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生産したい冒険したい全部やっちゃえ  作者: 青猫菜
第1章 最初の一歩
25/51

現実世界で


…覚醒します




…お疲れさまでした






ムクッ

「ただいま私の家」



時計を見ると朝7時おなかすきましたし朝食にしましょう。


モグモグ

「あ、棗(弟)に自慢メール送りましょう」


弟妹と合流して一緒にやるつもりはありませんが弟は大学のテストが近いらしく勉強会で夕方からしかダイブできないとくやしがっていたのでとってもよい反応が帰ってくるでしょう


妹は放置です。

馬に蹴られたくないですし、わざわざ新婚夫婦に割り込む度胸はありません。

どうせ夫婦でパーティーを組んでやっていますよ。(投げ遣り)




「AWCとっても楽しかったよっと」

カチカチ



~♪ピッ

『from弟 妬ましや( ゜皿゜)』


カチカチ

『from姉 堪能しました( ・∀・)本当に現実みたいだったよ』


~♪ピッ

『from弟 いいな、いいな俺も早くやりたい( ´Д`)』



カチカチ

『from姉 テスト頑張れ』


~♪ピッ

『from弟 うわーん。・゜゜(ノД`)この鬼畜姉め』



「ふふっ」


つい笑いがこぼれる


相変わらずノリがいい弟である。

妹とあわせていつも笑わせてくれていたが片割れがいなくてもかわらず笑いを届けてくれる弟。



「しょうがないから癒しの猫様の写真を送ってあげますか」


アパートの隣に住んでる老夫婦が飼ってる猫ですが猫好きな弟なら少しは元気になるでしょう。



しばらくして来た返信


『from弟 猫様だ(* ゜∀゜)お姉ありがとう!俺頑張る』



単純な弟でなによりです。


さて、ごみ捨て場の掃除いきますか





「川辺さんおはようございます。」


「咲希さんおはよう、今日もお手伝いありがとうございます」


ごみ捨てに行くといつも掃除を手伝ってくれる10号室の住人、原田咲希さん。

このアパートのなかで一番若い学生さんです。


「今日もいいお天気ですね。川辺さん午後は草むしりですか?」


「はい、明日雨みたいですし、梅雨に入る前にやろうとおもいまして」


「河東さんも午後は手伝うと言っていたので一緒にやっていいですか?」


「いつもありがとうございます。それでは2時頃にお願いします。」


河東さんは6号室の学生さん。

この地区は専門学校や高校がおおく、半場このアパートは学生寮みたいなものになっていますが住人の皆さん仲が良く、優しく良い方々ばかりなんです。

祖母の人柄のおかげでしょうね


さて掃除が趣味だといつも言っている咲希さんには悪いですが

私も管理人という意地があります。負けてられません。

素早くなおかつ丁寧に掃除しましょう。






そんな大人げない私と咲希さんの頑張りにより

予定していた時間を10分も早く終えることができました。


結果?

趣味だと発言するだけあって咲希さんの手際は相変わらず素晴らしかったですよ。





作者はそこまで管理人事情にくわしくないのであくまでフィクションなのでふわっと見てください

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