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132.第14章最終話「始動 生徒会新体制」

 無記名投票で行われた生徒会長を決める役員選挙。

 結果は現職、叶美香の圧勝。


 せっかく無記名で行われるはずの投票前に、現職叶美香に反旗をひるがえす事を宣言した俺。

 天下分け目の関ヶ原の合戦に敗戦。

 3年生の先輩たちに捕縛され、落ち武者となって生徒会室に連行される。


 早く帰って予習をしないといけないのに、なんでこうも毎日事件が発生する?

 あの名探偵より殺人事件の発生頻度が明らかに多すぎる。

 これも未来ノートの呪いなのか?


 俺の隣にいる神宮司楓先輩。

 ニコニコしながら俺を捕縛して腕をがっしり掴んでおられる。

 親友、叶美香当選確実にご満悦の様子。


 落ち武者の俺は3年生の入る校舎の3階最上階一番奥。

 「平安高校生徒会」の漆塗りテカテカの表札が掲げられた生徒会室に一度入り、広い広間の隣にある個室に閉じ込められる。



「時間になったら呼ぶので出てきて下さい」



(ガチャ!)



 生徒会のメンバーと思われる腕章を付けた男に別室に閉じ込められた。

 楓先輩たちはどこへ消えた?


 なんだこの部屋?執務室?

 いや、拷問部屋か?


 うわ!?ムチ飾ってあるじゃん!?

 マジもの?

 これ絶対叶美香の私物だろ。



「やあ守道君」

「ここにいたのか数馬」

「あえなく惨敗しちゃってすまない」

「あんな部活派閥の組織票固められたら絶対勝てないって。S2のみんなは俺も含めて全員数馬に投票してるよ」

「それはありがたい」



 生徒会室の大広間の隣にある一室。

 ムチの飾り物が嫌でも目に付くソファ席に、生徒会長候補の1人だった結城数馬が座っていた。



「守道君もここに呼ばれたんだね」

「真弓姉さんがカンカンでさ」

「ははっ、それは怖い先輩たちに捕まっちゃったね」



 俺の天敵、成瀬真弓。

 先日俺に会計ソフトを優しく提供しておいて、今日はあっさりと敵側に寝返り俺を生徒会に売り飛ばした。

 昨日の味方は今日の敵。

 許されざる非人道的行為。



「僕は生徒会長になれなかったら、生徒会には入らないつもりだよ」

「お前みたいなココロざしの高い人間こそ生徒会で活躍すべきだって。どうせここに呼ばれたの、数馬が生徒会に呼ばれてるからだろ?」



 生徒会長を決める全校生徒参加の選挙は終わった。

 生徒会副会長以下はすべて生徒会長の息のかかる生徒が任意で選ばれる仲良しごっこ。



「ははっ、ありがとう守道君。確かに今の生徒会は叶会長の方針にイコールで活動するしかない。それじゃあツマらないと思わないかい?」

「偉い数馬、俺も長期独裁政権は腐敗の温床だと思ってたんだよ」

「生徒会長に選ばれたら、守道君には僕の右腕となって働いてもらいたかったんだけどね」

「赤点取って余裕ない俺を生徒会に巻き込むなよ数馬」



 僕の右腕……。

 まさか数馬、あの時からずっと生徒会長になったら俺をここへ引き込むつもりだったのか?



(トン!トン!)



「結城さんとお連れの方、こちらへお越し下さい」



 結城数馬とお連れの2人で生徒会室の大広間に向かう。


 部屋の一番奥。

 大きな執務机に座る絶対的クイーン、新生徒会長、叶美香。


 その再選を確信して構成されている、現職の生徒会メンバーが勢ぞろいしている。

 その中にはS1クラス、右京郁人の姿もある。

 

