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1.日常の終わり、非日常の始まり(1)

 寝て、起きて、目を開けて、いつもと同じ一日がまた始まる――ずっと、そんなふうに思っていた。

 心が躍るような出来事も、命を賭けて取り組むような目標もなく、どこかの誰かがたどってきたレールをなぞるだけ。

 だからといってレールから外れる冒険心も、踏み越える勇気もないまま、自分自身を変える努力も、それをするための気力もわかずに、ただ惰性だせいで生きて、年をとっていく。

 安全で、平和で、それでいて退屈なそんな毎日が、これからも続いていく――ずっと、そう思っていた。



 いつもと同じ一日を過ごしていたはずだった。

 いつもと同じように目覚めて、朝食を食べ、休日だが予定もないので、ベッドに横になったまま時間を過ごし。

 そして――気がつけば、コウイチの世界は一変していた。

「……なんで?」

 昼を少し過ぎていたぐらいのはずが、いつの間にか空は暗く染まっていた。しかもいるのはそこらの建物から漏れ出る明かりも、人の声もない森の中。

 真っ暗闇に響くのは、虫の鳴き声、動物の遠吠え。

 背筋がぞくりと震えた。

「……!」

 恐怖にかられ、目的もなく走り出す。

 暗い中、もたつく足を必死に動かし、

「ハァ、ハァ、ハァ……ッ!」

 すぐに腕に走った鋭い痛みに、足を止める。

 コウイチは思わず眉根を歪めた。腕をめると血の味がした。痛みと、それ以外の、はっきりとわかる感覚。

 少し遅れて、折れた枝の先端で切ったからだと気づく。だが、それ以上に、

(夢……じゃない、のか……?)

 突きつけられた現実が、痛みなどどうでもよくさせた。

「……はは」

 渇いた笑い。人間、どうしようもなくなった時は自然に笑いがこみあげてくる、なんて聞いたことがあったけど、まさかそれを身をもって体験する日がくるなんて。

 ――結局、衝動のままでた行動で得たのは、腕の傷とこれが夢ではないという実感だけ。

 なんでこうなったのか、自分でもさっぱりわからない。昼から夜になるまで何があったのか、まるで思い出せなかった。

 いきなり気絶させられて、ここまで運び込まれた? 

 そんなバカな。そんなことをして何の意味がある。

(落ち着け……)

 自身に言い聞かせ、深呼吸を繰り返す。ぐるぐると疑問が渦巻いていた頭が、いくらかはクリアになり――

「落ち着いたっスか?」

「……!」

 いきなり聞こえた“声”に、コウイチは硬直した。


 パタ――


 羽ばたく音と同時に、目の前にそれは飛び出してきた。

「なっ……」

「無茶っスよ。こんな暗いのに、いきなり走り出すなんて」

 丸いそれは、くだけた口調で話しかけてきた。

 コウイチはそれを呆然と見つめる。

 まず目についたのは、コウモリのように薄い皮膜状ひまくじょうの翼。出来の悪いマスコットキャラのような胴体は、顔との境目がなくただ丸い。後ろでは、その体をひと巻きできそうな長い尻尾がゆらゆらと揺れていた。

 胴体の中程にある大きな赤い口からは二本の牙が覗いており、その上にある二つの目は、興味深いものを見るような眼差しをコウイチに注いでいる。

「っていうか、なんでこんな夜中に森の中にいるんスか? 危ないっスよ?」

 明らかに人間ではない姿で話す言葉は、まぎれもない人の言語。

「う……わ……」

「……あれ? にいさん、もしかしてオイラが――」

 その生き物が不思議そうな顔をする。

 理解不能の恐怖に、コウイチは思わず後ずさった。

「あ――」

 直後、木の根に足を引っかけて転倒、後頭部を強打した。


「……っ、……!」

 頭を抱えて転がるコウイチを、謎の生き物に呆れたように見下ろした。

「言ったそばから……大丈夫っスか?」

「……痛い」

 わりと、本気で。なんとか立ち上がって触ってみると、鈍い痛みが走った。血は出ていないが、これは盛大に腫れるかもしれない。

「と、いうか……」

 おっかなびっくり、謎生物を見る。パタパタと羽ばたきながら宙に浮いているが、どう見てもその動きだけで飛べるとは思えない。そもそも、なぜ人の言葉を喋るのか。

「自分っスか? 自分はカセドラっス」

「……」

 名前を聞いたわけではないのだが。

 とにかく、この謎生物はカセドラというらしい。いきなり襲いかかってくる気もなさそうだ。

 それなら――

「ここは……?」

「森っスね」

「……」

 見ればわかるようなことを答えられた。

「そうじゃなくて」

「詳しい場所を聞いてるんなら答えられないっスよ? オイラもついさっき生まれたばかりなんで」

 生まれた? ついさっき?

