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104.「ハッピーバースデー」

(キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン)



「じゃあな高木」

「おう」

「じゃあな高木」

「おうおう」



 今日1日のすべての授業が終了する。

 今まで挨拶すらした事がないS2の男子たちから声がかかる。

 入学してから今まで無かった挨拶に戸惑う。


 結城数馬が俺の席に近づいてくる。



「守道君の人徳だね」

「せんと君が何だって数馬?」

「ははっ。みんな翔馬君をかばった君に感謝してるんだよ」

「何の事だよ」


 

 笑いながら話す数馬。

 言ってる事が良く分からない。

 数馬と話をしていると、氏家翔馬(うじいえしょうま)が笑顔で話しかけてくる。



「守道、昼間はありがとうな」

「今日も部活行くのか翔馬?」

「そうや。同期はあれやが、先輩たちには良うしてもろうとる。下手の横好きやな」

「あんな弾丸シュート蹴り込めるなら、絶対いつかレギュラー取れるって。俺が保証書出してやるよ」

「いつまで有効なんやその保証書?」

「お前がレギュラーあきらめない限り毎日発行してやるよ」

「ははは、やっぱりお前おもろいやっちゃな守道」



 くだらないやり取り。

 数馬は隣で聞いて笑っている。



「なあ数馬、俺と数馬おったらトーナメント結構いけるんちゃうか?」

「そうだね~ちょっと練習しとく?僕、今週は地元帰らないから、土日はフリーだよ」

「ほな今度の土曜日練習しようや。お前の部屋行くさかい」

「えっ?翔馬も学生寮入ってるのか?」

「ほうや。数馬がいるんは知っとった。守道がおらんかったら数馬と話す事も無かったさかい」

「ふ~ん」



 確か特別進学部の生徒なら、県外在住者とか学生寮の入寮基準を満たせば寮には入れたはず。

 地元の俺は寮には入れない。


 いまだに1人でアパート暮らし。

 家賃程度はバイトで稼いでいるが、生活費は親に頼ってる。


 部屋の掃除は妹の紫穂が、知らない間に勝手にアパートの合鍵使ってやってくれてる。

 俺が独立出来ているのかは疑わしい。

 結局見ないフリして、誰かに頼り続けている俺。



「守道、お前も練習付き合えや」

「えっ?俺、土曜日はバイトあるから」

「何時に終わるんや?」

「3時」

「守道君、学生寮にそのまま泊まりなよ」

「はっ?数馬、お前まさか」

「ははは。お前ら、そんな仲やったんか?」



 俺は不覚にも、以前結城数馬を一晩家に泊めてしまった過去がある。

 あいつは夜になると……ダメだ、この話は断らないと。



「やっぱり遠慮して」

「守道君、君に新しい魔法を教えよう」

「うっ」



 数馬がニンジンぶら下げてきた。

 俺は日本史マニアの数馬から教わる、日本史年表各種、語呂合わせの魔法にも頼り切っている。



『伊黒の山に始まって松伊松伊と大隈山』



「守道君、今度は僕のとっておきを教えたい」

「うっ」



 数馬から勉強に誘われてる。

 でもダメだ、数馬は夜になると。

 夜になると。



「日本史ほどじゃないけど、土曜は数学の勉強も一緒にどうだい?」

「ぜひお願いします」

「ほな守道、数馬」

「部活ガンバ、翔馬君」

「おおきに数馬、お前も頑張れや~」



 翔馬が何事もなかったかのように消えて行く。

 正直数学は行き詰ってた。


 背に腹は代えられない。

 教えてもらいたい。

 誰かに勉強を学びたい。



(キラン!キラン!)



「ひっ!?」

「どうしたんだい守道君?」

「あれ?」



 どこからか殺気を感じる。

 1つじゃない。


 

(シュ……)



