収入源の確立・・・ですね
4日ぶりです^^大丈夫ですから。生きてますから。しかし…ミチルちゃんの話だけで15話近く書いてるの驚き。
はい。ラノベの主人公ばりのリアルラックを発揮しているかもしれない私です。リンちゃんです。
ミチルちゃんに街を案内していて、最後になんとなくで寄ってみた先のお店で買物をしていただけなのに…何故か商談を持ちかけられ、気づいたらなんかお試ししてみようとなり、待ち時間に突入?どういう状況なんですかね、これ?あの、何をしろと?
はぁ…私も現実逃避しようかな。ミチルちゃんみたいに。ミチルちゃんは現実逃避してるというか…そもそも始めから状況についていくことを諦めている感じで出されたお菓子をひたすら頬張っているんですが。やめなさい、美味しいのは分かったからリスばりに頬パンパンにしないの。目を輝かせてこれ美味しいよ!って雄弁に目で語ってこないで?テンションが学生のそれじゃないですよ。というかお行儀はどこに置いてきてしまったんです?完全に幼子ですからね?もういいです…私もお菓子食べよ。このクッキーさっくりほろっとしてて…ん、おいしい。流石、お金持ちの用意するお菓子は違いますね。
「リンさん。ミサくんが戻ってくるまでの間に軽くでも商談を詰めておきましょうか。」
「…分かりました。でも、良いんですか?効果がなかったら赤字になったりとかは…」
「いえ、先程の説明からして基本的には長期的かつ日常的に使用することで効果が見られる代物だと認識しました。それならば今効果が見られずとも将来を見越しての投資をするのも商人でしょう?」
「そのとおりだとは思いますよ。…しかし、今オランドさんが求めているのはすぐに効果が出るものでは?」
「ええ、まぁ。妻に喜んでもらおうと思えば…確かにその通りですね。それはそれとしても、です。商品にはなり得るのですから買い取りさせていただきますとも。これらを制作するのにだいたい掛かる費用を教えて頂いても?」
「えー、レシピを確認して頂いたほうが早いですね。シャンプーのレシピがこちらです。リンスがこちらですね。ただあくまでも一例ですから、代用が効くものは非常に多いでしょうしそこは作り手次第になります。なのでオリジナリティも出しやすいでしょう。逆を言えば真似がされやすいとも言えますが。」
「ふむ…確かに比較的安価で手に入るものばかりですな。これならば、庶民の皆様でも購入しやすい価格で提供が出来そうですね。これなら価格は庶民向けで銅貨5枚以内でも問題は無さそうですが…貴族社会では入浴という文化が浸透していることもあって、流石に売り込むのは厳しいといった所でしょうか…」
まぁ、そうなりますよねぇ…現状だと具体的な値段はつけようが無いでしょう。というか、やっぱり貴族は普通にお風呂あるんですね。まぁ、そりゃそうか。華やかでドロドロしてるのが貴族社会ですもんね。(偏見)
と考え事をしていた時にミサさんが戻ってきました。だいぶ早くないです?まだ10ちょっとしか経ってないですよ?
「旦那様。ただいま戻りました。」
「ああ、おかえりミサくん。早かったね。ほぉ…!これは…すごいな。」
「ええ。私も使ってみて凄さを実感いたしました。使用前はきちんと手入れをしておいてもぱさついているという状態でしたが、このシャンプーとリンスを説明通り使った結果がこのとおりです。全体的に髪に色艶が出ましたし、全体的に髪の毛がしっとりと潤って手櫛の通りも非常に良くなりました。さらに泡立ちが良く、手触りも滑らか…旦那様、これは…売れます…‼確実に…‼世の女性ならば百人が百人欲するでしょう…!」
おお…!ミサさんの髪の毛綺麗ですね。元が汚いという話ではなく、より美しさを引き出されています。いや、元の美しさを取り戻した…かな?ミサさんの髪色はアッシュブラウンだと思っていたんですけど、ハニーブラウンですかね?まぁ、正確な色はわかんないですけど、さらりと流れる茶髪ストレートが非常にお似合いです…!多分陽の光の下ならかなり輝いて人の目を惹く感じになるんじゃないでしょうか。私なら確実に釣られますね。
「ああ。そのようだ。これは素晴らしい‼そしてこれならば貴族に売り込んでも…」
「はい。確実に飛びつくかと。ご令嬢方の美への熱量は想像を絶するほど強烈ですから。そして、一度使用しただけでこれですから、例え物品の贈り物には飽き飽きの奥様であってもお喜びになること間違いなしです!」
「うむ!これほどまでに見違えるとは思わなんだから驚いた!リンさん‼是非とも我々と契約を結んで頂きたいのですが、いかがです?この事業は黒字確実ですからリンさんにも損はさせません!」
おうふ…勢いがスゴい…でもちゃんとした収入源は有り難いですね。私は冒険者がやりたいんじゃなくてスローライフを送りたいので。ただ、契約書は隅まで読み込まなくては。
「分かりました。私としても収入は有り難いので。では、細部まで契約書作っていきましょう。」
「ええ、分かりました。しかし、この発想といい、そのいい意味で子供らしからぬ落ち着きといい…貴方は只者では無さそうですね。ミサくん。契約書を用意してくれるかな。」「かしこまりました。少々お待ちを。」
「こちらが契約書になります。ご確認ください。こちらはサインをした後に、契約違反をすると罰則が課されるという魔法誓約書になっておりますので、リンさんを不当に利用することは出来ません。その点はご安心を。」
なるほど。便利だ。
ミサさんから契約書を受け取りまして、内容は…と。ざっと要約すると、専属契約であり、商品の権利は私側に有り。利益のうちの3割を私に払う。固定給として金貨3枚は月に必ず支払われる。私は月に2度ほど納品する義務がある。また、商会側から依頼をする場合もあり、その依頼の報酬は通常の2割増し。と。だいぶ私に有利ですね?ちなみに最近息をしていない鑑定さんでも嘘は見られないっぽいので大丈夫ですね。
「ん、この条件私に有利すぎる気もしますが…」
「あなたの将来性を考えるとむしろ妥当ですよ。繋がりは大切です。ああ、そうそう。他にも商品のアイデアがあったりする場合も相談をしてください。いつでも歓迎しますよ。本音を言うとじゃんじゃん出してほしいところですがね。」ニッコリ
「なるほど…私を繋ぎ止めておくことに価値があるわけですね…まぁ、その思惑に乗っかって私に損はなさそうなので、なにか新しい商品が出来たら持ってこさせてもらいますね。」
「はい。それではこれからよろしくお願いいたします。リンさん。それから、私のことはアグリと、呼んでください。」
「こちらこそ。アグリさん。とりあえず今ある量は納品しちゃいますね。」
「それは有り難い。実際に売り出すのはもう少し先になるでしょうが…必ずや大旋風を起こしてみせますぞ!」
いや〜、大旋風は言い過ぎじゃ…そうでもないね。女性の美への執着は舐めてはいけないものですから。
こうして私は無事に(?)収入源を確保することになったのでした。今度こそ、ミチルちゃんとのデートもおしまいです。最後の方はひたすらミチルちゃんは空気と化してお菓子食べてましたけど…
商談とか書くのは難しいってか何書いていいかわからん。
次回は予定なしなので、ニーナさんの魔法講義第二回やりますかね?ミチルちゃんの魔法のチュートリアルも兼ねて…あ、そのうちリンちゃんの冒険者ランクCにあげないと。では(`・ω・´)ゞ




