたが、裏ではキリンに鼻の下を伸ばしながら腕組んでデレデレしてた事を言うのよ」


「っ!?…な…何で知ってるんさね…」


「そういう弱みは本当に大切な人にしか晒さない方がいいわよ?街中なんて何処で誰が見てるかわからないんだから。それに私は本性を隠していたつもりは無いわよ?いつも言っていたじゃない、大切なモノの為なら天使にも悪魔にも、勇者にも魔王にもなるって。たまたま今回が悪魔で魔王なだけよ」



 狼の背から降りたクルエラ達にゆっくりと近づくと狼達は最大限の警戒と威嚇をするが、クルエラは狼達を送還し悲しそうな顔で呟く…。



「答えてちょうだいアリア…今…王都を襲っている魔獣はあなたの仕業なの…?」


「ええ、そうよ」


「っ…どうして!?」


「さぁ…どうしてかしらね?」


「ふ…ふざけないでアリア!!何かあるなら私に相談してよ!!!と……友達なんでしょう!?」


「…友達にも言えない事ってあるんじゃないかしら?」



 目に涙を溜めて友達と叫ぶクルエラ…胸にチクりと痛みが走ったがアリアは表情を崩さず近づいていくとバルアドスが巨大な両手剣を抜き目の前に立ち塞がる。



「クルエラ、少し落ち着くんだ。…白黒狼、さっきトーマに言ったな?」


「何をかしら?」


「大切なモノの為なら…今回の魔獣騒ぎは教え子の誰かの為だろう?」


「リーナの扱い方が分からなくてアワアワしてたのに察しがいいわねぇ?」


「…煽っても無駄だ。誰の為にこの襲撃を実行した?」


「察しがいいのに応用がダメねぇ…私が素直に答えるわけないでしょう?それより王都の守りはいいのかいら?」


「王都には白黒狼の教え子達もいるし白黒狼がむやみやたらに人の命を奪う訳がない。…それに教え子達が悲しむ事や不利になる様な事はしないだろ?」


「…本当に察しだけはいいわね。…で?その抜いた剣をどうするのかしら?」


「お前を止める。そして何故こんな事をしたのか事情を話してもらうぞ」


「私を止める…ねぇ?それは少し違うわよ?」


「…?どういう事だ?」


「こういう事よ」


「「「っ!?」」」



 十分に近づき指を鳴らすと木々に囲まれた湖から草原の景色に瞬時に変わり、魔王領に戻ったアリアは足元に広がった赤い絨毯を見つめ笑みを浮かべた。



「…ちゃんと頑張ってたみたいね。これなら安心だわ…」


「ど、何処だ…!?」


「い…一瞬で移動したさね…」


「まさか…転移魔法!?」


「そうよクルエラ。…それとバルアドス、さっきの質問に答えてあげるわ」


「……?」


「あなた達が私を止めるんじゃなく、私があなた達を止めるのよ」


「……そう言う事か。俺達があの魔獣を討伐する事が白黒狼の企みを潰す唯一の手段だったのか…」


「そう言う事よ。だから私の仕事はこれで終わり…この企みが成就するまであなた達をお菓子とお茶でもてなしてあげるわ」



 そう言って転移魔法に驚いている三人に背を向けてログハウスへと移動しようとすると…



「…待て、白黒狼」


「…何かしらトーマ?」



 トーマが待ったをかけた。



「お前さん…まさか、レイカ達に今回の魔獣を倒させようとしてんのかい?」


「……そうね、今のトーマはレイカの親になったのよね。ならこの計画を知る権利はあるわ。実は『今はそれ以上言わなくていいさね』…」


「おいら達はこんな事をしでかした黒幕を叩きのめして事の詳細を知る…今はそういう流れだろう?白黒狼」


「…要するに私と戦いたいって事かしら?」


「お伽話にしか登場しない伝説の転移魔法なんつーとんでもねぇ魔法を隠してた後輩の本当の実力を知るにはいい機会さね」


「ふぅん……それは放心してる先輩方も同じでいいのかしら?」


「…なら俺も本当の実力を見せてもらおうか」


「私は…」



