ドラゴンさんに気に入られたらしいです?
すいません。今回も視点移動がありますのん。
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〜冒険者ギルドにて〜
「おや、どうされまし」「緊急事態だ‼すまないんだけど、ギルマスを呼んでもらってもいいかな!」
「…何かあったのですね?分かりました。今すぐにギルドマスターを呼んでまいりますので少々お待ち下さい
、シランさん。」
「ああ、頼む。」
…ギルマスは忙しい人だ。応じてくれるだろうか…最悪押し入ってでもこのことは伝えなければ…‼まさか、ドラゴンがこの街の方へ飛んできているとは…しかし何故だ…?ドラゴンは普段は人里の方には寄り付かないはずだ…
「シラン、今日はどうしたのよ?私まだ書類結構残ってるんだけど…?」
「すまないギルマス。あなたが忙しいのは分かっているんだ。でも、これは速やかに伝えなければならなかったんだ。心して聞いて欲しい。」
「御託は良いからさっさと要件を。」
「ああ、そうだな。…東の山に住むドラゴンがこのエクレシアの街の方面に向かって飛んできているのを感知した…もしかしたら…竜の逆鱗に触れたバカどもが居るかもしれん…‼」
「へぇ〜。ドラゴン…ハァ⁉ドラゴンが⁉ちょ、ちょっと待ってよ…⁉なんでそんなことに…」
「恐らくだが…確かあの山に住むドラゴンは番が居たはずよな?…そして、ドラゴンは同族をとても大切にしている…それから考えるに…番に何かしらあったか、もしくは…」
「…自らの子に手を出されたか…ね。」
「恐らく後者だろうな…」
「ハァ…分かったわ。人手をかき集められるだけ集めて対処に向かうわ…‼申し訳ないけど、シラン。あなたは偵察をしてきてくれないかしら?もちろん報酬は出すわよ。」
「そのつもりだ。」
「ありがとう、助かるわ。シラン、あなたのその探知能力にはいつも助けられているわね。…慎重にね。」
「分かっているよ。死にたくはないが…街を守るためでもある。」
くっ…俺の探知がもっと正確ならば…原因が分かったかもしれないが…ここからでは、ドラゴンが怒っていることと、この街の方面へ飛んできていることしか分からん…頼む。被害が極々少数で終わってくれ…‼
…ん?ドラゴンとは別にもう一つ魔力を感じる…?同じく東側だ…急いで偵察に行かねば…!
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はい。好きなことをして生きていきたいけど、絶体絶命の面倒事に巻き込まれている私です。
さて…ドラゴンが飛来してくるまであとどれほどの猶予があるのでしょうか…この眼の前の人達はどうにか出来ても…ねぇ?こういう場合は大抵話を聞かないものですからね…
「兄貴!相手はたかが1人っすよ!全員でやっちまっていいっすよね?」
「そうだな。それほど強そうには見えんし…だが、ガキだからと油断はするな。この場に来たくらいの胆力の持ち主だ。何をしでかすか見極めることを怠るな。あと、魔法を撃たれても厄介だ。詠唱には気をつけろ!」
「「「へい!」」」
お相手方の作戦会議は終わったらしいですが…なるほどこの程度の美少女一人制圧するなら複数人で囲めばいいと…まぁ、普通は数の利があるでしょうが…むしろ私相手だと悪手ですね。ってか、ろくな武器も持って無さそうなんだから普通は魔法を警戒するのでは?しかし、リーダー格の男は意外と冷静ですね。
「へへっ…悪ぃなァ。お嬢ちゃんよォ。邪魔してきたのが悪いんだぜ…?」
「ドブ!お前は右から行け!ゲブは左から。俺は真正面から抑えにかかる!」
「任せとけ!兄弟!」「誰が手柄上げても恨みっこなしな!」
〈魔法呼び出し 《影抜き》〉