 教室前の、S1クラス側の入口。

 なんか2つの影が一瞬見えて、すぐに消えたような。

 気のせいかな。



「じゃあね守道君。これから勉強?」

「今日はちょっと用事があるから。用事が済んだら御所水通りの中央図書館で勉強するつもり」

「デートかい?」

「まあ、そんなところ」

「へ~それは良い事だ。ちなみに誰と?」

「妹」

「ははは、今度ぜひ紹介してよ」

「まあ、お前なら良いかもな数馬」

「それは光栄だね。じゃあデート頑張って守道君」

「数馬も野球部頑張れよ」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





 数馬と別れて、S2の教室を出て廊下にあるロッカーで身支度を整えていると声をかけられる。

 聞き慣れたあの子の声、成瀬結衣だ。

 当然、光源氏も一緒。



「高木君」

「シュドウ君、うっす」

「うっす?面白いな、その挨拶」

「えへへ、うっす」

「この前葵さん、楓先輩と野球部の見学に行かれたみたい」

「なるほどな。野球部やたら、うっす、うっす言ってるもんな」

「うっす」

「ふふっ」



 成瀬結衣と神宮司葵。

 この2人、本当に仲良くなってる。

 ゴールデンウィークも一緒に遊んでたし、成瀬の顔から笑顔が絶えない。



「高木君、今日はちょっとお願いがあって」

「あっ、もしかしてあれ?」

「そう、あれ」

「あれ?」



 神宮司は不思議そうにあれ?って言ってる。

 俺と成瀬にだけ分かるやりとり。

 


「俺が渡しといてやるよ」

「ありがと、これ」

「おう」



 可愛い包装紙に何か入ってるようだ。

 当然俺の品ではない。

 渡す相手はお互い分かってる。

 俺が成瀬から渡された品を、神宮司葵は不思議そうに見ている。


 なんだかホッとした。

 1年に1度の大切な日、成瀬結衣はちゃんと覚えててくれた。


 1言2言で話が通じる。

 俺と成瀬、幼なじみのやりとり。

 やっぱり成瀬。

 なんだか、昔の成瀬結衣に戻ったみたいに感じる。



「高木君、金曜日どうする?」

「えっ?何を?」

「英語。する?」



 金曜日?

 なんだっけそれ。



「あのさ成瀬、それ、なんの話?」

「あっ、良いの。気にしないで……」

「そ、そうか」



 金曜日。

 金曜日、なんだろ。

 なんの話だっけ。



「シュドウ君、もうすぐだね」

「えっ?なにが?」

「英語能力検定4級」

「あっ」

「ふふっ」



 英語能力検定受ける予定だった。

 藤原先生にも受けると宣言した。

 英語能力検定って、そういえばいつあるんだ?

 神宮司も一緒に受けるとか言ってたよな、英語能力検定4級。



「神宮司、英語能力検定いつあるの?」

「来週の日曜日だよ」

「来週!?すぐじゃん」

「そだよ」

「ふふっ」



 ちょっと待てって。

 英語能力検定4級の受験日、来週とか知らなかったって。

 スポーツ大会の終わった後か。


 詩織姉さんに逆らえずに、無理矢理英語能力検定4級申し込まれてて。

 紫色のスマホ渡されて、去年のラジオ英会話もずっと続けてて。


 あれ?

 そういえば詩織姉さんとは、何か他に約束してたような。

 思い出せない。


 なにか、さっき成瀬に言われた事と、似たような事を言われてた気がするのに。

 思い出せないや。


 そんな事より、2週間前の今って時に、英語能力検定4級の過去問すら演習していない俺。

 そもそも俺の受験票どこに届いてるんだ?

 申し込んだのはたしか、成瀬じゃなくて、蓮見詩織姉さん。


 詩織姉さんとは、今はもう。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





 学校が終わり、今日俺は用事があった。

 まずは御所水通りにある京都銀行のATMコーナーに向かう。

 半期に一度、無償の奨学金が付与される。


 申請していた平安高校特別進学部の奨学金制度。

 付与には条件がいくつかある。

 俺は条件を満たしていた。

 親が片方、欠けていたからだ。


 すぐに全額引き出すために、キャッシュカードを入れる。

 バイトで貯めた金もこの通帳に全部入れてる。


 俺は平安高校から振り込まれた奨学金全額を引き出し、ATMコーナーにある封筒に入れる。

 それとは別にバイトで貯めたお金を引き出し、少しばかり財布に入れる。

 今日は奮発、可愛いあいつのためにここはケチるところじゃない。

 

 買い物に向かう。

 御所水通りには商店街もある。

 そこにいけば何か買えるに違いない。


 特にこれというものは決めていない。

 商店街でも見て回る事にする。

 銀行のATMコーナーを出て、御所水通りを歩く。

 すぐに商店街に到着。


 毎年買ってると、何を買えば良いか分からなくなる。

 去年はそうそう、あのお店で財布買ったんだった。

 思い出した思い出した。


 あいつかなり喜んでたな。

 色は紫にしたんだっけ。

 なんか、在庫がそれしかお店に無かったからそれにしたような、もう忘れたな。


 さて、今年は何を買おうかな。

 あいつの好きなそうなもの。


 まずは、おっ、パンダのぬいぐるみ。

 まずはこれをお買い上げと。

 今年は色々詰め合わせで攻めてみるか。


 次、小説。

 商店街の書店に入る。


 あいつ小説とか本大好きだもんな。

 これ良いじゃん。



 『悪役令嬢フラグ立ちまくり。推しメン全員デレちゃいましたけど、なにか?』



 良いね、あいつの好きそうなやつ。

 これも良いネタになりそう、これもお買い上げと。


 ん?

