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役得って最高ですね

読んでくださる方がどんどん増えているようで…ホントにありがとうございます。GW明けたら投稿頻度は落ちていくかと思います。m(_ _)m

はい。しこたまフェルンさんに心配を掛けてしまっている自覚がある私です。

えー、先程私、アルドさんより帰還命令が出たので、今、連行されてます。ちなみに名目は対象の保護らしいですけどこれアレですね。本音はこれ以上私がなにかやらかさないかの監視何でしょうなぁ…ひじょーに心外ですよ…!まるで私がトラブルメーカーのような扱いをされていますね…?


なんということでしょう。連行体制変わらずにエクレシアの街に戻ってきてしまいました…

「なぁ、嬢ちゃん。その目、やめてくんねぇか?」

「はい?アルドさんなんのことですか?真顔でしたけど…」

「…目が死んでたぞ…?まるで罪人を連行しているみたいな気分になるんだが。」


「やだな〜罪人だなんて…こんな美少女捕まえて罪人なんて失礼ですね☆それともそういうプレイですか?」

「バッ⁉なんてこと言い出すんだ嬢ちゃん…!プレイ言うな。一体、どこで覚えてきたんだよそんな言葉ぁ!なんかどんどん扱いが雑になってんぞ?」

「うーん?もとからこんなもんじゃないです?」


「なんか腹立つな?嬢ちゃん、ちょーっとオイタが過ぎねぇか?」

「り、リンちゃん。その辺で、な?煽るのをやめよう?」

「煽ってないですけど、ちなみにお仕置きしてもいいですよ?まぁそれなら私にも考えがあるので。」

「どうする気だ?」

「アルドさんの社会的地位と信頼を暴落させま」「何言う気だよ⁉」

「え、きゃー変態、ロリコン、ドMの強姦魔ー(棒)って感じで。」

「やめろ⁉洒落にならん、洒落にならんからな!内容が!」

「それじゃあ、0:100でアルドさんの負けで。」「ああ、そうだなってなぜそうなる⁉百歩譲って痛み分けだろ⁉」


「楽しそうだなふたりとも。コントでもやってんのか?」

「違いますよ?アルドさんからかって遊んでるだけですよ?」「違うが?嬢ちゃんの悪ふざけに付き合ってるだけだぜ?」

「やっぱり仲良いじゃないか。(´Д`)ハァ…」


そんなことやってたら冒険者ギルドに到着です。ギルドに入った瞬間のことでした…ドォン‼

げふぅ⁉一瞬すぎて分かりませんでしたけど、何かがすごい勢いで衝突…してきました…私は…もう駄目…かも…


…思ったよりなんともなかったです。それで一体何がというか誰がぶつかってきたのでしょうか?そう思い確認すると…涙やらなにやらで顔面クシャクシャになったフェルンさんでした。


「リ”ン”ち”ゃ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ん”!よ、良がっだ…!心配…だっだの”私がリンち”ゃんを”送り”出しだ…がら…!危ない目にあ”っでだら”どうじよ”うどおぼって…( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )」

「心配をおかけしました。フェルンさん。でもこうして怪我の一つもなく無事に帰ってこれましたから。だから泣き止んでください。」


不謹慎ですけど、美人さんに泣きつかれるのは正直うれしいし役得感あっていいんですけども…泣いている原因が私にあるのって居心地が悪いです…とりあえずフェルンさんの頭をよしよしして宥めてはいるんですけど、離してくれないんですよね。どうしたものでしょうか…


私が困っていても周りの時間は止まらないもので。なんかアルドさんがギルドにいた冒険者に話しかけられ始めましたね。


「それで…アルド。嬢ちゃんを確保できたのは分かった。スタンピードの方はどんな感じだった?」

「もしかして、誰も向かってないのか?」

「お前らなら偵察もこなして来るだろう?その情報をなるべく待つ方が確実だ。お前らが2時間経っても戻らなければ、俺たちも向かうつもりだったが。それで、どうだったんだ?」


なんかアルドさんがこっち見てますね。良いですよの意を込めてニッコリ笑って頷きました。まぁ、彼らに私の手柄奪うなんて考えなさそうですし…このまま話さなければ冒険者の人たちが無駄足踏む羽目になりますし…最悪絡まれても、返り討ちにすればいいですし。面倒事になるのが嫌だっただけですし。


「……った。」「あん?なんて?」

「終わったぞ…てか、終わってた…」「???あー、アルドの奴は大丈夫か?そのー、ここが。(頭)」

「まぁ、ホントのことだからな…あ、誰かギルマス呼びに行って貰えるか?」


「その必要はないわ。既にこの場に来たから。」「「「ギルマス‼」」」

「あんなに騒がれては流石に気になって降りてくるわよ。それで?ゴブリンスタンピードはどうだったの?」

「…終わったぞ。」

「私の耳がおかしくなったのかしら?終わった?スタンピードが?」

「ああ。」

「はぁ、いいわ。応接室に来て。そこで詳しい話をしましょう。保護した新人ちゃんも連れてきて。」


「あの…フェルンさんが離してくれないから動けないんですけど…」

「珍しいわね。フェルンがそんなに執着するなんて…そのままだと仕事にならなさそうだし、悪いけど、フェルンも連れていってくれる?」

「私は良いですけど…大丈夫なんですか?」

「まぁ…大丈夫よ。どうせ知るんだし、遅いか早いかの違いよ。」


どうやってフェルンさんも連れて行けと…?引きずるのは…ねぇ?出来ますけどね?身体強化で。あー、身体強化掛けてフェルンさんお姫様抱っこで運びますか。それが一番早いし、フェルンさんグズんない気がします。


「よいしょ。ちょっと失礼しますね、フェルンさん。」

「ふぇ?」


未だに泣き止んでないフェルンさんを抱えます。役得ってほんとすごい。

「ちょ、ちょっとリンちゃん⁉は、恥ずかしいんだけど⁉お、降ろして…?」

泣き止みましたけど…美人の恥ずかしがってる顔の破壊力エグいですね。


「そう言いつつ、フェルンさん私の服の裾を掴んで離さないので無理ですね。諦めてこのまま運ばれててください。」

「意地悪…」

「何言われてもフェルンさん可愛い〜くらいにしか思わないので、諦めてくださいな。」

「えっ…」


それきりフェルンさんは顔を手で覆い隠して黙っちゃいました。まぁ、変に騒がれるよりはいいんじゃないですかね。

そんなこんなでなんとかフェルンさん運びながらも応接室に到着出来たのでした。…ギルドマスターさんからのお小言は勘弁願いたいところです…


リンちゃん羨ましいですね…作者もこういうことがしたい塩生でした。まぁできはしないでしょうが。

次回は事情説明の回。魔法一発で殲滅したことを報告する回なのです。

では次回もよろしくです。m(_ _)m

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