 意味がわからず混乱していると、カセドラは補足ほそくするように付け足した。

「生まれたっていうか……はっきりと意識できるようになったほうが正確っスかね。自我じが芽生めばえ? っていうかなんていうか……」

 相変わらずよくわからないが、わかってないのはカセドラのほうも同じらしい。

 諦めてコウイチは別の質問をする。

「君はいったい……なんなんだ?」

「オイラは精霊っス」

 セイレイ? ……精霊?

 マンガやゲームの中では馴染みのある単語が、コウイチの脳裏に浮かぶ。

「む。なんスかその顔は」

「いや……だって」

 新種の生物だとは思うのだが。だがいきなり精霊なんて言われても。

「ふーん」

 明らかに不満そうな顔をして、カセドラは一度大きく羽ばたいた。

「別にいいっスよ、信じなくても。じゃあ今夜一晩、がんばって一人で過ごすっス」

 そのままくるりと背を向け――コウイチは慌ててその体をつかんだ。

「……なんっスか?」

「いや……別に」

 気まずくなって目をそらす。

「用がないなら離してほしいんスけどね~」

「それは……」

 困る。こんな暗い森の中で、一人取り残されるのは。さっきまで死ぬほど怖かったというのに。

 ただそれを言えば負けな気がして。

「認めるっスか? オイラが精霊だってこと」

 ぶんぶんと、コウイチは二度大きく頷いた。


「そういえば、兄さんの名前はなんていうんスか?」

 機嫌をなおしたカセドラが、思い出したように聞いてくる。

「……コウイチ」

 木の幹に背にして座りながら、コウイチは答えた。

 カセドラの提案で、動かずに一夜を明かすことにしたのだ。

『夜に動いても危ないだけっスからね。明るくなるまでじっとしてるのが一番っス』

 その言葉に、コウイチは素直に頷いた。気温も肌寒くはあるが、耐えられないほどではない。

「コウ、イチ? 変わったひびきの名前っスね」

「普通……だと思うけど」

 少なくとも、今までそんなふうに言われた記憶はない。

 コウイチからすれば、カセドラという名前のほうが変わっている。

(いや……けど人間じゃないし……それはそれで、あり……なのかな?)

「それで兄さんは、なんで夜中にこんなところに? 猟師や木こりでもないみたいっスけど」

 ジーパンにTシャツという普段着姿のコウイチを見て、カセドラは首を――首がないかわりに丸い胴体を傾けた。

「それは……僕にも」

 というか、ここがどこなのかすらわからないのだ。

 疑わしそうに見ていたカセドラも、すぐにコウイチが嘘をついていないとわかったらしい。

「あー……それは大変っスね」

 あわれみの混じった言葉に、心の底から頷きたくなる。

「だからそんな無気力な感じなんすか」

「いや……そういうわけでは」

 別にこういう状況だから、というわけでもないのだが。普段よく言われている欠点をこうさっくりと指摘されると、微妙にへこむ。

「……」

 黙り込むと、今度はなんだか落ち着かなくなった。

 なんで、どうして、誰が、なんの目的で。

 再び渦巻きかけた疑問を、コウイチは慌てて振り払った。考えて答えが出るとは思えない。カセドラも情報源としては頼りないし。

「……いま心の中でバカにしなかったっスか?」

「まさか、そんな」

 慌てて首を横に振る。

「まあいいっスけど。それより今は寝たほうがいいっスよ。明るくなったら森を出るために歩かなきゃいけないんスから」

「……ああ」

 とは頷いたものの。

 目をつむっても心は落ち着かず、結局その日、コウイチは空が白み始めたころに少し眠れただけだった。


 翌日――カセドラの案内で、コウイチは森の中を歩いていた。

 平らなアスファルトとは違う、自然そのもの道のり。いや、道ですらない。足下には小石や木の根が、顔や胴体を無造作むぞうさに伸びた木の枝が遮る。

(……これは、疲れる)

 目の前でパタパタと浮いているカセドラが、ときおり止まってはコウイチが来るのを待っていた。

(と、いうか……)