 こんな機会が無ければ本気で戦う事が出来ないとトーマとバルアドスは乗り気で、クルエラだけはまだアリアが王都を襲った黒幕だった事にショックを隠せないでいた…が、



「クルエラ、あなたはあなたの考え方を貫き通すんでしょう?なら、王都を襲う私を止めて王都の住民を救おうとするのがあなたなんじゃないかしら?」


「っ……そうね…アリアが考えなしでこんな事をするはずがないのはわかってる…ちゃんと事情を説明してもらうわよ…!」


「説明しようとしたらあの鬼が突っかかってきたのだけれどねぇ…まぁいいわ。相手になってあげるわ」



 自分の考えを貫き通す為に白金の杖を強く握りしめ、アリアと戦う意思を露わにすると金剛を抜き放ち首をゴキゴキと鳴らしながらトーマが一歩前に出た。



「っし、ならおいらからやらせてもらうさね」


「…?まさか一対一でやるつもりかしら?」


「…おいおい、白黒狼…流石においらを舐めすぎだろ?って、このやり取りした気がすんなぁ…」


「…それでいいなら別にいいけれど…バルアドス、あんた好きな色は?」


「は…?」


「だから好きな色よ。さっさと答えなさい」


「…赤だ」


「竜人族らしいわね。クルエラは何色が好きかしら?」


「え…緑?」


「緑…森人族だからかしらね。最後、トーマは何色が好きかしら?」


「…黒さね」


「ふぅん。…じゃあ、私はこの自慢の肉体と赤と緑と黒の魔色、クルエラに合わせて精霊召喚…召喚魔法だけ使うわ」


「「「っ!?」」」



 まるで全ての魔法が使えると言っているアリアに驚いた表情を浮かべる三人…



「それとトーマ、私から言わせてもらえばあんたこそ私の事を舐め過ぎよ」


「は?…っ!?」



 油断なく金剛を構えていたのに、一瞬たりともアリアから目を離さなかったのに、世界最高峰のSSSランク冒険者なのにも関わらず、姿勢を低くしたアリアが既に懐に入っている事に遅れながら気付きバックステップで距離を開こうとするが…



「遅いわよ」


「―――――!?」



 優しく触れる様なゆったりとした動作で左手の掌底をトーマの鳩尾に叩き込み、強制的にくの字に身体を折り曲げさせると落ちてきた顔面に突き上げる右手の掌底を合わせ、人体から発してはいけない音と衝撃を生み出してトーマの巨体は背中から地面に倒れた…。



「な…は…?何が…起きた…?」


「え…アリア…え?」



 突然の出来事、文字通り一瞬の出来事、今自分の近くで何が起きたか理解出来ない二人はいつの間にか隣に立っているアリアを化け物の様に見つめ…



「この左手で貫いてあげても良かったけれどこれは小手調べの試合で殺し合いでもないし、レイカとキリンが悲しむからこれでリーナの事を焚き付けた件は手打ちにしてあげるわ。他の先輩方もこの状況で一対一でやるなんて言わないわよね?」


「「っ!?」」



 即座にアリアを挟み込む様に左右に距離を開いたバルアドスとクルエラ…バルアドスは両手剣を構え詠唱もせずに腕と脚を竜化し、クルエラも詠唱せずに自分の後ろに緑色の魔法陣を二つ浮かべると魔法陣から淡く輝く緑の女性…精霊のシルフィードを二人召喚した。



「あんなに狼狽えてたのに状況判断は流石ね?それに…いつも詠唱してたのに無詠唱で魔法が扱えたのね?すっかり欺かれてたわ」



 二人の状況判断を褒めつつ指をパチンと鳴らしたアリアは怯えた様に声を震わせるクルエラの声を聞く。



「さっきのな…何をしたの?」


「闇魔法で自分の影とトーマの影を繋いで気が緩んだ瞬間に影を伝って懐に入って、腹ぶん殴ってついでに顔面をぶん殴っただけよ」


「む…無茶苦茶だ…トーマをあの一瞬で…それに影の中に入る…!?」


「ええ、黒の魔色は便利ですごいわよねぇ。世間では魔族の色だとか言われてるけれど…理解と知識が乏しい奴らがさも正論の様に自分の持論を語ってそれを鵜吞みにする馬鹿共…本当にこの世界は終わってるわ。それとバルアドス?あんたって熱さには強いのかしら?」


