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プロローグ

前作も更新途中ではありますが、こちらも、がんばって更新致しますので、気長にお付き合いいただけると嬉しいです(^o^)


※本文中の“私”は、すべて“わたくし”と読んでください(。-_-。)

私の名前は リスティラ・サダルメルク。


アルフォンス王国の伯爵令嬢です。そして、なんとワタクシ、前世の記憶というものをもっております!!要するに、転生者なのです!!





前世での私は、一般家庭に育ち、勉強もスポーツも音楽もできる優等生ではありましたが、悲しいことに、一度として人生を楽しいと思ったことがございませんでした。毎日退屈をもてあまし、偽りの笑顔で日々をすり抜け、只々、変わりばえのしない日常を過ごしておりました。




そんな私が18歳の時、楽しくない人生に嫌気がさし、家を飛び出して、あてもなく彷徨っていたところに、飲酒運転の自動車が突っ込んできました。あっけなく意識を失った私が、次に目覚めたのは、病院の白いベッド・・・の上ではなく、いかにもな天蓋のついたベッドの上。まさかと思って、起き上がろうにも身体は動かない。かろうじて確認できた私の手は、小さくてぷにぷにとしたピンク色。多少の混乱はございましたが、どうやら私は転生した、ということを理解いたしました。




それから早15年。前世のような退屈な人生を断じて回避し、神様にもう一度いただくことのできたこの人生を謳歌すべく、幼児期の授乳やオムツ替えは気合いで乗り切り、子どもらしさは必死に演技し、ようやく本来の精神年齢に近づいてきた今日この頃。





私、リスティラ・サダルメルクは、生まれかわった退屈しない世界で、今日も今日とて精一杯、楽しく生きております!!




****




さて、ではここで、私の家族を紹介しましょう。



まずは、

父 : シェダル・サダルメルク。

サダルメルク伯爵家当主。温和で人当たりは良いですが、敵には容赦がない、切れ者な王宮政務官サマ。ところが家では超がつく愛妻家で家族想いな、金髪イケメンお父様です。




次に、

母 : アンドロメダ・サダルメルク。

少しウェーブのかかった銀髪の、社交界では未だ、美の女神アフロディーテともてはやされる絶世の美女。3人もの子どもを生みながら、未だその美貌は衰えることを知りませんが、実は優しくて、ちょっとおっちょこちょいな、旦那様ラブ♡のお母様です。




さてお次は、

長男 : アルフィル・サダルメルク。

いずれは伯爵家当主ですが、今は王立騎士団で修行中の18歳。父譲りの金髪イケメン顏で、王立学院を首席で卒業するほど頭もいいので、社交界のお嬢様方からは、優良物件として人気急上昇中!!多少(イエ、かなり)、シスコンのきらいがあるのが玉にきずな自慢のお兄様です。




そしてお次は、

長女 : アテネ・サダルメルク。

美しい容貌を母からそのまま受け継いだその姿は、15歳での社交界デビューから注目の的!!加えて、優しいながらも芯が強い性格から身にまとう凛とした雰囲気は、戦いの女神アテナにちなんだ名前を持つ者にふさわしいと評判であり、現在求婚者続出中で、日々そのあしらいに苦労している17歳。妹大好きな頼れるお姉様です♡




そして最後は、私、

次女 : リスティラ・サダルメルク。

ストレートな金髪はお父様から、その他のパーツはお母様から受け継いだ、自分で言うのもなんですが、金髪美少女です!!銀髪ではないせいで、お母様やお姉様のような神秘的な雰囲気はありませんが、社交界デビューまであと少しの15歳。今の人生を謳歌すべく、日々奮闘中の末っ子です♡




****




これからお話するのは、こんな外見も中身もハイスペックな家族たちに囲まれて、デロデロに溺愛されている、自身もハイスペック末っ子転生令嬢な私の日常でございます。






次から、本編スタートです(^o^)/

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