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3話ーどこ?
その声の主から、鋭い光が浴びせられた。「フラッシュI。」クラスメイトの一人が起き上がった。黒板に落書きをしていた一人だ。ほかのクラスメイトもむにゃむにゃ言って目を開けているようだ。困惑の声が部屋中で起こる。私もここらでいいかと起きた。クラスの気が強い女子の一人がその声の主...中年の人とその周りの防護服?を着ている人に食ってかかる。「こんなところに連れてきて何をするつもり?けいさつをよぶわよ!」「ケーサツとは何かわからんが、今から説明するところじゃ。」その声の主が手を上げると周りの10人ぐらいいる大人の防護服?を着ている人のうち、2人が彼女を取り押さえ、私たちがいるほうに押し戻した。クラスメイト達の大部分は震えている。しかし、目を輝かせているものもいた。「もしかして...これって...異世界召還!?」