6-6
ドラボスラバに案内されたのは、大聖堂の肖像回廊だった。
「ここは滅多に人が来んからな」
腰の後ろで手を組み、ドラボスラバは辺りを見回す。
いくつかの建物から成る大聖堂の中で、一番東にある小さな建物の一階に、その回廊はあった。
小さな池を中心に南方から取り寄せた植物の茂る中庭を囲む回廊で、その片側は庭に向けて開いている。しかし、もう片側、壁側には、無数の肖像画が飾られていた。
「大聖堂で一般公開されておるのは、ここと、祈りの部屋だけだ」
ドラボスラバは中庭の方を向いて穏やかに話す。
「だが、ここは、たとえ公開されておろうが特別というわけだろう。若い冒険者が大きな挑戦の前に願掛けに来るほか、あるいはここに飾られているサマナー達の生前の関係者が、特別な日に訪れるばかりだ」
そうして、青々と茂る中庭の緑から目を外し、今度はルシャに背を向け、ゆっくりと歩き出した。
慌ててルシャが三歩後に続くと、ふっと片手を壁側に差し出す。
「少し紹介しようか」
穏やかに、軽く首を肖像の方へと向けながら。
「〝燈明のマルグレーテ〟」
掲げられた肖像画に描かれた、かつてのサマナー達の名前を歌うように告げた。
「〝白露のルーベンス〟〝眠り姫ファティマ〟〝百騎長クレイン〟」
肖像画は、特に決まった順番や配置で並んでいるわけではないようだった。見るからに古めかしいものから、比較的に新しいものまで。額の装飾も、大きさ自体も異なる複数の肖像画は、ペタペタと脈絡のない並びで、壁一面に不規則に飾られている。
ところどころに、まだ何も描かれていない白紙の肖像も、存在していた。
差し出した手を上下させて、それら一つ一つを示しながら、ゆっくりと、ドラボスラバは歩く。
「〝仙賢のツェザール〟……エドの師だ」
やがて足を止めて、ドラボスラバはその老人の肖像を見上げた。
灰色の髪を前髪ごと後頭部に向けて撫で付けた、灰色の目の初老の男。自らの尾を噛む蛇の刻まれたフォブを下げ、どこかの書斎を背景に、書き物をする体勢から、ふとこちらを見たような、そんな構図。
回廊にある肖像画は男女の数においては、やや男性が多い印象だったけれど、新しそうな物になるにつれ、女性の割合が増えてくるように思える。
そして、描かれている人物達の年齢については、目視の限りは、比較的若い物が多い。
「死んだ時の年恰好で描かれる。ツェザールは冒険者である以上に、魔石の研究を生涯の仕事とした聡明な魔法使いだった。森ではなく街の自宅で、弟子や部下に看取られて大往生した珍しいサマナーだ」
そう言って、再びゆっくり歩き出した。
ゆっくりと歴代サマナーを紹介するその意図が掴めず、あるいは単純な好奇心も手伝って、ルシャは無言で大人しく従う。
「そして」
やがて、再びドラボスラバは足を止めた。
「〝鮮血のヴェイオラ〟」
その手が示した先に、女性の肖像。
「ジスカの師。最も新しい肖像だ」
癖のある赤毛を、馬の尻尾のように頭頂部で括った妙齢の女性だった。
そばかすの散った顔に大きな瑠璃色の瞳。肌は健康的に少し日焼けしている。
赤い外套から下げたフォブには咆哮する狼。戦槌二本を両手に、片方を肩に担ぎ上げながら、こちらを見て楽し気に笑う肖像だった。
背景は晴れ渡る青空で、画面の端には隊員と思しき者達の腕や体も映り込んでいる。
その人の肖像画、というよりも。
まるで、その人が最も好んでいた時間を、偶然通りかかった画家が切り取ったような画だった。
「この人が」
思わずとルシャが呟くと、ドラボスラバは振り向く。
「外つ国の者、貧民街で、何をしていた?」
