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生産したい冒険したい全部やっちゃえ  作者: 青猫菜
第1章 最初の一歩
27/51

パンケーキ

本日2回目のダイブ

時刻は朝6時



掃除中落ち着いて考えて見ましたが

今回は少し予定変更しましょう。

ランクは上げずに午前は冒険ギルドでクエスト報告して資料室で読書。

午後は生産ギルドの資料室にこもって読書、夕方から調薬と料理をとるために講習会も受けましょう。

で、最後にギルドで買い物ですかね。


えぇ、学習のレベルあげと知識系アーツねらいですよ


戦闘訓練もしてみたいですが時間と相談ですね

閲覧可能な資料がどれだけあるか…



料理と調薬をとる理由ですか?


やりたいからですよ

焼き芋もあきらめていませんよ?ふふっ…



いけませんね、独り暮らししてから独り言が増えてる気がしますよ

独り暮らしすると意味もなく声にだしたり、しゃべったりしてしまうんですよね




「まあ、そんな悲しい習性はおいといて


  今は例のものですね」




部屋から出て階段を降りる。

そして宿屋に併設されてる食堂兼酒場に向かう


「え~と、あっ」


目当ての人はすぐ見つかりました。



「女将さんおはようございます。」


「おや、おはよう早いね。」


「今日はやりたいことがたくさんありますからね。

 朝食はいただけるでしょうか?」


「ちょうど今できたところさ

 好きなとこ座んな、今持ってきてあげるよ」


「わかりました。」







「はいよ、今日の朝食は特別に要望があったパンケーキだよ」


そういって出された朝食は美味しそうなカルト芋のパンケーキが2切れ

付け合わせの彩り豊かなサラダとスープも素敵すぎです。


現実世界でも朝食をたべたので変な気分ですが満腹度はすでに10をきっています。 

気にせず美味しいものが食べられることに感謝しましょう。



「いただきます!」

モグッ



モグモグモグモグ



・・・。


すりおろした芋はほくほく素朴な甘さ、塩辛いベーコンは表面の細切りされた芋のカリカリした食感も相まってとっても美味しい


合間に食べるスープのホッとする味とサラダのさっぱりした味も飽きがこないで食べられます。



モグモグモグモグモグモグモグモグ



素晴らしい

これがゲームの中!


本当に現実でたべてるのとかわらない食感と味

しかもわずかに満腹感まで感じますよ



ゴクッ


「ごちそうさまでした」


「おそまつさん、本当に美味しそうに食べてくれるから旦那も喜んでるよ」


ほらと言う女将さんの視線の先を追うと厨房と予想される場所でニコニコ笑ってこちらをみている優しそうなヒューマン男性と目があった。



「・・・。」


「ニコニコ」


恥ずかしさのあまりお辞儀するだけで精一杯でした。

食べ物を前にすると我を忘れるくせ本当にどうにかしたいですよ…






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