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欠けし者達の異世界建国記 ~目が見えるとはすばらしい~  作者: othello
第一章 召喚と新たなる国
3/48

№3 召喚された欠けし者たち~定番の城は火の海の沈んでいた~

雪降って休みなので、少し早いですが

 

 ・・・目を覚ましたぼくたちが最初に目にしたのは焼け落ちる城だった。


 もう少し詳しく言おう。俺たちは魔方陣と思わしき謎の光る陣の上に載っており、その陣のある場所はどうやら町を見下ろせる丘であるようだった。

 そこからは城と思われる巨大な建物があった。

 風が吹き、その風によってたなびくはずの旗が燃え燃えカスが風に乗って飛んでゆく。

 白のそばにある街を見るも、そこで火事は怒っていなかったが城下町と言うには人が少ないように感じた。


 僕は城の方へ向かおうと歩き、何かに弾かれた。


「トモ」


 そう言って声を掛けてきたのは八一だった。

 しかし、その弥一から妙な吹き出しが出ていることに気が付く。

 それに触れると次のように表示された。


 プレイヤーネーム:ヤイチ 〈ハイヒューマン〉レベル:1

 ジョブ:選択されていません

 スキル:アカウントチェンジ〈エイジ〉、神の心臓、メニュー


「なんだこれ?」

 僕はそれに触ろうとするもと通り抜けてしまう。

 八一には見えないようで指をさしてもそこにはないもないというのであった。


 周りを見渡すと全員八一と同じように名前と取得している職業、種族、スキルがわかった。

「トモ?どうかしたのか」


 八一にそう言われ僕は八一の方を向く。

 ・・・そしてわかった。八一も相当焦っているのだ。

 しかしこうやって僕に声を掛けているのは・・・覚悟を決めたから勇気がほしいからだろう。彼は緊張すると僕に言葉を求める。

「・・・わかった。落ち着け。いいか、今は予想外の事態だ。故にいま必要なことは情報である。現状を個で打開するには圧倒的に情報が無い。だからまずは集まる。これを優先するのは正しい。・・・元気出たか?」

「・・・うん。ありがとう」


 八一はそう言って立ち借り大きな声を上げる。

「みんな聞いてくれ。どうゆう状況かわからないけど、これはライトノベルでよく見る異世界召喚と言う状況によく似ている。考えられる現状としては、今見えているあの城。あれが何者かによって壊されているね。その何者かが世界の敵と言う状況だ。そこで僕たちでチームを組まないか?仮でもいい。今だけだ。せめてここがどこでどうゆう状況に陥っているか知るまでみんなで一緒に行動しよう」

 八一の言葉にみんなが頷く。

「じゃあ一回みんな中央に集まってくれる?」

 そう言ってみんなが中央に集まる。

「それじゃあ、じこしょ―――「ちょっとまってもらっていいか?」」

 僕が八一の声を遮る。

「どうしたトモ?」



「なにか・・・来る」


 しばらくすると、一人の重症の女騎士が馬に乗り、森の方から出てきた。

 そのあとには黒く、瘴気を吹き出している人型の異形が3体。

「・・・デスナイト?」

 僕はそうつぶやくとデスナイトにも吹き出しがあるのに気付く。


 モンスター:デスナイト 〈アンデット〉レベル:12

 スキル:なし


 デスナイトのステータスが見えた。3体とも同じステータス状態である。

 しかし、そのあと恐ろしいところを見えられることになる。

 デスナイトはまるで訓練した兵士のように3体で馬の退路を潰していったのだ。

 …そう、知恵を持っているのだ。

 周りのみんなは騒然とし、現実を受け止められずにいる。

 そんな中、馬はこちらに走ってくると直前で方向を変え、前足をあげてデスナイトを威嚇する。そして同時に僕たちのいる魔法陣に重症の女騎士を投げ込んできた。

 馬はそのまま森へと駆けてゆき、デスナイトもそれを追うように森へ消えてゆく。

 残されたのは僕たちと消えない結界を張る魔方陣に、重症の女性。


 ネーム:ネオラ 〈獣人:トラ族〉 レベル55

 ジョブ:騎士〈所属:帝国〉

 状態:HP9割損失。危篤状態


 僕は、自分の目で自分を見る。そこには吹き出しがちゃんとあった。


 プレイヤーネーム:トモ 〈ハイヒューマン〉レベル:1

 ジョブ:選択されていません

 スキル:アカウントチェンジ〈レギオン〉、神の目、メニュー


 エイジとはそこまで変わらないが思っていた通りのものがあった。

 僕は心の中でメニューとつぶやくとゲームの時と同じメニュー画面が視界に表示される。

 僕はすかさずメニューの中から回復薬を取り出し、彼女の胸元に置く。

 すると、回復薬は中身が消えてゆき砕けた。

 ここはゲーム同様アイテムは胸元で使用するみたいだ。


 やがて意識を取り戻した彼女は僕達を見ると悔しそうに床を叩いた。

「くそっ、勇者召喚を止められなかったか!」

 彼女は悔しそうにする。

 そして彼女は召喚されたもの達の視線が自分に向いていることに気が付いた。

 この状況で驚くか騒ぐものが多いと認識している彼女としては静かに見つめられるというのは予想外の事だった。

「えっと、いかがした?」

「「「「けも耳だ!」」」」

 八一を筆頭に突如現れたけも耳女騎士に大興奮。

 僕も含めた3名はかわいた笑いをしていた。


 少しバカ騒ぎをしていると、異変に気付く。

「時が止まっている?」

 そうつぶやくと、魔方陣の中央が光を放ち謎の紋章が浮かび上がった。


ありがとうございました

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