その問い掛けに、肩を揺らす。
「いえ、これといって目的は。公演地のアレやコレ、噂話は、単純に面白いし、何かしら演目の足しにもなるので。ちょっと立ち話をしていただけです」
興味本位で色々と聞いていただけだと、ルシャは笑って誤魔化した。
(今のところ、ヴェイオラ殺しの犯人は、サマナーの誰かの可能性がある)
ならば目の前のドラボスラバこそが犯人であるという可能性もある。
迂闊なことは言うべきではないとすっとぼけるルシャに、ジッと、ドラボスラバは視線を向けて。
「昨日、ジスカと貴殿が何やらヴェイオラのフォブについて調べていたと聞き及んでいる」
放たれた言葉に、咄嗟にキョトンとした表情は作って見せたものの、内心でドキリとした。
(〝野伏〟……そういえば、この国のあちこちには、ドラボスラバの隊が潜んでいるって言ってたな……)
ヘンリクの話を思い出し、昨日の自分達の行動も、そうして目撃されていたのだろうかと警戒する。
「……ああ、はい。エドゥバルドがヴェイオラのフォブを買った、って話を聞いたので。
ジスカさんに言ったら、それ本物だったのかね、って話になり」
調べに言ったのだ、と。特に後ろ暗いことはない、ただの好奇心だという調子で返せば、老人の青い目は数秒して庭の方を向いた。
鋭い視線の圧が消え、知らず内心で少し胸を撫で下ろす。
「……ヴェイオラ、サマナーが、森の浅い場所で易々と死ぬと思うか?」
出し抜けに、ドラボスラバは口を開いた。
ギョッと、再びルシャが内心で警戒を強めるのを、しかし振り向かずに、今度は体ごと中庭を向き、老人は腕組みした。
「ヴェイオラには、かつて婚約者がいてな」
中庭の池の畔、岩の上に尾の長い綺麗な鳥が降り立って、ピピピピ、と高く鳴く。
「ヴェイオラ隊の〝戦士〟達を纏める副隊長だったが、血気の盛んな隊長や部下達と比べ、なかなか柔らかい、穏やかな気性をしておる男だった」
何を意図して始まった話なのか、ルシャは困惑する。
素直に首を傾げて聞き入りながら、無意識に横目で鳥を観察した。
「十年前、狂化上位種討伐戦の際に、死んだ男だ」
ドラボスラバがそう言った時、鳥が鋭く鳴いて空に飛び立った。
「ジスカの召喚術の生贄は、その男だ」
ハッと、ルシャは目を瞬く。
鳥のいなくなった中庭には、南国の植物の葉が風に揺れる音のみが残っている。
「ジスカと、その男と、幾名かの〝狩人〟や〝戦士〟は、その時、魔獣に追われて黒線まで逃げ込んだ。そして半数が死に、残る者達も怪我や装備の不足でまともに戦闘は出来ない状況」
青砦で聞いたジスカの話が思い出された。
あの時の、どこか何かを思い出すようだった表情を。
「生き残った隊員達の話によれば、もとより重傷でジスカに背負われていた男が、自分を人柱に召喚を、と切り出したそうだ。いずれにせよ長くない命と引き換えに、ひとりでも多く生きて戻れと」
淡々と話したドラボスラバは、そこで一度、言葉を飲む。
さわさわと木の葉の間を風が揺れる音がして、ひらひら、落ちた葉の一枚が池にゆっくりと落下する。
「その男の死体を、ジスカは、背負って戻った」
やがて、再びドラボスラバは口を開いた。
「サマナーになるためには喚び出した精霊と戦う必要がある。しかし、その戦いの傷は、勝てばなかったことになるのだ。……だが、それ以前の傷や疲労が消えるわけではない。竜の膂力を手に入れたとはいえ、それまでに蓄積した傷と疲労を抱え、人間を抱えて森の奥地を歩くのは容易ではない。あの時、生き残った仲間と赤砦でまで戻ったジスカは、最後には、殆ど這って来たようなものだった」
