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92.「おちゃ~」

(ピコピコ~)



「いらっしゃいませ~」

「……」

「どうした岬?元気ないな」

「うるさいし」



 俺が未来ノートを母校の小学校の裏庭に埋めた翌日。

 御所水通り店のコンビニのレジ。


 最近気軽に挨拶できるようになったと、勝手に俺が思っていた岬れな。

 今日は反応がいつにも増して厳しい。

 というか、煙たがられてる。



「あのさ」

「うるさいし」



 ハリネズミを通り越して、スカンクになってる。

 近づけもしない感じ。

 完全に嫌われてるような。


 早朝バイトが終わる時間。

 おかしい。

 蓮見詩織姉さんが迎えにきてくれない。

 

 いつもだったら姉さん。 

 俺のコンビニに顔を出してくれて、一緒に平安高校まで登校するのが日課になってたのに。

 どうして急に来なくなった?




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 平安高校の正門を1人でくぐる。

 校舎までの並木通りをたった1人で歩く。

 それ自体は普通なんだけど。

 いつもなら隣には詩織姉さんが一緒にいてくれた。


 校舎まで200mの道のり。

 誰にも話しかけられない。

 ガラスのアーチの天井が特徴の第一校舎と第二校舎近くまで進む。 


 あっ。

 成瀬真弓姉さんに、神宮司楓先輩が並んで歩いてる。

 野球部終わったのかな。



「真弓姉さ……」

「それでね楓~森山君今日は超カッコ良くてさ~」

「まあまあ」



 誰だよ森山って男子!?

 最近、お昼休憩やら、先週金曜日は成瀬の家に行ったのに。

 そんな男子の話、俺、一度も聞いたこと無い。

 本当、誰だよそれ。


 行ってしまった。

 俺の事に気づきもしない。

 神宮寺楓先輩に、現代文の問題集のプリント、ちゃんと全部やりましたって言おうと思ってたのに。


 まるで俺の事。

 忘れちゃったのかな。

 2人とも。


 昨日未来ノート捨ててから、ラインのメッセージ誰からも来てないのとか、冗談だよなマジで。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





 S2クラスに入る。

 昨日の親睦会事件の翌日。

 みんなお通夜モードで黙り込んでいる。


 クラスの窓側。

 コンビニのバイト先から先に登校したであろう、今朝超機嫌が悪かった岬が、この前5人だけ残った時にいた女子の末摘花(すえつむはな)と何やらヒソヒソ話をしている。


 結城数馬はまだ野球部の早朝練習からクラスには来ていない。

 岬に声をかけてみる事にした。


 まさか。

 未来ノート捨てたから、俺の事忘れたとか言わないよな2人とも。



「あ、あのさ岬」

「あんた、あっち行ってろし!」

「ひっ!?わ、悪かった」



 超怒られた。

 俺の事は忘れてないみたいだけど、超煙たがられてる。


 おかしい。

 岬のやつ、ちょっと話せるやつだって思い始めてたのに。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





(キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン)



「それではテストを実施します」



 やられた。

 数学の時間。

 抜き打ちの小テスト。


 未来ノートを捨ててしまったから、問題を予見できなかった。

 でも、本当かそれ?

 未来ノートをしばらく持ってたけど、学力テストだって古文の問題がちょろっと5問出ただけ。


 これまでの経過から、今日の数学の小テストだって浮かび上がってたとはとても思えない。

 それほど白い未来ノートは使い物にならなくなっていた。

 問題が出たり出なかったりする未来ノートなんて、あってもなくても変わりはしない。


 

「じゃあね守道君」

「あ、ああ。数馬、頑張って」

「結城君」

「結城君」

「おっと、お迎えみたいだね」

「お迎え?誰だよあの双子!?」



 S2クラスの後ろの入口に、ポニーテールで瓜二つの双子女子が並んで立っている。



「練習のお時間です」

「練習のお時間です」

「はいはい」



 まったく瓜二つの双子女子2人が、結城数馬を連れて行ってしまった。

 なんだよあの子たち。

 あれも未来ノートの呪いのせいなのか?


