たそがれ〜☆54☆3番目の虹色は何!?☆ミ〜
いつかのどこかの遠い遠い星☆ミ
落下して消滅してしまう星☆ミ
そんな終わりに向かう星で☆ミ
落下星人の少女『ナツ』と
落下星犬の『ピーちゃん』は、
昇ることも沈むことも辞めた太陽が照らす。
夕暮れの黄昏時しか存在しない土手で、
今日も一人と一匹で散歩する。
「ワンUo・ェ・oU」
「なぁに?ピーちゃん」
「ワンUo・ェ・oU」
「ん?虹色の話?」
「ワンUo・ェ・oU」
夕暮れの黄昏時しか存在しない土手のオレンジ色に染まる河原を歩きながら落下星犬の『ピーちゃん』は、飼い主の落下星人の少女『ナツ』を見上げて訊ねる。
「ん〜〜、そうだねぇ…3番目は…黄色だったかな?」
何時もの昇ることも沈むことも辞めた太陽が照らす。夕暮れの黄昏時しか存在しない土手のオレンジ色に染まる河原に座って落下星人の少女『ナツ』は答える。その額には落下星人の証のピーナツと呼ばれる触角がセンターパートの前髪からピョコンと生えている。
「ワンUo・ェ・oU」
夕暮れの黄昏時しか存在しない土手のオレンジ色に染まる河原に座り落下星犬の『ピーちゃん』は飼い主の落下星人の少女『ナツ』を見上げて訊ねる。飼い犬の『ピーちゃん』の可愛い額からも落下星犬の証である。ピーナツと呼ばれる触角が生えていて、飼い主の少女『ナツ』を見上げる度に可愛く揺れている。
「キャンU^ェ^U♫」
「✧黄色はねぇ✧」
飼い犬の少女『ナツ』は隣りにチョコンと座る飼い犬の『ピーちゃん』をセーラー服の胸元まで抱き上げて『ピーちゃん』の可愛い額から生えているピーナツと呼ばれる触角と自分の額から生えているピーナツと呼ばれる触角を合わせて「コショコショコショコショ♫」と『ピーちゃん』のピーナツと呼ばれる触角を擽りながら言う♫
「✧この触角に咲く花の色だょ✧」
「キャンU^ェ^U♫」
そして、飼い主の少女『ナツ』は、何時もの黄昏たオレンジ色の空を…木々達も実る事を辞めてしまった…晴れる事も雨を降らせる事も辞めてしまったオレンジ色の砂埃(無数のチリ)により汚染されたオレンジ色の空に浮かぶ《119》奇妙な数字の羅列を見詰め囁いた。この奇妙な数字の羅列は、この落下してゆく星の落下する期日を示している。
「…この触角に咲く花は、ピーナツの小さくて黄色い花に良く似てるんだって…」
オレンジ色の黄昏た空に寒くも暑くも無い生温く吹く風にピーナツと呼ばれる触角を靡かせ飼い主の少女『ナツ』はポツリと呟いた。
「キャンU^ェ^U♡」
「ふふっ♡そぅだねぇ♡」
オレンジ色の黄昏た空に寒くも暑くも無い生温く吹く風がピーナツと呼ばれる『ナツ』と『ピーちゃん』の触角を静かに靡かせていた。
この落下してゆく星の大気はオレンジ色の砂埃(無数のチリ)により汚染されつつある。このオレンジ色の砂埃(無数のチリ)により汚染された空には朝も夜も無く。何時も黄昏、夕暮れ時しか存在しない。そして、この星からは汚染されたオレンジ色に包まれた黄昏た空しか見えない。その黄昏たオレンジ色の空に浮かぶ奇妙な数字の羅列…落下してゆく星の落下する期日…それしか見えない。この星がオレンジ色の砂埃(無数のチリ)に汚染されていなかった頃、空からは雨や雪が降ったらしい。そして雨上がりの空には、綺麗に七色に輝くー虹ーと言うものが架かったらしい。ー虹ーは、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、の七色に輝いていてとても綺麗だったそうだ。今、現在ー虹ーは確認する事ができない。そして飼い主の少女『ナツ』は飼い犬の『ピーちゃん』には、言わなかったが、この星の古い文献には、ー虹ーは、この星の未来を約束する為に神様と結んだ契約の証……。そう記されていた。つまり。飼い主の少女『ナツ』は、オレンジ色の黄昏た空を見詰め思うのだ。ー虹ーが確認できないと言う事は、もう、この星は、神様から未来を約束されていないのだと。そう『ナツ』は、オレンジ色の空を見詰めて思うのだった。そして、この星の木々は枯れ果て、とっくの昔に果実を実らす事を辞めていた。なので花々も咲く事は無い。唯一咲くのは落下星人と落下星犬の額から生えるピーナツと呼ばれる触角に咲く黄色い小さな花だけだ。この小さな花はピーナツの小さな黄色い花に良く似ていると言われている。
たそがれ〜☆54☆3番目の虹色は何!?☆ミ〜
落下するまで119日☆ミ




