たそがれ〜☆44☆…雨が降ったら傘を差すんだって…☆ミ〜
いつかのどこかの遠い遠い星☆ミ
落下して消滅してしまう星☆ミ
そんな終わりに向かう星で☆ミ
落下星人の少女『ナツ』と
落下星犬の『ピーちゃん』は、
昇ることも沈むことも辞めた太陽が照らす。
夕暮れの黄昏時しか存在しない土手で、
今日も一人と一匹で散歩する。
「ワンUo・ェ・oU」
「なぁに?ピーちゃん」
「ワンUo・ェ・oU」
「うん」
「ワンUo・ェ・oU」
「うん」
「ワンUo・ェ・oU」
何時もの昇ることも沈むことも辞めた太陽が照らす。
夕暮れの黄昏時しか存在しない土手のオレンジ色に染まる河原を歩きながら落下星犬の『ピーちゃん』は、飼い主の落下星人の少女『ナツ』を見上げて訊ねる。
すると飼い主の少女『ナツ』は、何時も何気にさり気なく持っていた青いスクールバッグの中から折り畳まれた短い棒の様な物を取り出して、徐にーーバッ!!と。オレンジ色の空に向かい開き。飼い犬の『ピーちゃん』に見せて言う。
「コレを差すんだって」
「ワンUo・ェ・oU」
「傘って言うんだって」
「ワンUo・ェ・oU」
「そうー傘ー」
飼い主の少女『ナツ』は、落下星人の証であるピーナツと呼ばれる触角をセンターパートの前髪からピョコンと揺らして、傘を差してークルクルー踊る様に回って見せて歌う様に言う♫
「ー傘ーを差すとね♫雨にぬれないんだって♫」
「キャンU^ェ^U♫」
「ふふっ♫使った事ないけどね♫」
「キャンU^ェ^U♫」
「ふふっ♫そうだね♫使えてよかった♫」
晴れる事も雨を降らす事も辞めた。オレンジ色の空の下で、今や骨董品となった。ー傘ーを差して、ークルクルー踊る様に回る♫『ナツ』と『ピーちゃん』をオレンジ色の黄昏れた空が見下ろしていた。
《129》オレンジ色の空に浮かぶ奇妙な数字の羅列は、この落下してゆく星の落下する期日を示している……。
この落下してゆく星の大気はオレンジ色の砂埃(無数のチリ)により汚染されつつある。このオレンジ色の砂埃(無数のチリ)により汚染された空には朝も夜も無く。何時も黄昏、夕暮れ時しか存在しない。そして、この星からは汚染されたオレンジ色に包まれた黄昏た空しか見えない。その黄昏たオレンジ色の空に浮かぶ奇妙な数字の羅列…落下してゆく星の落下する期日…それしか見えない。この星がオレンジ色の砂埃(無数のチリ)に汚染されていなかった頃、空からは雨が降ったらしい。その雨を凌ぐ為に作られた道具をー傘ーと言うらしい。空が雨を降らすのを辞めてしまったのでー傘ーは、骨董品とされている。
たそがれ〜☆44☆…雨が降ったら傘を差すんだって…☆ミ〜
落下するまで129日☆ミ
☆ミたそがれ☆ミ落下星〜ピーナツ〜
略して、☆ミたそピー☆ミ
ここまで読んで頂いて有難うございますm(_ _)m❣❣
このお話が今年の最後の投稿となります❣❣
来年もユルリと連載予定です☆ミ☆ミ
☆ミなろうの民の皆様☆ミ良い年末を♡
また来年も宜しければ☆ミたそピー☆ミを、
よろしくお願い致します♡m(_ _)m♡