それでも決して、もはや動かぬ肉の塊になった男を、自らの師匠の婚約者を、ジスカは投げ出さなかったのだ。
決して置き捨てずに、這って戻ったのだ。
「せめてそれが償いと思ったのかもしれん。その時、ヴェイオラは青砦にいた。ジスカは赤砦で男の遺体を焼いて骨を抱えると、休みもせずに青砦まですぐに発った」
男は青砦に埋められている、という言葉に。
(ああ、あの墓に……)
露台から見えた墓のどれかに、その男はいたのだと、ルシャは理解する。
「ヴェイオラは気丈に振舞っていた。アレもアレで、ジスカを心底から可愛がっておったからな。婚約者の判断に間違いはなかった、全滅するより、ひとりでも多くが生きて戻ったならば、それ以上はないと。その言葉に嘘も偽りもなかっただろう。あれは心底から生粋の冒険者だった」
ドラボスラバは、ゆっくりとヴェイオラの肖像画を振り向き、首を傾げた。
「とはいえだ。ジスカが、その言葉を信じられたかは別の話だな。あるいは、その言葉は真実であったとしても、唯一無二の相手を喪ったヴェイオラに、悲しみのひとかけらも生じないはずはない。以降のヴェイオラは、年々、島……世界樹の方を見ては、ふつり、と黙り込むことが増えた」
そうして、肖像画から静かに視線を少し下に落とす。
「もう一度、問題提起しよう。ヴェイオラのような優秀なサマナーが、森の浅い場所で死ぬなど、有り得るか?」
そう聞かれて、ルシャはドラボスラバの求める答えを察した。
「自殺、だと、考えられていたんですね」
森の浅い部分でサマナーが死んだという事実が、サマナーの実力を知る〝森の国〟で人々に受け入れられていた理由。
それは、そういうことだったのだ。
「森で……婚約者の、後を追った、と」
ルシャの言葉に、さよう、とドラボスラバは頷きながら振り向く。
「口に出さずとも、大半の人間がそう考えていた。悲しみというのは、時が癒してくれることもあれば、時を経るごとに深くなるものもある。ヴェイオラにとって婚約者の死は後者だったのだろうと。おそらく、ジスカもそう考えていたのかもしれん」
だからこそジスカはヴェイオラの死についてある種の諦観と後ろめたさを抱えながら、納得はしていたのだろう。
(今回の、リリーの証言が出て来るまでは……)
ルシャが納得するのを気配で感じ取ったのか、ドラボスラバは視線を庭に戻した。
「儂ですら、うっすらとそう考えておったよ。ごく最近までな」
「最近まで?」
「孤児院」
出し抜けに、ドラボスラバは言った。
「ふた月ほど前の事だ。商人組合……商会が、慈善事業の一環として孤児院に寄付をしようとした。だがこの国には3つの孤児院がある」
「みっつ?」
ルシャは首を傾げる。中公演を行うために講堂を借りている孤児院の他にも、どこか孤児院があるのか、と。
「ひとつは、父母が冒険者だった孤児を優先的に受け入れる、冒険者組合が管理する孤児院。つまりは国営孤児院だ。ヴェイオラもここの出身にあたる」
ドラボスラバはそう言って再び腕組みした。
「2つめは、両親不明、もしくは非冒険者の子を受け入れる世界樹の教団の孤児院。国からの支援金もあるが、半分は教団の資金で回っている、半国営孤児院だな」
なるほど、とルシャは理解した。
ルシャが講堂を借りている孤児院は、国営。確かに冒険者を父母に持つ子供が多かった。
「そして3つめは、収容院とも呼ばれる。運営は民間に委託されているが、近衛隊、国が権利者だ。犯罪を犯して捕まった孤児が収容される。グレンはここの出身だ」