 なんだろあそこ。

 凄い行列出来てる。



――和菓子専門店『空蝉(うつせみ)』――



 和菓子か。

 あいつ甘党だし、和菓子好きだからな。

 日持ちする和菓子でも買って最後にしよう。

 

 パンダに、小説、和菓子。

 良いんじゃないかな、今年はこんなもんで。


 ここのお店で和菓子とか買った事もないし、なんか老舗って感じで絶対美味しいだろ。

 こんなに店の前でお客さん行列してるし、うちのコンビニより絶対売れてる。

 間違いなく美味しい和菓子が手に入りそうだ。


 列に並ぶ。

 以外に客のサバきが早い。

 最後尾に並んでから、グングン前に進んで行く。


 すぐにお店の中まで列が進む。

 日持ちする和菓子、和菓子と。

 サクッと選んで早く行かないとな。



「おこしやす」

「おこしやす」

「ひっ!?」

「あ」

「あ」



 割烹着(かっぽうぎ)姿の双子姉妹。

 この前、俺がS2クラスで座ってるところを、S1クラス側の前の入口からガン飛ばしてきた双子姉妹。

 こいつら、野球部のマネージャーの双子姉妹じゃん。


 野球部どうしたんだよこの2人。

 俺と一緒で、バイトでもしてんのかよこの店で?



心音(ここね)

「ええ、文音(あやね)

「ひぃぃ」



 割烹着(かっぽうぎ)姿の双子姉妹が迫ってくる。



「わたしたちの」

「敵」

「ちょ、ちょっと待てってお前ら!?」



(ざわざわ)



 店内騒然。

 割烹着(かっぽうぎ)姿の双子姉妹。

 殺人鬼2人に壁際まで迫られる俺。

 2人とも、ぶっ殺すって目をしてる。



「この姿を見られてしまった以上」

「生かしてはおけないわ」

「なんだよそれ!?俺がなにしたって言うんだよ」

「消えなさい」

「消えなさい」

「ひぃぃ」



 凄まじい殺気。



「おやおや、高木ちゃんじゃないかい~お越しやす~」

「へ?あ、婆ちゃん」

「え?」

「え?」

 


 驚いた。

 割烹着(かっぽうぎ)を着た双子殺人鬼の後ろ。

 

 俺のコンビニに来る常連の婆ちゃん。

 いつもレジ横の和菓子買って帰る、俺がいる時は必ず俺のレジに並んでくれる婆ちゃん。



軒端(のきば)お婆ちゃん~」

軒端(のきば)お婆ちゃん~」

「はいはい。おやおや、どうしちまったんだい、この子たちは?」



 あっ。

 汚いぞこいつら。

 なんか婆ちゃん出てきた途端に、可愛い女の子しながら婆ちゃんの背中の後ろに隠れやがった。

 

 婆ちゃんにベッタリ。

 しかも顔だけ出して、婆ちゃんの背中の後ろから俺を覗いてる。

 まるで、S2クラスを覗いてる時と同じ恰好。

 ふざけるなよこの双子。



「今朝もありがとうね高木ちゃん」



 今朝も婆ちゃんは、俺がバイトしてるコンビニの御所水通り店に和菓子を買いに来ていた。



「婆ちゃんはここのお店の人だったの?」

「ええ、そうだよ~どうしたんだい今日は?」

「妹の誕生日プレゼント探しに来てたんです。俺の妹、甘いもの大好きなんです」

「おやおや、それは良い事だね~」

「美味しい和菓子あります?」

  

 

 婆ちゃんはやはりここのお店の人だったようだ。

 店内を婆ちゃんが歩くと、割烹着(かっぽうぎ)を着た双子もベッタリと引っ付いて一緒に移動している。

 何なんだろあの子たち?