 無言で立っている、蓮見詩織姉さん。

 何を考えているのか、まったく分からない。


 1年生も多く参加する生徒会。

 特別進学部に在籍する実力者揃いと言ったところ。

 俺は場違い感がハンパ無い。


 生徒会長選挙で次点2位の得票数を獲得した、スター候補の結城数馬が生徒会に呼ばれているのは想像に難くない。

 俺がここに呼ばれた理由が分からない。



「ではこれより」

「ありがとう郁人。ここはわたしが」

「会長……かしこまりました」

「いい子ね、ふふ。2人とも、呼び出したりして悪かったわね。単刀直入に言うわ、結城数馬君」

「はい」



 数馬が生徒会長に指名された。



「生徒会に入って、わたしの下で働いてもらいたいの」



 生徒会室が静まり返る。

 先ほど生徒会長選出の全校生徒投票で選出されたばかりの、叶美香会長から直接勧誘。


 とてもこの人からの依頼、普通なら断れませんといった雰囲気。

 生徒会メンバーからの視線もあり、緊張感が半端ない。

 俺は1人の傍観者。 



「結城君、どうかしら?」

「お断りします」

「あらあら」



 生徒会メンバーからどよめきが起こる。

 新生徒会長からの直接依頼に対して、数馬が断りを入れる。

 普通に考えてあり得ない話。


 平安高校の生徒会に入れば社会的地位、ネームバリューを得られる。

 大学への進学、推薦入試にも有利になる、得られる果実は多いと聞く。


 数馬が依頼を断る理由は先ほど聞いていた。

 生徒会長のイスにしか興味がないビックボーイ。



「あなた。ご自分の言ってる事が分かっているの?」

「おい一ノ瀬、会長の話す時間だ、口を挟んじゃいけない」

「郁人は何も思わないの?」

「それは……」

「ふふ、一ノ瀬さんありがとう。こうなる事は分かってたの」

「会長?」



 結城数馬が叶生徒会長の直接勧誘を断った事で怒り始める生徒会メンバー。

 それをたしなめる右京郁人。

 右京郁人は、叶会長に絶対服従のような立場を取っているように感じる。



「そ・こ・で、あなたたちには別のお願いがあるの」



 あなたたち?



「この話は必ず飲んでもらいます。郁人」

「はい会長。校則第24条、生徒会長は生徒会長付顧問1名、役員2名を規定役員とは別に設ける事ができる。なお顧問は教員より、役員は生徒より選任するものとする。以上です」

「ご苦労」



 何を言い始めたこの人たち?



「高木君。あなた、わたしが2期目の生徒会長になるの、長期独裁政権は腐敗の温床だと言ったそうね」



 バレてる。



「あなたね!」

「おい一ノ瀬」

「……失礼しました」

「ふふ、実はわたし自身そう思ってたの。今のメンバーはみんな良い子たちだから……外部の目も必要だなって思ってたの」



 なにかとんでもない話になってきた。

 叶美香。

 

 普通の人間なら生徒会長2年連続当選して浮かれていても良い状況。

 それどころか、外部の目を入れて自分を律して襟を正そうとしている?

 考え方が大人過ぎる。



「結城君が直接生徒会に入ってくれる事を期待したんだけど……真弓の言う通りそうはいかないみたいね。郁人」

「はい会長。結城数馬、高木守道。校則第24条権限に基づき、生徒会長付け、生徒会監査人に任命する」

「えっ?」



 生徒会監査人?

 聞いた事もない肩書。



「2人とも良く聞いて頂戴。生徒会監査人は文字通り、生徒会の監査を行う大事な仕事」

「具体的には何をするんですか?」

「ちょっと待て数馬、俺」

「守道君、僕の右腕」

「うっ」



 ここにきて数馬が昔の約束を引っ張り出す。



『ははっ。そんなに心配してくれるなら、明日から僕の右腕になってくれよ守道君』

『なるよなる。荷物でも何でも持ってやるよ数馬』

『結城絶対無理するから、無理させないように本当頼むわよ高木』



「持ってくれるだろ?僕の荷物」

「背負う物がデカ過ぎだろ、どんだけ重い責任なんだよこの荷物!」

「多少の無理は刺激のスパイスさ」

「甘党のお前が何辛口コメント言ってんだよ!?」



 俺、生徒会と絡む気全然無いのに。

 なに考えてんだよ数馬。

 

 結城数馬に骨折なんて関係なかった。

 野球のマウンド降りても、どんどん上だけ向いて進んで行く。

 勝手に話を進める数馬。



「具体的な役目は?」

「わたしの監査役と言ったところかしら?」

「定則の定例会への参加は?」

「免除します」



 あ、俺もうダメ。

 生徒会長の監査とか訳わかんない。

 なんか全然話についていけてない。



「生徒会のメンバーである事に変わりはないわ。メリットも十分享受出来るし、わたしの話に付き合ってもらえれば結構よ。おいしい話だと思わない?」

「もちろんです。守道君」

「ちょっと待て数馬、成績ドンケツの俺が絶対生徒会なんて無理だって」

「僕の右腕」

「それ今言うか」

「僕がついてる。一緒に上を目指そう」

「数馬」



 数馬は俺の事なんだと思ってるんだよ。

 一緒に上を目指そうとか信じられない。

 数馬が使えないはずの右腕に俺を選んで、上を目指して一緒に俺を連れて行こうとする。


 俺、全然なに言ってるか分かんないのに。

 スポーツ大会の時も数馬がいるから優勝しちゃうし。

 トップスターの数馬と一緒にいると、なんでいつもこうなっちゃうんだよ。



「今いるメンバーにとってはあまり良い話じゃないわね。この話、理解してもらうには……そうね。結城君、ちょっと良いかしら?」

「はい叶会長」

「さっそくで悪いんだけど、生徒会副会長を決めないといけないの。当然……生徒会としても次の生徒会長の候補者となる大事なポスト。あなたの意見を聞きたいわ」



 叶新生徒会長と数馬がドンドン話を進めていく。



「現職の蓮見詩織先輩が適任だと思います」

「おお~~」




『それうちの姉さんだって数馬』




(パチパチパチパチ)