 明るいところで見ると、ますますカセドラの異形が目につく。

 暗闇の中ではわからなかったが、その丸い姿はそのほとんどが深い紫色に染まっていた。

「? なんスか?」

「……いや」

 不思議そうに体を一回転させるその姿は、見ようによっては愛らしい……と言えるかもしれないのだが、その見た目は――率直に言って、“形の丸いナス”っぽい。

「……今なんか急にムカっときたっスよ」

 ジト目で見られたので、慌てて話をそらす。

「それより……あと、どれぐらいで森を出るんだ?」

「そんなにかからないはずっスよ」

 そうあってほしい、と思う。でなければ、足が棒になるどころの話ではなくなる。


 ――結局、コウイチが森を抜けたのはそれからしばらくたってのことだった。

「……死ぬ」

「ちょっと歩いただけっスよ?」

 カセドラが呆れたように、ぐったりと地面に横たわったコウイチを見下ろした。

 だって、ほとんど寝れてないし……。

 とは思ったものの、口に出して反論する気力もわかない。こんなに歩いたのは、小さい頃に学校の行事でやった競歩大会以来じゃないだろうか。

「とにかく、これで森の外には出たっス。ここまで来れば、もう見覚えがあるんじゃないっスか?」

 まだふらつく体を起こし、視線をめぐらせる。

「……」

「どうっスか?」

 問いかけてくるカセドラをよそに、コウイチは呆然と呟いた。

「……ここ、は……」

 視界に広がるのは一面の緑だった。しばらく平地が続いたかと思うと、すぐ先にはまた森が広がっていた。

 どれだけ遠くを見渡しても、道路も、高層建築物もない。それどころか人の手が入っているものが一つも見当たらない。

「どこ……?」

「兄さん?」

 山とかならともかく、これだけの開けた平地が自然のまま残っているところが、自分の生まれた国にあっただろうか?

「大丈夫っスか?」

「……」

 言葉もなく立ち尽くすコウイチを、カセドラが心配そうに見る。

 森の外に出れば少しはマシになるだろうと思っていたが、これは予想外だった。せめて民家の一つくらいあれば、そこで話を聞けるだろうに。

 ……民家?

 視界のはし、目をらして注意深く見なければ気づかなかったが、そこに小屋のような小さな建物が建っていた。

「カセドラ、あれは」

「んん? ……ああ、あれは家っスね」

「家?」

 あれが? それにしては小さすぎやしないだろうか?

 気づくと、カセドラが冷めた目でこっちを見ていた。

「どこのボンボンだったんスか兄さんは。都市部の上流階級とかならともかく、こんな田舎の庶民の家ならあんなもんっスよ」

 別に家は金持ちでもなんでもないのだが。

 ……ともかく、あれが民家だと言うのなら人が住んでいるはずだ。

 思い直し、コウイチはうような足取りで歩みを再開した。


 遠くから見て小さかったその小屋は、近くから見ても小さかった。

 中は八畳ほどしかないのではないだろうか?

 それでも、人が住んでいるのは間違いないらしい。脇には新しいたきぎが積んであり、かすかにだが料理の痕跡――食べ物の匂いがした。

 ――ぐう。

「……」

 そういえば、昨夜から何も口に入れていない。そんなことも考える余裕すらなかったわけだが、一度意識してしまえば空腹感はますます増すわけで。

「兄さん? お腹が減ってるんなら、中で食べ物を分けてもったらどうっスか?」

「いや、しかし……」

 性格的に人に頼みごとをしにくい性質のコウイチは、ためらうように言葉を濁した。

 ――いきなり赤の他人に、それは図々ずうずうしすぎやしないだろうか? 耐えられないほど追いつめられてはいないわけだし。

「君は、減っていないのか?」

「オイラは精霊っスからね」

 ……そういうものなの?

 釈然しゃくぜんとしないが、とにかくここまで来てカセドラと話していても仕方ない。

 回り込んで入り口を探そうとしたコウイチは、ふと人の声を耳にして立ち止まった。

「……?」

 住人だろうか?

 なんとなく足音を潜めて、声のするほうへと近づく。

 小屋を挟んでちょうど反対側で、コウイチは足を止めた。

「……」

 十歳をいくらか過ぎた程度、といった外見の少女が、そこにはいた。

 年齢のわりには利発りはつそうな顔立ちで、茶色の髪を頭の両側で結んでいる。やたらと古めかしそうな、麻だか綿だかの単純な作りの地味な服を着ており、その外見は周囲の風景とぴったり合っていた。

 しゃがみこんだ少女の前には、木製の大きなおけ。水が張ってあるらしく、少女が桶の中で手を動かすたびにチャプチャプと音がする。

 何をやっているのかも気になったが、それより衝撃的だったのは少女の顔つきだった。明らかに、コウイチの生まれた国のものではない。

「やはり……」

 ここに来るまでに間、森の中を歩いている時から漠然ばくぜんと予想はしていたことだが。

 見慣れない土地に、人語を話す謎生物。そしてようやく見つけた人間の外見。

 これは――

「海外……テビュー?」

 まさか、こんな形で。

 ついぞ国内から出たことのないコウイチにとっては、雷に打たれたような衝撃だった。

 できるなら、もうちょっとまともなシチュエーションで来たかった……。

 旅行会社に申し込んで、ガイドさんに連れられて、家族や友達と……ああ、でも自分なら手続きやらなんやらの段階で、面倒くさくなって投げ出すだろうか。

(いや……いやいやいや)