闇魔法《影抜き》あ、いや、影魔法ですかね。まぁ、とにかく影抜きは要は瞬間移動みたいなものですね。影の世界に入って影から影へ移動する魔法です。影の中って暗そうだと思うじゃないですか。違うんすよ。ちゃんと地上の様子は見えますし、影空間は以外にも明るいので見えないことはないのです。まぁ、意図的に相手を引きずり込む時はなんにも見えなくすることはありますが…。…悪い人は女性の下着覗くのに使うんでしょうねぇ、この魔法。私はいたって健全な使い方しかしてませんが。
そして、〈魔法呼び出し 《シャドウバインド》《幻魔の誘い》〉これで眠っててもらいましょう。
あとは一人ですね。
「なっ⁉てめェ何しy…」「あ、そういうの良いっす。お疲れっした〜。」バタン
よし、これで全員捕縛は完了ですね。
えーと…この馬車の…あ、有りました。しかし一応他の荷物よりかは良い扱いしてますが、保管が雑すぎますねこいつら…卵が割れたらどうすんですかね。うわ、流石ドラゴンの卵…大きいし重い。…ごめんなさいね、人間の身勝手なエゴで勝手に親元から引き離して…ちゃんと親御さんの元に返してみせますからね。
「我が子を返してもらうぞ…‼人間ども…‼」
あ、終わりましたかね、これ…しかしささやかな抵抗はします。卵を返して見ましょう。
「あの!あなたのお子さんならちゃんとご無事ですから、暴れるにしても一旦お子さんを巣に返しませんか…?」
「なんだお前は…?我が子を攫った連中の仲間…ではなさそうだな。なうほど。小娘、お前がこのバカどもを拘束してくれたのか。こいつらに掛かっている魔法からお前の魔力を感じるぞ。ふふふ…そうか。我が子も無事のようだし…怒る理由はなくなったな。」
あれ…意外と話が通じる…?
「えっと…私が我が身可愛さに仲間を裏切ったとか思わないんです?」
「思わんよ。我が子もお前に、いや、お主に感謝しているようだ。この子はどうやらお主が助けてくれたこと、理解しておるようじゃ。安らいだ雰囲気をしておる。」
「そんなことも分かるんですか?すごいですね。」
「で、あろう?我ら竜種は自らの子の思いを卵の中であっても読み取れるのよ。…お主、名はなんと言うのだ?我が子を救ってくれた者の名を知っておきたい。」
「あ、私はリンです。この先のエクレシアの街に住んでます。」
「リン、か…良き名じゃな!感謝するぞ!リンよ!我はホワイトドラゴンのティアムじゃ。ふむ、今日の所は帰るとするか。そろそろ旦那も帰ってくるし…迷惑を掛けたの。」
「いえいえ。お子さんがさらわれたなら当然の反応ですから…」
「ふっ。リン。我が子が生まれた暁にはお主の家を尋ねるやもしれん。覚えておいてくれ。安心せい、人の姿で訪れるでな。」
「アハハ…じゃあ、その時は歓迎しますね。いつでもお越しください。まぁ、依頼で家に居ないかも知れませんが。家の場所は…まぁ、私の魔力を常に纏っているので分かるかと…」
「うむ!ではまたな!勇敢であり優しき少女、リンよ。」
ハァ〜〜〜〜〜〜過去一緊張した…多分ここに彼女が降り立ったのギルドも知っているでしょうし…説明…面倒だなぁ…あと、この人達も…まぁ、私にこの人達の背後とかどうでもいいですし。説明義務だけ果たしてきましょうか…
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ふむ…リン、か。我、あの娘のこと気に入っちゃった☆あ、我がホワイトドラゴンの王だってこと言うの忘れちゃったけど…まぁ、いっか☆どうせそのうち会いに行くし。
ティアムさんは光の竜王。基本は最後の喋り方するよ。今回はおこだったからね!
竜王は属性ごとに1体+αいます。そして別に竜王同士の対立もない。平和だねぇ。
次回はリンちゃんが説明責任果たすよ。偵察に向かったシランさん?多分見てたけど…まぁ、悪いようには言わないでしょ。そういうことで、よろしくです。m(_ _)m