「はい高木ちゃん」

「ありがとうお婆ちゃん、それにします。あれ?」

「どうしたんだい?」

「そういえばなんでお婆ちゃん、毎日うちの和菓子買ってくれるんですか?自分のところで買えば良いのに」

「市場調査だよ」

「市場調査?コンビニで?」

「ああ、そうさね」



 婆ちゃんは時代の先端をいくコンビニの和菓子開発のトレンドをリサーチするために、コンビニに通っていたらしい。

 俺のいるコンビニでは、毎週火曜日になると新商品が販売される。

 和菓子も毎週のように新商品で入れ替わる。


 3月から4月にかけては桜餅、イチゴ大福がコンビニ店頭における最新のトレンドだった。

 そういえば先月、婆ちゃん色んな種類のイチゴ大福、毎日買ってたな。


 5月からは、あんころ餅やらわらび餅に入れ替っている。 

 婆ちゃん、意外に商売上手な人なのかも。

 この店でなにやってんだろ?


 婆ちゃんが俺の買った和菓子のレジを打ってくれた。

 なんかいつものバイト先のコンビニと逆の立場で不思議な感じ。


 

「ほれ、2人ともお客様に挨拶しな」

心音(ここね)が言って」

文音(あやね)が言って」

「これ、2人とも」

「う」

「う」



 さっきまで殺気プンプン漂わせてた双子が、婆ちゃんの言う事はちゃんと聞いてる様子。

 バイト先の店長って感じでもないし、何なんだろうな、この子と婆ちゃんとの関係?



「あの」

「その」

「お、おう」



 なんか、すっごいモジモジしてる。



「おおきに」

「おおきに」



 一糸乱れず、まったく同時にお辞儀する姉妹。

 ヤバい。

 なんか。

 可愛いかも。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






(ピンポ~ン)



(「は~い」)



 御所水通りにある商店街で買い物を済ませた俺。

 尋ねた先は、詩織姉さんと紫穂が住んでる家。



(ガチャ)



「お兄ちゃん」

「紫穂。誕生日おめでとう」

「ええ?ありがと~」



 初手、おめでとう。

 平日だけど、今日は紫穂の誕生日。

 

 中間テストで頭が一杯だった。

 もし中間テストで赤点を取っていたら、今日、ここに来ていたかどうか分からない。


 藍色の未来ノートに救われた。

 今日ここにプレゼントを持ってこられたのは、全部ノートのおかげ。

 俺は相棒に感謝している。



「悪い紫穂、はいこれ」



 御所水通りの商店街で買った誕生日プレゼントを紫穂に渡す。

 毎年の儀式、愛する妹へのプレゼント。



「ありがとうお兄ちゃん、後で開けるね。上がっていかないの?」

「ごめん、マジごめん」

「う~ん……分かってるからもう良い」

「悪い紫穂。あとこれ、成瀬から預かってる」

「やった!成瀬先輩、嬉しい~」



 紫穂が中学1年生の時、同じ美術部で3年生だったのが成瀬結衣。

 紫穂にとって、成瀬は2つ上の頭が良くて、平安高校の特別進学部に進学した、憧れの先輩だ。


 成瀬は去年も紫穂に誕生日プレゼントをあげている。

 記念日は大事にする。


 特にそれが、大事な人であればあるほど。

 俺が幼なじみの成瀬から学んだ、とても大切な事。



「なあ紫穂、詩織姉さんいる?」

「うん、いるよ」

「そうか……」

「お兄ちゃんと詩織お姉ちゃん、何かあったの?」

「いや、別に」



 最近は会ってもいない。

 紫穂には話せない。



「変だな~」

「なにがだよ?」

「だって、お兄ちゃん今日絶対うちに来るって教えて上げたら、朝からずっとそわそわしてたよ」

「誰が?」

「詩織お姉ちゃん」

「姉さんが?」



 紫穂の言ってる事はよく分からない。

 嫌いになった俺が来るから、そわそわしていたんじゃないのか? 



「最近もずっと様子がおかしいし」

「おかしい?なにが?」

「だって詩織お姉ちゃん。いつも間違えてお弁当作っちゃったとか言って、最近わたしにお弁当渡してくるし」

「間違えて作った?」



(「守道か?」)



「げっ!?いるのか父さん?」

「今日はお仕事お休み」

「マジか」



 どうやら今日はいるらしい。

 紫穂に頼もうかと思っていたが、あれを直接渡す事にする。

 


「お父さん呼んでるよ」

「うっ。終わったらすぐ帰る」

「喧嘩しないでよ?」

「分かってるって。渡すもの渡したらすぐ帰るから」

「もういい加減に仲直りしてよ~」

「俺もちょっとは考えてる」

「ちょっとじゃなくて、ちゃんと考えてよ」

「分かってるって。上がるぞ紫穂」



 紫穂と一緒に家の中に入る。

 このあときっと、色々ある。

 家から出るには、かなり時間がかかりそうだ。

 

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