 現職の生徒会副会長を指名した事で、生徒会メンバーから拍手が沸き起こる。

 顔を最初険しくしてたS1クラスのあの右京郁人まで笑みを浮かべている。


 しかも現職って事、去年の6月の時点で、うちの詩織姉さんすでに1年生で抜擢されてんじゃん。

 どんだけ偉いんだよ詩織姉さん。



「では高木君」

「はい?」

「生徒会副会長候補。あなたの意見を聞きたいわ」

「え?ええ!?」



 突然のご指名。

 もう俺の頭パンク中。

 数馬は黙る、詩織姉さんは最初っから黙ってる。


 長い沈黙に生徒会メンバーから冷たい視線。

 先程まで笑みを浮かべていた右京郁人も、また俺にガン飛ばしてくる。


 生徒会副会長は次の選挙で生徒会長になっちゃうんだろ?

 今うちの姉さんになられたら俺が困る。



『来年うちの姉さんが生徒会長とか超ヤバ過ぎるから』



「それならもう1人しかいないじゃないですか」

「誰?わたしに教えて頂戴」



 来年、蓮見詩織生徒会長、絶対阻止。

 うちの姉さん生徒会長、ダメ、絶対。

 

 叶美香の後継者。

 頭が良くて、美人で、面倒見が良くて。

 最もムチが似合いそうな女子。


 ますます詩織姉さんで、ダメ、ダメ。

 いた、いるじゃんそこに。

 超頭の良い、パン研の不正会計見抜いた、蓮見詩織姉さんよりも優秀な会計担当者。



「その子です。一ノ瀬美雪」

「ええ!?なに言ってるのあなた!」

「あらあら~どうしてそう思うの?」

「彼女この中で一番優秀です。会計担当としてうちのパン研の不正会計を見事に見抜きましたし。あ、あとルックス最高で超美人でしょ?この子選挙出たら俺絶対投票しますよ」

「ぷっふふふ」

「明石さん笑わない。なに言ってるのあなたは!」

「賛成」

「わたしも賛成」

「異議なし」

「ええ!?ちょっとみなさんまで」



(パチパチパチパチ)


 生徒会のメンバーから拍手が沸き起こる。

 

 一ノ瀬美雪のこの超が付くほどの真面目な性格。

 生徒会のメンバーからも慕われているのだろうか?



「くくっ、これは愉快。この適正意見であれば、僕もぜひ賛成させてもらうよ」

「郁人まで何を言い出すのよ。詩織先輩はともかく、生徒会副会長にはあなたこそ相応しいのに」

「君が生徒会長になったら、その時はぜひお願いしたい」

「なにを言ってるのも~」



(パチパチパチパチ)



 赤面した一ノ瀬を見て、生徒会のメンバーたちからますます大きな拍手が起こる。

 今、一体どうなってる?



「郁人、良いかしら?」

「はい、素晴らしい御意見です会長。校則第21条、生徒会役員の名称と定員について」



 なんだよ定員って?



「生徒会3役は生徒会長、生徒会副会長、書記長とする。なお生徒会長1名。生徒会副会長定員2名。書記長1名とする。以上です」

「おお~」



(パチパチパチパチ)



 生徒会副会長2名!?



「蓮見さん、引き続き宜しいかしら?」

「ご自由に」

「一ノ瀬さん」

「会長、私には無理です~」

「蓮見さんが副会長でいるうちに、しっかり仕事覚えて頂戴」

「会長~」

「あははは」



 笑いが絶えない生徒会。

 あの右京郁人も満面の笑み。


 どうなってる今?

