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素材なら腐るほどありますよ?

珍しく早起きしたので朝に投稿。ブクマ等々感謝です!m(_ _)m

別にギルドの話をを3話も書く気はなかったんだけどなぁ…

何か書きたいことがあったような…?忘れたけど。

はい。貞操の危機を脱して、お昼ご飯を奢ってもらった私です。

宿に行こうと思いましたけど、路銀は必要なので先に収納に溜め込んだ魔物素材たちを換金していきましょう。ということで受付にリターン!です。


はい。数分ぶりです、お姉さん。路銀を得に来ました。

「あら、リンさん。路銀がほしいってクエストでも受けに来たのですか?」

私、お姉さんとぜひとも仲良くなりたいのでリンちゃんって呼んでください。口調ももっと砕けていいので。

「そう?それじゃあリンちゃん、私はフェルンよ。よろしくね。それでクエストでも受けに来たの?」

「いいえ。収納に溜め込んだ魔物素材でも売ろうかなと思いまして。とりあえずこんなものなんですけど。」


「リンちゃん収納スキルを持っているのね?うらやまs…ってストップ!リンちゃんストォーップ!」

うん?まだまだいるんですけど、もう打ち止めですか?

「他の冒険者もびっくりしているからね⁉」

え、あ、ホントです。周りを見てみましたけど、時でも止まったように静かですね。


「とりあえず、今出した素材は買い取り出来ますか?」

「ええ、そこは問題ないのだけど…こんなにたくさんどう集めたの?」

「どうって、普通に数年前から狩ってはためていただけですけど…」


どうしたことでしょう。お姉さんことフェルンさんが頭を抱えています。でも出した素材なんて、そこらにいるフォレストウルフやオーク、ビッグボアといった魔物がそれぞれ10体ずつくらいなんですけど…なんなら在庫ならまだ腐るほどありますけど。あ、さらにフェルンさんの眉間のシワが深まってしまいました。美人さんなのに勿体ないですねぇ。え?私のせい?テヘッ♡


「ガングさぁーん!ちょっと素材の良し悪しの鑑定お願いしまぁーす!!」

「あん?どうしたんだ、フェルン。お前さんがそんなに慌てるなんて珍しいな。」


部屋の奥から筋骨隆々のゴツい人が出てきました。解体請負人の方なんでしょうおそらく。

「おい。なんだこの量は?その嬢ちゃんが持ち込んだのか?」

「はい。彼女実は今日登録したばかりなんですけど…どうも昔から素材を溜め込んでいたみたいで…」

「それでこの量か。なるほど。納得はしたが、嬢ちゃん、コレ全部ほんとにお前さんが狩ったのか?」

「ええ。魔法でサクッとやりました。」

およ?ガングさんがなんか呆れたような顔しているんですけど…?


「ハァ…まぁ嬢ちゃんの持ち込んだ素材は買い取ってやる。解体済みで状態もいいし、色つけといてやる。勘定するからちょっとばかし時間をもらうぞ。」

「はい。構いません。お願いしますね。」

最大限のニッコリ笑顔で素材たちを見送りました。ちゃんと誰かに役立ててもらうんだよー。


〜〜〜

「しっかしまぁ、こいつぁすげぇな。フォレストウルフの中にリーダー格であるシャドウフォレストウルフが混じってやがる。つまりあの嬢ちゃんはフォレストウルフの群れをひとつ潰せる実力はあるかもしれねぇってわけか。すげぇ新人が来たもんだな。」

登録したてでこんな成果を持ち込むたぁ、今後が楽しみだな。しまった、嬢ちゃんの名前をきいていなかった。だが、いつでも機会はあるからな。今度でも問題はねェ。

どでかい新人の今後に俺は年甲斐もなくウズウズしていた。

「これだから冒険者ギルドの仕事はやめられねぇんだ。」

〜〜〜


ガングさん待っている間暇なので、アルドさんに知識を集っていました。もちろんラッチさんが近づこうとしたら威嚇しましたが。それ込みで楽しかったですね。


「おーい。嬢ちゃん!勘定が終わったから、代金受け取りに来てくれ。」

あ、終わったみたいですね。やっぱりあの数程度ならすぐに終わるんですねぇ。プロはやはり違います。


「まずオークが10体で肉以外の素材が納品されているかつ、良い品質だったから、大銀貨3枚と銀貨7枚。

次にビッグボアこれは銀貨5枚と大銅貨2枚になる。で、最後にフォレストウルフが9体で銀貨5枚だな。」

?出したフォレストウルフは10体のはずですが…素材がだめだったのでしょうか。

「フォレストウルフのうちの1体はシャドウフォレストウルフだったんでな。これはそもそも珍しい個体なもんで価値が高い。だから金貨3枚に大銀貨8枚になる。合計金貨3枚と大銀貨4枚銀貨7枚大銅貨2枚だな。確認してくれ。」


確か、金貨って日本円で1枚100万円だったような…?え、総資産300万円超えってことですか。はぇ〜お金持ちだぁ〜(^o^)/

「はい。問題無しです。ありがとうございます。」

「おう。俺はガンツ。ここで解体と魔物の勘定やってるから、また魔物素材の納品に来たら教えてくれ。」

「はい!それにしても大金ですね…どうしましょう。」


「ねぇ、リンちゃん。口座を作ればギルドに預けることもできるけど、どうする?冒険者ギルドならどこの支部でもひきだすことができるわよ。」

「嬢ちゃん、俺も口座を作っとくといいと思うぜ。嬢ちゃんは収納スキルを持っているようだが、別口に資金を残しといた方が安心だろう。それじゃ俺は作業場に戻るわ。またな、嬢ちゃん。」

「あ、はい。ありがとうございました!じゃあ、口座を作っといてもらえます?そこにとりあえず金貨3枚は預けておいてもらってもいいですか?」

「分かったわ。それじゃ金貨3枚確かに預かりました。それで、他にまだ用事はあるかしら?」


「初心者講習みたいなものってやっていたりしますか?」

「ええ。やっているわ。次の講習の予定は…2日後にあるわ。参加するならリンちゃんの参加の手続きやっておくわね。」

「お願いします。今日のところはこんなところで失礼しますね!これから宿を取らなくちゃいけないので!ありがとうございました!」

「はい。お疲れ様。明日から頑張ってね!応援しているわ。」


よし、当面の資金も得たので今度こそ宿に向かいましょう。いささかお金が多い気もしますけど…というか流石に私でもわかります。絶対冒険者1日目の新人が得て良い金額ではないですよね?

しばらくは変な人達に警戒しなくてはだめですね。パーティ勧誘も極力断ることにしときましょう。その方が安心です。

まぁ、当然このあと私は一部の馬鹿なことを考えた人たちに後をつけられたんですよね。返り討ちにしてギルドに丸投げしましたけど。


お疲れさまです。お金の換算は以下のとおりです。大体ね。

・銅貨=100円

・大銅貨=1,000円

・銀貨=10,000円

・大銀貨=100,000円

・金貨=1,000,000円

・大金貨=10,000,000円

・白金貨=100,000,000円 となっております。その方が作者的にもわかりやすい。

硬貨10枚で一個上の硬貨と同価値になります。(例:銅貨10枚=大銅貨1枚)作中の相場は割と適当に決めてます。ご容赦ください。

次回もよろしくです。m(_ _)m

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[気になる点] 「はい。数分ぶりです、お姉さん。路銀を得に来ました。」 受付で登録した後、昼飯を奢ってもらっているのに、数分ぶり?数分で昼飯を食べたのかな。
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