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生産したい冒険したい全部やっちゃえ  作者: 青猫菜
第1章 最初の一歩
24/51

特殊アーツって何?

ピロン♪

【スキル 学習、鑑定がレベルアップしました】



いけませんつい読みふけてしまいました。

もう18時まで10分もありませんね

ダイブ制限には引っ掛かりませんが

リアルで朝食食べてごみ捨て場の掃除をしなければ

あと少しで3冊目読み終わりますのでこれが読み終わったら宿でログアウトしましょう。



ピロン♪

【鑑定lv5、野草関係の本の読破、実物所持及び鑑定を確認】

【条件を達成しました】

【特殊アーツ 野草の知識3級 習得】



最後にこれですか…

これは公式情報にはありませんでしたね

隠し要素ですか…

ゲーマーとしてこういうのみつけるのって嬉しいですね


なるほど条件に鑑定が入っているだけあって鑑定のアーツなんですね

しかも3級ということはスキルみたいに上がありそうです。




野草の知識3級

鑑定の特殊アーツ

採取の際、野草か見分けられる。

また、鑑定時食用かわかる。





まだ知識が足らないから野草の種類まで見分けがつかないということですかね?

でも実質、鑑定のバージョンアップですね


これは特殊アーツ狙いでこの資料室に通うのもいいですね

あ、でも実物ないとだめみたいですね

ランクもあげなければいけませんね


やっぱりやることいっぱい、初体験いっぱいな序盤は本当に楽しいですね。

早く用事すませて再ダイブしましょう。







「女将さん泊まりに来ましたよ!

 あ、これ手土産です。」


まだ料理にたどりつけませんから先に例の名物料理狙いでカルト芋を半分渡しちゃいます。


「おや、カント爺さんとこのじゃないかい

 こんなにたくさんいいのかい?

 買うと結構するけど…」


「これから何度もお世話になるとおもいますので挨拶がわりです。」


「でも依頼もこなしてくれたのに、なんかわるいねぇ」


「はい、もしよければ名物料理に使っていただければと」


あ、間違えて本音が出ちゃいました。

ば、ばれてませんかね?


「アッハッハッハッいいよ、旦那に言って朝食にとびっきりのパンケーキこさえてあげるよ。」


パンケーキ狙いって完全にばれていますね(汗)

大笑いされていますけど下心があったことについて機嫌損ねられなくってよかったです。


「楽しみにしてます。」


「あぁ、楽しみしてな

 あ、これがあんたの泊まる部屋の鍵だよ」


「ありがとうございます。

 宿泊費は一泊100R、一週間で600Rでしたよね?

 どうぞ」


大体宿に泊まると一泊100R、プチスライムで2匹分

高いと感じますが朝食がつきますし、この宿では一週間宿泊すると1日分割り引きしてくれるサービスがあったりするんです。


まあ、装備を買ったり、むちゃなレベルあげで使った消耗品補充などでお金がない人にとってはきつい出費ですよね


「はいちょうどだね

 ああ、ゲスト(プレイヤー)休眠中(ログアウト)は4日を1日と計算するから間違えないようにね」


短時間プレイしかできないプレイヤー対策ですかね?

リアル4時間で1日たつこのゲームだからこその対応ですね。


「わかりました。

 気を付けますね

 それでは失礼します。」




部屋はゲームの画面上ではお馴染みな感じでまたゲームの世界にいるんだと実感してしまい

高揚感覚めきらないなかでログアウトなりました。






野草の知識3級の取得条件

鑑定lv5

野草関係の本を6冊読破

実物を所持、鑑定


スズハが3冊で覚えたのは学習スキルが原因

正式版から学習レベルに応じて知識系特殊アーツの習得に補正がはいるようになったという設定です。

定番の本からスキルゲットは何冊も読まなければいけないうえ、条件が設定されているため難易度が高くなっています。



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