 太陽がいない。

 しまった。

 数馬に太陽が今朝、朝練行ったのか聞きそびれてしまった。

 あいつに限って、なんの連絡も無しに昨日約束の時間をすっぽかすなんてあり得ない。


 授業がもう終わった。

 岬れなも、なんか末摘花を連れて2人だけで帰っちゃった。

 結城数馬も野球部の練習に双子女子に連れられて消えて行った。



「高木君」

「な、成瀬」



 驚いた。

 成瀬結衣と廊下で鉢合わせる。

 先週の金曜日以来。

 あっ、そうだ。

 家でカレーご馳走になったし、勉強も教えてもらったし、お礼言っとかないとな。



「先週ありがと成瀬」

「えっ?」

「なんだよ、カレーご馳走様。勉強も教えてもらったし」

「そんな事、わたし、したかな?」




 ……嘘だろ成瀬。




「ごめんね、もうわたし行くね」

「お、おう。美術部?」

「う、うん。そんな感じ」

「そうか、じゃあな」

「バイバイ」



 未来ノートを捨てて、すべてが元に戻っていた。

 俺と太陽だけにしか分からない、成瀬結衣を通して分かる変化。


 自己主張をあまりしない成瀬結衣。

 いつもおどおどしてる感じ。


 俺はその後、下駄箱から1人で野球部が練習しているグラウンドに向かった。

 さっき成瀬結衣は、美術部に向かうと話した。

 あれは嘘なんじゃないのか?

 俺と太陽にだけは分かる、成瀬結衣のクセ。


 あの子。

 ウソをつく時は、いつもおどおどした感じで質問を肯定するクセがある。



『メニューをどうぞ』

『成瀬、お前なんにする?』

『う~ん』

『はは、結衣はこれだろ』

『う、うん。それでいい』



 ハンバーガーショップに初めて入った時。

 太陽が成瀬のメニューを勝手に選んで事件が起こった。



『あっやっぱりダメかも』

『どうした成瀬?』

『わたし、ピクルス苦手』

『そうだったのか結衣?』


 

 嫌なら嫌と言えばいいのに、あの子はいつもおどおどして自己主張しない。

 ピクルスは店員に言えば抜いてもらえる。

 中学1年生の時、それを知らなかった俺たち3人。

 成瀬は苦手なものが入っていると知っていて、太陽が勝手に選んだメニューを拒まなかった。


 平安高校。

 野球部のグラウンドが見える場所に来る。


 結城数馬。

 なんか両隣に、女子2人がタオル持ってる。

 なんだよあれ。


 いた、太陽。

 いるじゃんあいつ。

 今日は1度も俺に声をかけてくれなかった。

 

 昨日の夜もすっぽかされて。

 未来ノートを捨ててから、突然俺に声をかけてくれなくなった。


 ……やっぱりいた。

 成瀬結衣。


 あんな誰にも見えないようなところから。

 コソコソとグラウンドを見てる。

 成瀬の視線の先。

 

 数馬じゃない。

 視線の先には、太陽の姿があった。


 もういい。

 結果が分かった。

 俺は家に帰る事にする。

 

 今日たったの1日だけで、大体答えが分かった気がする。


 未来ノートを捨てた事で、未来ノートの力は消えた。

 本当のところは分からないけど、今グラウンドで太陽の練習をコソコソと眺めてる成瀬結衣は、俺がずっと見続けてきた成瀬結衣に違いない。


 あのおどおどした感じ。

 自己主張をまったくしないあの子の姿。


 それでいて、太陽に対する隠せないほどの想い。

 太陽の試合があるたびに、練習だってたくさん応援に駆け付ける成瀬結衣の姿をずっと俺は見続けてきた。


 今グラウンドで太陽の姿を見つめている成瀬結衣。


 俺が今までずっと見続けてきた。

 平安高校に入学する前まで見続けてきた。

 

