癒しを求める
「本にもそんなことのっていませんでしたし本当に散々でしたよ。」
コポ コポ コポ コポ
「おやおやそれは大変だったねぇ」
「あんなに必死に磨いたのにまさか適応素材が骨のみだったなんて」
「アーツ鑑定持ってないと情報開示されない限り簡単なものしかわかんないからねぇ、私たちは昔からの知恵や師の教えで開示されなくとも知っている人もいるけどゲストさんには酷なことだったねぇ」
トプトプ カチャン
「ほらいれたてよ?スズハちゃんまずは一息つきましょう、ねぇ?」
「はい、いただきます。」
あれから私はあまりの精神的ストレスにより、町散策予定を変更、おつかいクエストでお会いしたグナさんに会いに来たのだ。
そんな私を快く迎え入れてくれたグナさんは相変わらず優しく、暖かみすら感じる笑顔で聞いてくれる姿はどこか懐かしさを覚えて安らぎます。
ズズっ
「これとてもいい香り、それに飲みやすいですね。」
「あらあら、そう言ってもらえると嬉しいわ、ありがとう、これはうちの庭で育てたハーブで作ったのよ。」
「そうなんですか?すごいです。とても美味しいです。」
もう言葉で表せないぐらいですよ
鑑定結果でも
ハーブティー レア度E 品質5
グナ自家製のハーブティー
シトレナがつかわれている
素朴だけどほのかな甘酸っぱさが美味しい
僅かにお腹を満たしてくれる。
満腹度+5
この品質評価ですよ
5ってお店でもまだ見たことのない評価ですよ?
私自身まだ4しかだせていません。
これは素材にもこだわっているというのもありますがグナさんの腕がいいのでしょう。
「うふふ、喜んでもらえてよかったわぁ、よければ作り方教えましょうか?」
「えっ!?いいんですか!?」
「スズハちゃんが最初に、来たとき料理をやりたいって言ってたからね」
鑑定許可をもらう際言ってたことを覚えてくれていたようで何故か嬉しくなってしまう。
(ちなみに許可をもらった際、人に対してはだめですが基本鑑定に許可はいらないことを教えてもらいました。)
「ぜひ、ぜひお願いします!」
「あらあら、慌てないで今はゆっくりお茶を楽しみましょう?お菓子もいかがかしら?」
「すみません、つい急いてしまいました。ありがとうございます、いただきますね」
それから30分ほどお茶とお菓子、グナさんの会話に癒されました。
その後のグナさん講座も楽しく実りが多いものになりました。
ただ…
「え、グナさんは錬金術師の仕事してたんですが?」
「そうよ、職業も錬金術師と薬師だったの、でもだいぶ昔のことよ?」
「そうなんですか、それとさきほどのことは…」
「本当のことよ?」
「いえ、疑っているわけではないのですが」
「わかっているわ知らないと驚くわよね?」
「生産スキルのアーツのほとんどに制限や熟練度があるなんて…」
ピロン♪
【スキル 錬金、観察眼がレベルアップしました】
【スキル 料理、生活魔法がレベルアップしました】
【料理 包丁を習得しました】
【住民グナから教えを受けました】
【生産スキル、アーツの情報更新しました】
【スキル 料理が変化しました】
【???の悪意によりプレイヤーに伝えることができなくなりました
以降解除されるまで関係がある情報はプレイヤーにはきこえなくなりますので注意してください】
【称号 ???の悪意に触れたものを習得しました】
運営、あなたたちは生産(特に細工士!)になんか恨みでもあるんですか?
というかプレイヤーに対しての深い闇を感じるのですが!
ていうか称号不穏すぎて嫌(泣)
少し不穏さがでましたがそれより運営の理不尽さが際立つという話(笑)
料理
食材を加工する技術。
おいしくなるかはあなたしだい。
調理:切る、焼く、炒める、抽出、パン製造
アーツ
時間短縮 調理の時間が短縮される。
包丁(1) 切る行為が簡略化される(熟練度が上がるにつれ切り方が増える)
料理は教えてもらう、その調理法を10回評価6以上成功で調理法がふえますがなかには他スキル取得が必須なものも