「…竜人族だからな、人より強いはずだ」


「そう、じゃあこの魔法を頑張って耐えてちょうだいね?」


「っ!…?」



 左手を向けられ何時でも動けるように構えるバルアドスだったがアリアが言う魔法が何時まで経っても放たれない事に違和感を感じるとアリアの人差し指が下を向き…



「…っ!?バルアドス!!上よ!!!」


「何っ!?」


「遅いわ」



 クルエラの声で上を見上げたバルアドスは指に連動して空から落ちてきた太陽を思わせる白い炎の柱に飲み込まれた。



「あぐっ…く…そ…」



 バックステップでも避け切れないと悟り巨大な両手剣を盾にしたバルアドスだったが両手剣は溶け、全身を焦がしトーマと同じく地面に倒れた…。



「よく気付いたわねクルエラ?」


「そんな…バルアドスまで…」


「別に二人とも死んでないわよ…」



 まるで二人が死んでしまったと言いたげにアリアを見つめるクルエラ…そしてこれだけ外で騒げば…



「な、なんじゃ!?何事じゃ!?」


「っ!?あ、アリアが二人!?」



 ログハウスでくつろいでいたバハムートが血相を変えて現れ、焼け焦げ融解までしている地面に倒れる男と完全に脱力して気を失っている男、怯えた様に禍々しい姿になったアリアを見つめている女という光景を見た。



「なんじゃ…母上が暴れておっただけか…」


「は、母上!?娘なんて居たの!?」


「ええ、私に似て美人でしょう?」


「に、似てる所じゃないわよ…」


「全く…こ奴らは介抱してよいのか?母上」


「頼む…いえ、()()()()()()()()()()()()


「えっ!?」


「む…その者は確かに並外れた才能があるようじゃが母上の足元にも…風の精…そう言う事じゃな」



 まさかアリアが娘に手助けを求めるとは思わなかったクルエラは驚きに声を上げるがアリアはムゥの顎を優しく掴むと意図を察したバハムートは目を閉じゆっくりと膝を付く。



「もちろんなのじゃ。わらわは母上の絶対的な力。『わらわ達』は母上の為に道を切り開いて見せようではないか。この身は母上の為にあるのじゃ」


「助かるわ、ムゥ」


「っ!?」



 膝を付いたムゥの額に優しくアリアが口付けをする…そんな演劇の様な一幕に目を奪われているとムゥの身体が光の粒子へと変わり、アリアの身体に吸い込まれると左半身はそのままに頭からは黒く立派な龍の角、腰には強靭な龍の尻尾が生え、瞳は赤から金へ、軍服姿から肌を大胆に露出した着物…遊女の様な姿で龍が描かれた扇を口に添えてバハムートの口調で口を開く。



「わらわの姿に驚いておる様じゃのぅクルエラ?」


「なっ…えっ…!?消え…!?な、何今の…!?」


「精霊を召喚するお主だからこの姿を見せたんじゃよ。これは召喚した者と一体化する獣神化というものなんじゃがお主の場合は精霊…霊神化とでも言おうかのぅ」


「れ、霊神化…!?」


「そうじゃ。召喚した者と真に心を交わす事で会得出来る召喚術師の奥義じゃよ。お主も後ろの小娘達と親交を深めればわらわに敵わずとも近しい高みまで至れるはずじゃ。じゃから…この事を恥と思わず折れる事なく高みを目指すとよい。そして…」



 左半身から発する赤黒い魔力と身体の内にあるバハムートの力を混ぜ合わせ、左の掌に赤黒い嵐を生み出し…



「これがわらわと今のお主らの実力の差じゃ。次に目を覚ました時、わらわが何故こんな事をしたのか教えるが…我が教え子らが頑張っている今の間は寝ててもらうのじゃ」


「敵わ…ない…魔王…」



 赤黒い嵐が召喚されたシルフィード達ごとクルエラを飲み込んだ…。



「…まっ、こんなもんじゃろ」


『この者らが母上が言っておった友じゃな?』


「そうじゃよ。ゴエティアの悪魔達を呼んでいる間は左半身がこのままじゃから後は任せるのじゃ」


『わかったのじゃ』


「さて…唯織達は上手くやっておるかのぅ…」



 そして自分の仕事を完璧に終えたアリアは今は見えない赤黒い雲に覆われている王都の方角をじっと見つめ唯織達の成功を願う…。

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