 あの太陽を見る。

 あの寂し気な、とても切ないまなざし。


 今の俺にはハッキリと分かる。

 あの成瀬結衣の切ない、寂し気なまなざし。


 俺にだけ話してくれた、太陽の本心。

 太陽は本当は、神宮司楓先輩が好きだった。


 成瀬のとても切なそうなまなざし。

 俺は惹かれ続けていた。


 ようやく気付く。

 彼女に最も惹かれた顔。


 それは。

 神宮司楓先輩を見つめる、大好きな太陽を一途に想ってる時の成瀬結衣の視線だった事に。


 未来ノートを捨てた事で、俺は成瀬結衣が好きだった理由が分かった。

 やっぱりそうだったんだよ。

 未来ノートは不幸のノートだったんだよ。


 人が何考えてるかなんて、誰にだって分かりはしない。

 成瀬に聞いて、成瀬の答えで俺は気付いた。

 平安高校に入学してからの彼女が、俺の知ってる成瀬じゃなくなっていた事に。


 今日の成瀬を見て見ろ。

 超可愛いよ、片手でネット握りしめて、あんなウルウルしながら太陽ジッと眺めてる成瀬結衣。

 太陽が神宮司楓ばっかり見てるの知ってて、なんだよあの子。

 可愛くてしょうがない。


 俺は今日。

 未来ノートを捨てて、本当に良かったと感じた。


 本当に。

 いつ以来だか、成瀬結衣の超可愛い顔見れたから、もう思い残す事は何もない。


 未来ノートはあのまま捨ててしまう事にする。

 俺にはいらない。

 成瀬を成瀬じゃなくしてしまったあんな未来ノートは、もういらない。


 たとえそれで、俺が1人ぼっちになったとしても。

 イカサマの力で、成瀬結衣と仲良くなれるノートの力は、俺にはいらない。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






(レッツ・スピーク・イングリッシュ~)



 はぁ~。

 億劫。


 自宅アパートに帰った俺。

 もう夜。

 たった1人。

 独りぼっち。


 今日はこれでもかと言うくらい、誰とも交流が無く家に帰ってきた。


 あの白い未来ノート。

 未来の問題が見える、ただそれだけだと思ってたら、大間違いだった。


 テスト終わったら、1ページ目の問題消えて、成瀬結衣の太陽の記憶がぶっ飛んだ。

 ノート捨てたら、成瀬、美術部ほったらかしにして、太陽の応援直行だよ。

 嘘だろマジで。

 ふざけるなってあのノート。


 蓮見詩織姉さんの紫色のスマホで流すラジオ英会話。

 一度始めてしまった毎日のルーチン。

 英会話レッスンはいまだに毎日続ける俺。


 さて、今日はまったく出会わなかった、昔の詩織姉さんに指示された英語のレッスン終了。

 次は、今日はまったく会話が無かった、最近おかしかった成瀬に渡された2年前の英語のレッスンを開始する。


 太陽の事を忘れてしまっていた成瀬、俺にどんな思いでこのCDプレイヤーを渡してくれたんだろう。

 まあいいか。

 もう未来ノートは捨ててしまった。


 今日からあの子は、中学3年生の時に戻った成瀬結衣は、超可愛い、とても寂しくて、切なそうな顔をした、最強に可愛い女の子だった彼女に戻った。

 太陽のやつ、あんな可愛い子から告白されてフリやがった。

 本当に信じられない男だぜ。


 あれだけ成瀬に本気の告白されて、それでも中学3年間想い続けた神宮司楓先輩からブレないお前はたいしたもんだよ。

 神だよ神。



(バンバンバン!バンバンバン!)



 誰だよこんな時間に?

 アパートの大家さんかな?

 玄関のドアを開ける。



「は~い」

「はぁはぁ、シュ、シュドウ!」

「太陽!?どうした?」

「どうしたじゃねえよ。すまん、昨日すっぽかしちまった!!」

「ちょっと待て太陽」



 突然、俺の自宅アパートを訪ねて来た朝日太陽。

 いきなり土下座。

 ウソだろ、やめろよ太陽。



「近所迷惑だから」

「すまん!本当にすまん!」

「ま、まあ上がれよ」

「お、おお」



 どうした太陽のやつ?

 昨日すっぽかしたって。

 公園で、8時に待ち合わせのあれかな。


 太陽を家にあげる。

 コンビニの店長にもらったペットボトルのお茶を出す。

 超汗かいてんじゃん太陽。

 どんだけ走ってここまで来たんだよ。



「ぷはぁ~超上手いなこのお茶」

「市販だって。どうした太陽?」

「どうしたじゃねえよ。昨日枕草子と江頭中将が散々S2のお前らディスりやがったの知ってんだぞ俺?」

「お、おお」

「かぁ~なんで俺、昨日練習終わってそのまま家に帰って寝ちったんだろうな。シュドウに約束したの、すっかり忘れててよ」



 忘れていた?

 太陽が俺との約束を?