ドラボスラバはそう言って、庭の石の上、今度は尾の短い鳥が降り立つのを視線で追う。
「商人組合は、寄付に当たって各院の経営状況を調べた。結果、経営が厳しい順に寄付額を設定し、最も寄付額が低くなったのは、冒険者組合管理の国営孤児院だった」
それにルシャは少し驚いた。
講堂での稽古の際に見る限り、孤児院は決して裕福ではないし、それどころか経営状況は厳しいように見える。
「不自然だと、思ってな」
ルシャの驚きを読み取って、ドラボスラバは静かに頷いた。
木の枝まで飛び上がった鳥から視線を外す。
「孤児院の院長の証言や、その他の諸々を調べた」
その結果として、と。低く、静かに。
「10年前、孤児院では一時的に戦費のためにと支援金が減額された。そして院長の話では、戦後もその減額分は元に戻っていない、と」
そういえば、そんなことを言っていた、とルシャも思い出す。
あれは確か、講堂で院長と話していた時にジスカがやって来た日のことで、確か、支援金が減った後、ヴェイオラが寄付を続けてくれた、という話だった。
「だが、調べてみれば、十年前に強化上位種討伐が成功して後、支援金は回復しているはずだった。それどころか、書類上は増額されている。……年間で、倍近くもな」
ドラボスラバは語って、ふっと振り向く。
「院長と親しかったヴェイオラは、院長から支援金減額について相談を受けていた。そして密かに、調べていたようだ」
「調べていた?」
「魔石の不正流出」
鳥が鳴く声と、木々が騒めく音で、低いその声は、おそらくルシャ以外の誰にも届かない。
あるいは2人の他に人っ子一人いない回廊で、ドラボスラバは淡々と明かした。
「国が管理している魔石の輸出量と、商会が管理している実際の運搬量を比較すると、陸路での運搬量が、輸出量と微妙に食い違う。しかしながら、国に入る魔石貿易の収益は、国の管理する輸出量で計上した場合の予定額と一致していた。故に毎年、この軽微な食い違いは、商会と国との魔石量の測定方法の違いによる誤差と処理されていた」
その言葉の意味を、理解する。
「他国に渡るまでに、輸出用の魔石から一定量を盗み取っている誰かがいる……」
そして、それを〝測定誤差〟とするため、盗まれずに輸出されていた場合に入る収益と同額の金を、どこからか……おそらく本来孤児院に払われるはずの支援金から持ってきて当てているのだ。
「ヴェイオラは、2年前、これを調べていたようだ」
ドラボスラバは微かに眉間に皺を寄せた。
「魔石貿易に携わる貴族、商会の商人は多岐に渡る。その中で孤児院の支援金に手を付けられそうなものだけに絞り込んだとしても、まだ多い。……そう、儂らサマナーも含めて」
しかしいずれにせよ、この国でそれなりの地位と力のある相手であろうとは、自然と結論されるのだ。
(ヴェイオラ殺しの犯人は)
おそらく、その人物、あるいは組織だと、ドラボスラバは考えているのだろう。そして、やはり容疑者の中にサマナーを入れているのだ。
「……ジスカは、あれで頭に血が上ると思考が飛躍して、無茶をしやすい」
ドラボスラバは軽い溜息を吐いて、懐に手を入れた。
咄嗟に警戒するルシャに構わず、取り出したのは二つに折られた白い紙が一枚。
「確定的な情報を掴むまでは黙っているつもりだったが。気付いてしまったなら仕方なかろう」
これを、と差し出された紙を、ルシャは一歩近寄って用心深く受け取った。
「読んで、覚えたら燃やせ。2年前、ヴェイオラの死から数日後に不審死した貧民街のならず者だ。……おそらく、何か知っていた男だろう。ジスカと調べると良い」
