表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/181

冒険者にって・・・テンプレは?

ブックマーク等ありがとうございます。

趣味の産物の拙い文章ですが読んでいただけるとは・・・

この投稿ペースいつまで持つかな?

はい。おはようございます。森で一夜を明かした女こと、私です。リンちゃんです。

あのあと無事に朝を迎えまして、まぁ何事もなく森を抜けて街道に戻り歩くことはや2時間(体感だけど)ようやく街に着いたんですよ。

いや〜、まさか街にたどり着くまでに約1日もかかるとは思いもしませんでしたネ・・・(遠い目)

さぁ〜、この街で冒険者ギルドで登録をすれば私の憧れのスローライフへの第一歩です!


と、入場門の列に並んだはいいのですが、私急に追い出されたのでお金を詰め込む暇もなかったんですけど、街に入れるんですかね・・・?

魔物素材なら私の収納の中に入っているのでお金を入手するあてはあっても、街に入れなければ結局換金も出来ずに堂々巡りになっちゃいます・・・( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )


何かないでしょうか・・・服のポケットの中を漁ってみますけどやはり特になにもな・・・あれ、袋?

中には・・・‼メモ書き?らしきものと、大銅貨10枚に銅貨10枚ずつ入っています・・・!しかし一体誰が?

メモ?はどうやら長男からの手紙のようです。

〜〜〜

愛しい妹よ。お兄ちゃんだ。

袋の中に大銅貨と銅貨を10枚ずつ入れておいたぞ♡

冒険者生活に役立ててくれ。

             by長男

p.s.こいつったら最初は必要最低限のお金しか持たせない気だったのよ⁉信じられる⁉

  というわけで、ぶん殴って多めに詰めさせました。元気でね。私のかわいい妹♡

             by長女

〜〜〜

ふふっ。やはり持つべきものは優しい姉ですね。最高です。お姉ちゃん。あと鬼畜兄にも一応感謝しておきましょう。それにしても、一体いつの間に兄さんたちはこれを仕込んだのでしょうか?私全く気づきませんでしたよ。どうです?私の実家。兄弟仲はめっちゃ良いんですよ!親は別ですけどね?


というわけで無事に入場税である大銅貨2枚を支払い、街に入ることが出来ました!門番さんも私の容貌を見て同情してくれたのか、とても優しかったですね。なんなら困ったことがあれば相談に乗ってやるとも言ってくれてましたね。良かった良かった。


門番さん、ケルツォさんという方なのですけど、冒険者ギルドは街門からまっすぐ行った先にある広場を右手に曲がったところにあると教えてもらいました。その教えのとおりに移動すると、見えてきましたね。

ジョッキと剣のマークが書かれた看板が・・・!そして私は今、非常にワクワクしているんです!絶対ラノベのご定番とも言えるテンプレイベント、先輩冒険者のダル絡みが起こるはずですからね!


カランコロン…ギルドに入ると、やはりたむろしている冒険者たちが一斉にこっちを向けてきましたね!つまりイベントフラグはしっかり立ったということです。まぁ一応棒立ちではなく、冒険者登録に来た新人っぽくちゃんと立ち回らないと、せっかくのフラグが折れちゃったら悲しいですし。


ガタッ。おっ、早速動きがありましたね。むぅ・・・結構屈強そうな人たちです。正直今の私の実力が現役の冒険者にどこまで通用するのかわからないので、助けを期待したほうがいいのですかね。


「おいおい嬢ちゃんよぉ、ここはおめぇみたいなちびっこが来るような場所じゃないんだぜぇ?」

すごーい。こんなにもチンピラみがかった物言いになるんですね。私感激(*'▽'*)です♪

「そうだぜ?冒険者は遊びじゃねぇんだ。だからてめぇみたいなガキはさっさと家に帰ってママのおっぱいでも飲んでな?」

これまたなんか聞いたことあるフレーズですね。まぁ私は両親に泣きつくほど両親好きじゃないですけど。

「お嬢ちゃんかわいいなぁ?俺たちとお茶d・・・」「お前はちょっと黙ってろ。」

うわぁ・・・最後に話しかけてきた絶対ロリコンですよコレ。私10歳ですよ?前世だとまだJSの年齢ですよ?一応12歳で成人なので間近とはいえ・・・あ、冒険者登録自体は10歳から出来ますので問題はないです。