 来年の生徒会長候補と言われる副会長に、詩織姉さんも一ノ瀬もなっちゃったよ。



「蓮見先輩~」

「一ノ瀬さん、大丈夫よ」

「無理です~」

「良い子だから一緒に頑張りましょうね」

「わたしは良い子じゃありません~」

「あははは」



 超アットホームな感じ。

 さっきまでのピリピリムード、どこ行ったんだよ。

 なんかこの生徒会……俺が思ってたような怖い組織じゃなさそうだ。



「はい、それじゃあこの話はおしまいね。選挙の投開票も大変だったし、みんな今日はお疲れ様。郁人、良いかしら?」

「打ち上げ始めるぞみんな。幸せになる準備は良いかーー!」

「おおーー!」



 どこからともなくお菓子やジュースがたくさん出てきた。

 机に並べられるポテチやチョコレートの甘い香り。


 これも叶美香の作り出した組織。

 ただの仲良し集団では無かったようだ。

 俺と結城数馬もその輪の中に放り込まれる。



「はは。ハメられちゃったかな僕たち」

「ハメられた?ちょっと待て数馬。俺、いつ生徒会のメンバーになった?」

「これで一件落着だね守道君」

「なに冷静にコメントしてんだよ数馬!?俺状況ぜっっっんぜん分かってないんだけど」

「君は僕の右腕。諦めて僕についてきて欲しい」



 知らない間に架空請求詐欺に引っかかってしまった。

 請求書も無い右腕の口約束にまんまと病室で約束しちゃってたよ。



「さあ守道君、一緒に高みを目指そうじゃないか」

「お前が来年S1昇格してる頃には、俺が先に天国に行っちゃってるって!」



 一ノ瀬美雪が生徒会メンバーの中心でもて遊ばれている。

 みんな家族のような温かい関係に見える微笑ましい光景。

 生徒会メンバーの輪から抜け出る1人の女性。



「守道さん」

「詩織姉さん」

「おめでとうございます」

「それはこっちのセリフですよ副会長!」

「こんなに立派になって」

「成績ドンケツの俺に何言ってんですかあなたは!?」



 俺、今どうなってる?

 詩織姉さんが泣いている。


 成績ドンケツの俺が生徒会やってる余裕なんてまったく無い。

 全力予習してテストに臨みたいのに、一体、一体どうしてこうなっちゃうんだよ。




第14章<生徒会の長> ~完~



【ここまでの登場人物】



【主人公とその家族】



高木守道たかぎもりみち

 平安高校S2クラスに所属。ある事がきっかけで未来に出題される問題が浮かび上がる不思議なノートを手に入れる。パンダ研究部所属。生徒会監査人。


高木紫穂たかぎしほ

 主人公の実の妹。ある理由から主人公と別居して暮らすことになる。兄を慕う心優しい妹。


蓮見詩織はすみしおり

 平安高校特別進学部に通う2年生。平安高校生徒会、生徒会副会長。主人公の父、その再婚を予定する、ままははの一人娘。




【平安高校1年生 特別進学部SAクラス】


朝日太陽あさひたいよう

 主人公の大親友。小学校時代からの幼馴染。平安高校特別進学部SAクラス1年生。スポーツ万能、成績優秀。野球部に所属。





【平安高校1年生 特別進学部S2クラス】


結城数馬ゆうきかずま

 平安高校特別進学部S2クラス1年生。野球部所属。パンダ研究部所属。生徒会監査人。主人公のクラスメイト。


岬れな(みさきれな)

 平安高校特別進学部S2クラス1年生。パンダ研究部所属。主人公のクラスメイト。バイト先の同僚。


氏家翔馬うじいえしょうま

 平安高校特別進学部S2クラス1年生。サッカー部所属。主人公のクラスメイト。


末摘花すえつむはな

 平安高校特別進学部S2クラス1年生。パンダ研究部所属。眼鏡女子。主人公のクラスメイト。






【平安高校1年生 特別進学部S1クラス】


神宮司葵じんぐうじあおい

 主人公と図書館で偶然知り合う。平安高校1年生、S1クラスに所属。『源氏物語』をこよなく愛する謎の美少女。美術部所属、パンダ研究部所属。


成瀬結衣なるせゆい

 主人公、朝日とは小学校時代からの幼馴染。平安高校特別進学部S1クラス1年生。秀才かつ学年でトップクラスの成績を誇る。美術部所属。





【平安高校 生徒会メンバー】


叶美香かのうみか

 平安高校3年生。平安高校、生徒会本部役員選挙にて生徒会長に再選される。


右京郁人うきょういくと

 平安高校特別進学部S1クラス1年生。生徒会メンバー。


《一ノ瀬美雪いちのせみゆき

 平安高校特別進学部S1クラス1年生。平安高校生徒会、生徒会副会長に抜擢される。


明石沙羅あかしさら

 平安高校特別進学部S1クラス1年生。生徒会メンバー。




【平安高校 上級生のみなさん】


神宮司楓じんぐうじかえで

 現代に現れた大和撫子。平安高校3年生。誰もが憧れる絶対的美少女。野球部マネージャー。神宮司葵の姉。


成瀬真弓なるせまゆみ

 平安高校3年生。成瀬結衣の2つ上のお姉さん。主人公を小学生の頃から実の弟のように扱う。しっかりもののお姉さん。野球部マネージャー。


南夕子みなみゆうこ

 平安高校3年生。パンダ研究部部長。


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