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生産したい冒険したい全部やっちゃえ  作者: 青猫菜
第2章 散策と生産
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忘れ去られた

さて皆さん私のサブ職業覚えていますか?


薬士?

料理人?


いえ違います。


錬金士?


いえいえ違います


私ことスズハのサブ職業は…




「え?スズハ様は細工士だったんですか??

 料理と調合習得しようとされていたからてっきり農家か薬師の方とばかり」



サブ職業確認したエルフ受付嬢ことレイシアさんにたいそう驚かれ、私は思わず脳内会話で誰ともなくしゃべってしまいましたよ



「そうなんです。料理と調合しかしてませんけど私のサブ職業は細工士なんです。

 細工スキルもしっかりもっていますよ?」


「失礼しました。数年前いらした生産職のゲスト様は、まず最初に自身の職関係スキルを向上させてから、足らないスキルを習得されていたので」


「いえ、私も素材は集めたもののまったく手をつけず、しかも生産所では料理に調合、錬金しかしてませんから余計に紛らわしかったですよね」




そう、私は素材候補を集めたにもかかわらずその存在を丸1日忘れていたのだ

まったく手をつけていないため職業レベル、スキルレベルともに1という体たらく


ステータスを見て気付いたとき思わず頭抱えてしまいましたよ


急いで生産ギルドで依頼達成報告して生産活動しなければと思って駆け込んだ私と受付嬢さんの会話がこちら



「スズハ様ランクアップにはスキルレベルが5、そのスキルに関係するクエストを2、生産所依頼を1達成したらランクアップできますよ?薬師ならば素材購入が、農家なら土地を購入できるようになりますので頑張ってみてはどうでしょう?」


「え、職業レベルは関係ないんですか?


             あと私細工士なんですが」



で最初部分の会話につながるのですが

どうやら講習会を受けたことで職業スキルはある程度あげてあるとおもわれていたそうです。

ちなみになぜ農家か薬師と思ったのか聞くとβ時代、農家は自分の育てたものを活用するために料理や調合をとる人が多く、薬師も持っていない調合もしくは錬金をとるために生産ギルドどうやったらとれるのか問い合わせがすごかったようだ(この事件を教訓に講習会が生まれたそうだ、要望多すぎてさすがの運営もおれて正式版に盛り込んだのでしょうか?)


たしかに普通は真っ先にメインとサブ職業レベルとスキルレベルあげをしますよね

私も最初はそのつもりでいましたし、なんなら関係ありそうな書物を優先的に読もうとしました。

食欲にまけて脱線したうえ、忘却してしまいましたが(苦笑)



どうやら職業、スキルをそっちのけで、脇道にそれて違うことをしていたのは私ぐらいなものだったようで講習会も私以外まだ誰もうけていないそうです。


どうりで当日受付で行けたわけです。

これから気を付けないとってこれ講習会の存在に気づく人あまりいないんじゃ


講習会があることは生産ギルドで渡される説明書の一文のみでしかしることができません。β版ではなかったシステムですし自力でスキル習得目指す方がおおそうですね

掲示板に情報提供するべきか

でも書くどころか読むこともない、存在しかしらないわたしにはハードルがたかいですね



んーどうしましょうか…


いや、一文とはいえ説明書にかいてあるのです。


変態とまで言われる近年の検証班ならすでに知っていてもおかしくないですよね?


ということで放置します。

それより依頼達成を報告、納品しなければ

キリのいい数で納品しましょう。



素材を届けて  達成  評価:優

料理の講習会で使用する肉が不足しています。

灰兎の肉を集めて届けてほしいです。

場所  東通り生産ギルド

期限  無期限

納品数 灰兎の肉30個

報酬  3000R 芋パン(追加報酬) 



種収集家    達成  評価:優

ベタープラントから手にはいるカラ種がほしいです。

数によっては追加報酬もあります。

場所  生産ギルド農業部門

期限  無期限

納品数 カラ種10個(6色コンプリート)

報酬  1000R、光凝固剤レシピ(追加報酬)、光夜草の種(特別報酬)

 



レシピにパン、それになにやら凄そうな種まで思わずニマニマしてしまいましたが今度は脱線しませんでしたよ

気付いたら農業スキル取ろうとステータス操作してましたがとってないのでセーフです。


さてそれでは2日目にしてですがメイン職業レベルと同じレベル7目指して細工

やりますよ


まずは使えないとされていたあの素材を使って実験しましょう。

うまく行けば特殊アーツである新しい知識を手にいれることができるはず




やっとスズハが思いだしてくれたおかげやっと生産の話がかけそうです。


カラ種  レア度F

ベタープラントの種

暗闇のなか仄かにひかるといる特性を持っている。

光の色が六色あり、色は特殊な薬剤を使わない限り光らせなければわからず

その光も薬剤なしでは2日で消えてしまう。

そのため好事家の間では六色すべて揃えて一人前だといわれている。







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