始まりの町
白みがかったヨーロッパ系の建物
みたことがあるようなそれでいてどこか違う草花
東には瑞々しい色の森が
南と西には一面の草原が広がり
北をみれば丘と遠くに険しい山が見える
そんな自然豊かな地に囲まれ
多種多様な種族が住まうここは
始まりの色を名にもつ町
始まりの町 ブラン
~公式サイトより~
転送して最初に目に入ったのは
円になるように並ぶ6人の男女像
そんな像に囲まれる少し広い広場
後ろを振り向けば大きい噴水
そしてプレイヤーが転送されてきてはどこかに走り去っていく
男女像のさらに先には住人が歩いているのが見える
尖った耳の金髪碧眼女性
犬耳の兄弟
髭はやしたがっしり体型の男性
子どもぐらいの身長女性
あ、あちらの男性は角がありますからシャドウ(鬼)族なのでしょう
(住人をみるだけでも色んな種族の方がいて楽しい!)
フワリと風が肌にあたる感触
暖かな日差し
昼食でしょうか?
どこからか漂うパンの香ばしい匂い
住人達の声、子どもの笑い声、金物を叩く音、馬車の音
(これがゲームの世界なんてすごい)
本物と差異ない感覚に感動して気分が高揚した。
ピロン♪
【チュートリアル完了を確認しました】
【スキル 学習がレベルアップしました】
あ、これがキナリさんが言っていた例外ですか…
習得したスキルは詳細を確認できたはず
スキルをタップして…
…なるほど
学んだことは必ず身に付くですか
たぶんこれが例外の理由なんでしょう
学ぶという言葉は人に教わる、勉強する以外に経験することによって知るという意味がありますから実際に体を動かし練習したってことになっているのでしょう。
それに他のスキルに熟練度がいかない分、集中して熟練度が入ったというのがレベルアップした理由の一つになってそうですね。
たしか同系統で鍛練っていうスキルもあったのでそれも例外の一つになってそう
(それにしても)
「みる限りまだプレイヤーが少なそうです
今の内に冒険ギルドに行きましょうか。」
あらかじめダイブして、開始と同時に転送された私のような人と開始と同時にダイブした人とは数分のラグがあるようで
まだ3、4人ほど転送されては去るを繰り返していて広場がごった返すってほどではありませんが油断しているとすぐに人で溢れかえりそうです。
どんくさい私などあっという間に人混み飲み込まるのが目に見えます
すぐに移動しましょう。
そうしましょ。
まあ、建物の規模によってはすでにギルドはいっぱいになっている可能性がありますが
その時はその時ですね
さてギルドはどこでしょうね
興奮すると言葉少なくなる主人公。
ラグの理由
チュートリアルのため事前ダイブしているど
時間になりました。
↓
転送
事前ダイブしてないひと
時間になりました。
↓
ダイブ、アバター同期
↓
チュートリアルするか聞かれる。
↓
しない場合転送、
チュートリアルする人は終わり次第転送
そもそも制限時間があるためよくある廃人長時間ログインで強くなるが出来ない仕様に
(8時間ならだいたいのひとが目一杯やれる)