「すまんシュドウ」

「お、おお。なに?」

「大丈夫か?お前、無理してないか最近?」

「太陽、お前……」

「ど、どうしたシュドウ?なに泣いてんだよ」



 未来ノートを捨てて。

 未来ノートで未来の問題解いて、テストの点を水増しし続けていた俺。


 未来ノートの呪いだろうと。

 男も女も、周りにいる人との人間関係すら水増しされていたと思っていた俺。


 未来ノートを捨てて。

 初めて気づいた成瀬結衣の魅力。


 未来ノートを捨てて気づいた。

 朝日太陽が、超いいやつだって事の大切さ。



「どうしたシュドウ?なんかつらい事でもあったのか?」

「ううっ。太陽、実はさ俺。俺の周りのみんなを信じられなくなってて」

「おいシュドウ、もっとその話、俺によく話せ」

「うん。あのさ」

「おう、全部話せ」



 俺は太陽に。

 成瀬結衣の最近の変化をまず話した。



「そういえば今日。結衣のやつ、珍しく野球部の応援に来てたな」

「見てたのか太陽?」

「ああ。結衣が野球部の応援に来るのは、そうだな、入学して初日にあった俺の入部テストの日以来だな」

「だろ!そうなんだよ」

「お腹でも痛かったんじゃないのか?」

「そんな単純な話じゃないんだって絶対」

「そうか?」



 紫穂も太陽も緊張感がまるで足りない。

 俺が言いたいのは、未来ノート使えば使うほど、成瀬が好きだった太陽じゃなくて。どんどん、どんどん俺と話したり仲良くなろうとしてきたって事を問題視してる。



「結衣のやつ、いつも何考えてるか分かんないだろあいつ?」

「そうなんだよ、宇宙過ぎて分かんないあの子」

「ははは。シュドウ、お前ちょっと考え過ぎなんだって。応援に来るのも来ないのも、その日の気分とかあるだろ?」

「そ、そんなもんかな」



 太陽に未来ノートの話は言えない。

 俺が勝手に絶望してる時に、平安高校にズルして入りましたなんてとても言えない。



「な、なあ太陽。昨日の約束の8時、本当に忘れてたのか?」

「すまん!本当にすまん、やっちまった」

「ごめん、良い、全然気にしてないから」



 本当に忘れていたらしい。

 でも、やっぱりおかしい。

 昨日は未来ノートを捨てた日。

 太陽が約束すっぽかした事なんて、これまで一度も無かった。


 なにか関係があるような気がしてならない。

 未来ノートを捨てた事と関係が。



(ピコン)



「ん?」

「おい、スマホ光ってんぞシュドウ」

「誰だろ」



 未来ノートで、人との関係も水増しされてたいのでは無いかと疑っていた俺。

 未来ノートを捨てて、ラインのメッセージが来るのは、これが初めて。


 誰だ?

 これ。

 神宮司葵。





―――― 神宮司葵 ラインメッセージ ――――



葵:『おちゃ~』



―――――――――――――――――――――――





「おいシュドウ、仲良いじゃねえかよ」

「これのどこがだよ」

「なんて意味だ」

「俺が知るかよ。この子成瀬と一緒で宇宙なんだよ宇宙」

「なにか返せってメッセージ」

「分かったよ」




―――――――― ラインメッセージ ――――――――



葵:『おちゃ~』


              守道:『カンフーかそれ?』



――――――――――――――――――――――――――




「なるほど、カンフーか」

「他に何があるんだよ」





―――――――― ラインメッセージ ――――――――


葵:『おちゃ~』


           既読 守道:『カンフーかそれ?』


――――――――――――――――――――――――――





「既読ついたぞシュドウ」

「お、おう」





(ピコン)



―――――――― ラインメッセージ ――――――――


葵:『おちゃ~』


            既読 守道:『カンフーかそれ?』


葵:『違うよ』


――――――――――――――――――――――――――




「姫が違うっつってんぞ」

「だからなんだよおちゃ~って」

「知らねえよ」




(ピコン)




―――――――― ラインメッセージ ――――――――


葵:『おちゃ~』


            既読 守道:『カンフーかそれ?』


葵:『違うよ』


葵:『あ』


―――――――――――――――――――――――――――





「なんか返せよシュドウ」

「もうほっとこうぜこの子」

「楓先輩の妹だぞ」

「本当にこの子楓先輩の妹なのか?」

「綺麗だろ、将来絶対美人になる」

「そこだけだろ」

「お前より頭いいぞシュドウ」

「うっ」



(ピコン)



―――――――― ラインメッセージ ――――――――


葵:『おちゃ~』


            既読 守道:『カンフーかそれ?』


葵:『違うよ』


葵:『あ』


葵:『お稽古終わったの』


―――――――――――――――――――――――――――




「お稽古が終わった?」

「おちゃ~って、お茶のお稽古が終わったって意味じゃないのか?」

「なんだよ、お茶のお稽古って」




(ピコン)



「嘘だろ!?」

「うおおおおおお」



 男子2人悩殺。


 神宮司が送ってきた、自撮りの写メに写っていたのは、藍色の着物を着てピースをしている、神宮司葵の着物姿の写メだった。

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