開いた紙に書かれていたのは、人名。
告げられた言葉に驚いて顔を上げると、ドラボスラバはジッとルシャを見ていた。
「アレには無茶を止める手綱が必要だ。頭に血が上って何かあれば、ヴェイオラも浮かばれん」
推し量るような顔で、けれどもう決めたとばかりに。
それは迷いのない、信頼さえ滲む声だった。
「他国の事で命まで危険に晒せるというなら、アレの手綱を取ってやれ」
ルシャは、老人の青い目を見返した。
静かで、厳かで、薙いだ青だった。この国から見える海よりも、遥か北国の雪に落ちる影に近い色をしている。
「……なぜ、余所者の俺を信用するんです?」
静かに問うと、ふっ、と厳かだった目が緩んだ。
「余所者だからだろう」
サーカスに何ができる、とドラボスラバは首を傾げる。
「相手がお前達と組む理由がない。お前達も相手と組む利点がない。お前の一座は間諜にしては名が知れ過ぎて目立ち過ぎる。あるいは、たとえば魔石を他国へ持ち出す運び屋として使うにも、お前さん方は使い勝手が悪い」
同じサーカスにしても、いざとなれば簡単に始末できる無名のサーカス団の方が、運び屋にしても間諜にしても使い勝手が良いだろう、と。
「そして何より、お前……いや、貴公は、他国の俗物に膝を折るほど安い将兵でもなかろうよ」
スッと、優雅で、けれど戦場の男らしい剛健な仕草で、ドラボスラバは不意に一礼した。
「まさか斯様な場でお目に掛かるとは思いませなんだ。草海の獅子が声、風渡る民の護り手、カラバ将軍家の、ルシャリーズ殿よ」
パチリ、とルシャが目を瞬くと、顔を上げた老人はホッホッと愉快げに笑う。
「祖父上には世話になり申した。奴の若い頃によく似ている。……ああ、これは、祖父上からの土産だ」
グイッと袖を捲って見せた二の腕に、鋭い剣疵。
「……先々代と、お知り合いで?」
誤魔化してもおそらく無駄だろうなと直感して、素直に問うと、まぁ、と青い目は遠くを見た。
「儂は元はアチコチふらふらしておった傭兵だからな。……あやつのことは忘れんよ、とんでもないクソ野郎だ。騎士道のきの字もない」
「……否定はしませんが」
獅子というより狐だと言われた謀略の将の祖父を思い出して苦笑いすると、ドラボスラバも再度目を細める。
「ああ、クソ野郎だが、あやつは腐っても、かの草原のため以外に剣は振らないクソ野郎だったろう。ならば、孫も似たものだろう?」
「俺は、その平原を捨てたクソ野郎ですよ」
「追放の憂き目にあったならばなおのこと、怨敵平原の国だろうが、縁のある剣の国だろうが、あのルシャリーズなら引く手数多だったろうに。それが、どこにも仕えていないのが答えだ」
「……腑抜けただけです。もう戦場に立ちたくないだけ」
「森の国のサマナーと大立ち回りしてよくぞ言う」
ドラボスラバは、そう言ってもう一度ルシャに手渡した紙を示した。
「いずれにせよ、儂は信用できると判断し、それを託した。後は良しと思うようにせよ」
クシャリと、ルシャは紙を見下ろす。
それから視線を上げて、ドラボスラバと、回廊に並ぶ歴代のサマナー達を見回した。
(……たぶん、この人は犯人ではないんだろうな)
そう思って、そして、それに明白な根拠があるわけでもない事に気付いて。
(……自分の直感を信じて信用してるのはお互い様か)
そう気付いて、ふふ、と思わず笑う。
「……わかりました。感謝します、ドラボスラバ殿」
深々と頷くと、そうか、と笑った老人はゆっくり、ルシャに背を向けて歩き去って行った。
「では、幸運を祈る。儂は明日より暫し森に潜る故、ジスカを任せたぞ」




