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落ちこぼれ精霊使いの英雄譚  作者: 朧月
第1章勇者の目覚め
7/30

星のたまり場

評価、ブクマありがとうございます。

読んでいただきありがとうございます。

感謝気持ちでいっぱいです。

これからもどうぞよろしくお願い致します。


「ところでマスター。この村に宿屋はあるのですか?」


少し不安げな表情のペル。


「確か星のたまり場っていう宿があったと思うよ」


「ありがとうございます。マスター」


「でも、これから野宿をしたりする時もあるかもしれないからね」


少し重い顔なレイ、しかしペルは、


「もちろん心得ております。私はマスターとならどこへでも参る所存でございます」


満面の笑みのペル。


「ありがとうね、ペル」


ペルから顔をそらすレイ。


「ほら、行きましょうよマスターー」


ペルが鈍感でよかった


レイは密かにこんなことを思っていたとかいないとか。


「マスター、あそこではないでしょうか?」


星のたまり場と書かれた看板が貼ってある建物を指さす ペル。


「うん、ここだね。入ろうか?」


少し不安そうな顔をするペル。


「どうしたの?ペル?」


「いえ、追放されてしまったのでお金は…………」


すごく悲しそうな顔のペル。


それを見たレイは、


「なんだ、そんなことか。お金なら倉庫からチョチョっとね」


と、悪い笑みを見せるレイ。


しかしペルは、


「そんな……すいません。元はといえば私があの時にあの様な態度をとってしまったからであって……すいません……」

下を向いて泣いているのか? しかたないなぁ

そしてレイは、


「ペル、いいかい?僕はあの家が嫌いだった。でも心のどこがで家族だからとかいつか認めてもらえるかもしれないとか思ってなかなか吹っ切れていなかったんだ。でもペルがあそこで父様---レオ=ランベルトに反抗して僕を追放させてくれたから僕は全てを吹っ切って自由になることが出来たんだよ。感謝こそすれ恨む筋合いなんてないんだ。ペル、僕は本当に君に感謝しているだ。だから僕に謝らないで欲しい。わかったかい?」


と優しい口調で言うレイ。


「ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます」


泣きながらずっとお礼をいうペル。


「ほら、こんな辛気臭いのはやめて早く宿で休もう……」


ペルの手を引っ張りドアの前まで行きそしてドアを開く。


宿の中はいたって普通だった。


レイはペルの手を引っ張って受け付けまで行く。


そこには12歳くらいの女の子がいた

宿の娘さんかな? まぁいいや


「すいません、2人で一部屋を1泊お願いできますか?」


「かしこまりました。1泊50コルになります。お食事とお湯はどうなさいますか? お食事は今日の夜と明日の朝を合わせると30コル、お湯は15コルになります」


「ならどちらもお願いできますか?」


「かしこまりました。それでは合計は140コルになります」


「はいっ!」


と、袋の中から銀貨1枚と銅貨4枚を出すレイ。


「はい、確かに。お湯はお部屋にお持ちします。お食事は食堂までお越しください。夜は7時から10時まで、朝は7時から9時までになっております。お部屋はそこの角を曲がった106号室をお使い下さい」


と、角を指さしながら鍵を渡してくる女の子。


「ありがとう」


レイとペルは鍵を受け取って部屋へ向かった。




この世界には石貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨、黒金貨があります。

石貨1コル

銅貨10コル

銀貨100コル

金貨10000コル

白金貨1000000コル

黒金貨100000000コルになります。

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