 軽く現実逃避しかけた思考を振り払う。

 というか、外国ならまず言葉が通じない。ここが何語の国かはわからないが、そもそもどんな外国語もまともに話せない自信がコウイチにはあった。

 ああけどパスポートも持っていないから、まずは不法入国者として扱われるのだろうか。

「……兄さん?」

 立ちすくむコウイチを、カセドラが怪訝けげんそうに見つめてくる。

「……いや」

 言葉が通じない程度で諦める必要はない。相手も自分が外国人だとわかれば、それなりの相手なり場所なりに連絡をとってもらえる……かもしれない。

 もしそれで警察に連行されたとしても、あとはひたすら日本人であることを主張して大使館にでも連絡してもらえれば――

 ほのかな期待を抱きつつ、コウイチは一歩踏み出しかけ、

「エシトーの奴……! 今度はどうしてくれようかしら……」

「……」

 ……あれ? なんか聞き慣れた言葉が聞こえてきたような。

 ……日本語?

くつの中にミミズを仕込むのはこの前やったし……ドールさんが大事にしている麦酒エールの空瓶でも部屋に放り込もうかな。いかにもあいつが飲んだふうに見せて」

 うん。間違いなく日本語ですね。

 本来なら喜んでいいところなのだが、コウイチはひきつった顔をして後ずさった。

 ……なんだろう?

 いや、言葉が通じるってわかったのはうれしいけど、なんか聞いたらいけないことを聞いたような。

「……なんかあの子、怖いっスよ」

 カセドラも怯んだように尻尾を丸めている。

「兄さん、話しかけないんすか?」

「カセドラ、君が」

「オイラは精霊っスから」

「……」

 それがいったい何の関係があるのかと、小一時間ほど問いつめ――……いやいやいや。

 ……ともかく、彼女に用があるのはカセドラではなく自分だ。ここまで来てさらに頼るのはどうだろう。

 一度頼りかけた事実を都合よく棚の上に押し上げ、コウイチは意を決した。微妙に腰は引けていたのだが。

「あの――」

「きゃっ!」

 声をかけると、少女は悲鳴のような声を上げてその場で飛び上がった。

(……いや、そんなに驚かなくても)

「だ、誰っ?」

 若干じゃっかん傷つきながら歩み寄るコウイチを見ようとしたのか、少女は慌てて振り向きかけ――そのままバランスを崩した。

「あ――」

 傾いた少女の先にあるのは、水の張った桶。

「っ……!」

 ずぶ濡れになる自分の未来を思い浮かべたのか、少女は強ばった顔で目をつむった。

 その腕を、とっさに飛び出したコウイチが掴む。

「え……」

 視線が合う。

 まだ成長途中のその大きな瞳が、きょとんとするさまを目にしながら、コウイチは少女を引き寄せようとして――

「あ――」

 その瞬間、ついさっきまで酷使こくしされていた足がストライキをおこした。

 意思に反してぐにゃりと膝が曲がり、少女の腕を掴んだままコウイチもバランスを崩す。

(まず……)

 このまま桶の上に倒れては、助けにでた意味がない。それどころか二人ともずぶ濡れだ。

 コウイチは急いで腕を引き寄せ、上体をひねった。衝撃にそなえ、目をつむる。

 ――トサッ。

 柔らかい、土の上に倒れる音。

 どうやら、ずぶ濡れは避けられたらしい。

「え――」

「……?」

 あれ、なんか柔らかすぎないか?

「兄さん……何やってんスか」

 呆れたようなカセドラの声に、コウイチは目を開く。

 目の前にあったのは、少女の二つに結った頭の天辺で。慌てて回した腕は、その小柄な体をしっかりと抱き込んでいた。ちょうど、体の半分が少女におおかぶさるような体勢である。

 ……あれ? なんでこんなことに?

 というか、この状況って外から見たらどうなんでしょうね?

「あー……あれっスね。か弱い女の子を襲う、暴漢ぼうかんって感じっス」

 ですよねー。あ、でもわざとじゃないってわかってもらえば――

「ヒ――」

 腕の中の少女の体が、びくりと震える。

「あ、ちょ……」

 嫌な予感に、コウイチは慌てて弁解しようとしたのだが。

 直後、

「キャァアアアアアアアッ!」

 鼓膜こまくを突き破るような、甲高い音がコウイチの耳元で炸裂さくれつした。

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