足らない
調理室の備品は、かまど、なべ、大きいフライパン
初心者料理セットには菜箸、片手鍋、小さいフライパン
調味料はギルド販売所にあった塩と胡椒のみ
食材は生厳禁な人参っぽいレドット
煮るとトロトロやわらかなブラキャッツ
生でもいける大きいオバラン
野性味溢れ癖の強い兎肉
パンにはかかせない小麦粉
そして本日の目玉、芋爺ことカント爺さん自慢のカンカルト
ほかにも細々したものを買って用意してありますが割愛して
調味料が少ないですね・・・
せめて砂糖や醤油があるとまた違った味付けができるんですが、生姜や香辛料もないのでこれが序盤の限界ですかね?
無い物ねだりをしてもしょうがないですね
ないものはない
あるものでも色々できるでしょうし試行錯誤も醍醐味です。
さあ、クッキング!
まず、はじめは鍋を用意します。
そこにファンタジー用品、販売所で10個1000Rで買った熱石を敷き詰めます。
そしてその上にカンカルトを置き、その上にまた熱石を芋を埋めるように敷きます。
この状態で火にかけると石が熱を吸って発熱するので美味しい石焼き芋ができるのですよ。
さて焼いている間にパンも作りましょうか
これも便利グッズを使います。
パンの種という白い種をコップ一杯の水に一粒つけるとなんと酵母ができるんです!
まあ、現実世界のパンに比べると少し固いしパサつきますがそれでも便利ですよね
パンはサンドイッチ用に丸パンと塩を使ったフランスパンみたいなものを作りましょうか
焼いている間に兎肉の香草焼きを作って、半分はサンドイッチに使いましょう。
あ、レドットを煮て、ポテトと一瞬に挟んでも美味しいでしょうか
オバランで肉詰めもいいですね
グッキュルキュル…
…本当にこのシステムどうにかしなければ
私のキャラが食いしん坊キャラになりかねないですね
完全に女子力の危機です。
ひとまずオバランかじりながら料理しますか
結構作りたいものが多いので食べるのは次のダイブの時ですかね
次のダイブは現実で夕方すぎなのでかなり混むと予想されますから作業場が借りれないかも知れませんからね
作りだめ大事
インベントリに入れれば腐らないですし冷めないですからね
そういえば30種類×100個入るが、時間経過する高価なアイテムバッグがあるそうですがなにに使うんですかね?
醸造とかですかね?
いやでも樽結構大きいと思いますが持ち歩けるんですかね・・・
うーん大金払ってまで買う価値がわからないですね
その内必要になるのでしょうか…
あ、焼き芋できましたね
ログアウトする前に1つ食べましょう。
これ以上の我慢は無理です。
このままだと食べるまで思考が焼き芋に支配されかねませんからね(笑)
【スキル 料理がレベルアップしました】
PL名 スズハ
種族 ヒューマン LV4
職業M 短剣士 LV4
S 細工士 LV1
ギルド 冒険ギルドG
生産ギルドG
ステータス (装備補正)
HP 16/25
MP 13/35
STR 12 (+1)
CON 5 (+3)
POW 8
AGI 12
DEX 10
INT 6
LUC 5
満腹度 37
残りポイント 0
スキル
学習10 鑑定10 生活魔法1 毒耐性1
細工1 料理4 調合6 錬金5
スキルポイント 2
控えスキル
短剣術5 投擲3 歩行術4 採掘1 採取3
解体1 気配察知5 気配遮断3 観察3 読書4
サブスキル
AGI増加2
称号
『訓練初達成者』
所持金 4,780R
時間も材料も足らない料理回でした。
すでにスズハの食いしん坊キャラは手遅れな気がしますよね(笑)