そこはかとなく犯罪臭が・・・テンションだだ下がりです。処していいですかね?いいですよね。だって変態だし。関わりたくないし。


「なんとか言ったらどうなんだ?おお?それとも、ビビっちまって何も言えませんってか?www」

「・・・はあ。」

なぜこの人達すぐに手を出すor武器を抜くかしないのでしょうか?こちらとしてはさっさと正当防衛決め込みたいんですけど・・・

「ヘヘッ俺たちが嬢ちゃんが冒険者としてやっていけるか確かめてやるよ。」〈威圧〉

威圧されていますね。その程度なら効きませんけども。とりあえず私もやり返しちゃいましょうか。魔力を放出して、威圧感を出しときましょう。

ブオン…

「⁉」「⁉」「⁉」

おお、効いているっぽいですね。一人は今にも吐きそうになっていますけど、昼間からお酒飲み過ぎでは?

ムフフ、次はどうしましょうか。よりインパクトがあったほうがいいですよね。


「おい!嬢ちゃん!降参だ!その殺気にも似た大量の魔力の放出を止めてくれないか?仲間が今にもぶっ倒れそうなんだよ。」

え?もう終わりですか?まだ何も出来ていないのに⁉え?あ、驚いて威圧(仮)が解けちゃいました|ω`)

「分かってくれたみたいで一安心だぜ。

あー、悪かったな。嬢ちゃんを試すような真似をしちまって。」


はて?試す・・・とは?どういうことでしょう?

「???」

「あー、まぁそうなるよな。詳しいこと話してやるから、先に登録済ませてこいよ。」

「えっと、はい?」

ロリコンその一さんの言う通り先に登録済ませちゃいましょう。このままだと消化不良で気持ち悪いですし。

登録受付の文字が書かれたカウンターへ向かいます。言語理解あるのでこの世界の共通語の読み書きもできます。

「えっと、登録お願いします。」

「はい、承りました。それよりさっきは大変でしたね。」

「ええ、まぁ。」

「ふふっ。素直ですね。こちらのカードにお名前を書いてください。代筆は必要ですか?」

「いいえ。大丈夫です。名前だけでいいんですか?」

「はい。基本的にスキルは安易に明かさないことというのが暗黙の了解としてありますので。書き終えたら、あなたの血を一滴このカードに垂らしてください。それで登録は完了です。」

「わかりました。」軽く針で刺して血を一滴垂らすと、ギルドカードが光りました。

「はい。これで登録はかんりょうです。登録料の銅貨1枚はありますか?」

「あります。」

「はい。確かに。それではこれから冒険者について話して行きますね。

冒険者にはランク付けがされており、一番下がFランク上はSランクまで冒険者ランクは上がります。

FランクからDランクまでは簡単に昇格可能で、一般にCランクからが一人前とされます。ダンジョンにはそれぞれランク制限がありますので、ランクが足りていないとそのダンジョンに足を踏み入れることは出来ませんのでご注意ください。また魔物も種類ごとにランク分けされています。

最後に、一定期間活動が認められない場合は冒険者資格は失効となります。Fランクの場合は10日間活動がないと再発行になります。再発行には銀貨2枚かかりますのでお気をつけください。駆け足でしたが、なにかご質問はありますか?」

「大丈夫です。丁寧にありがとうございます。」

「いえいえ。仕事ですから。さっきの彼らも頼りになる先輩ですので、嫌わないであげてください。でも、なにか困ったことがあったらいつでも相談してくださいね!」

とりあえず、彼らの事情?を聞いてみるとしましょう。受付の人が頼りになるとは言っていたのですから。 



ちょっと長くなってしまった。なんなら書きたい話入りきらなかったので分割してます。

少なくとも次回まではこのペースで投稿出来るんじゃないですかね。保証は出来ませんけど。

次回もよろしくです。m(_ _)m


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