チュートリアル
…ダウンロードされた情報を確認しています
…名称 Another World Color のデータを確認
…起動します
…事前登録されたアバター確認
…Link開始
…98...99...100%
…Link完了
…Another World Colorの世界へようこそスズハ様
『スズハ様いらっしゃいませ』
「キナリさんおはようございます。」
気がつくとキャラメイクの時や、動作確認した時にみた空間とはまた違う所にたっていた
大理石の床や柱はまるでファンタジーによくみる神殿のようで
キナリさんの服装もスーツでなく受付嬢のような服装に変わっていました。
『この時間にこられたということはチュートリアルをされにこられたのでしょうか?』
「はい、できますか?」
もしかしたらアクセスが集中して待ち時間が発生してたりするんでしょうか?
(あるVRでは回線パンクを防ぐため待ち時間が発生したらしい)
『はい、できますよ。
それではまず移動しましょう』
どうやら問題なくできるようです。
それからメニューリストの出し方と説明、
戦闘、
(想像以上に近距離で戦うのは勇気がいりました)
生産、
(研磨だけでしたが表面がみるみる綺麗になるのは楽しかったです)
魔法など行いました。
(呪文はないそうでほっとしました)
そうそう世間話ついでに聞いたのですが、チュートリアルなら10分前にできるってお知らせ、実は前日の午後にこそっとつけたされたようで知らない人が多いのではとのこと
運営に抗議があるのではと思いましたがこの10分前チュートリアルの時間もしっかりプレイ時間に加算されるので廃人な方々はやらないし、やりそうなゲーム初心者や若者はそもそもこの時間起きている人が少ないと予想しているようです。
確かにただでさえ8時間の制限に不満をもっている廃人様がこれ以上のタイムロスを容認できると思えませんね
『お疲れさまでした。
これですべてのチュートリアルは終わりました。
なお事前にお伝えしたとおり例外を除き、ここでの行動で熟練度はたまりませんのでご注意してください。
サービス開始までまだ数分残っていますがどうされまさすか?』
まだ短剣の距離感がつかめないのでここは有効活用しましょう。
「5分ほどしか残ってないのでここでもう少し短剣の練習しています。
時間になったら教えていただけますか?」
『かしこまりました。
それでは1分前に声をかけさせていただきます。』
まあそんなに時間はないんですが落ち着かないのでしょうがないですよね?
~ 1分前 ~
『スズハ様長い間お疲れさまでした。』
「お世話になりました。」
いよいよ本格的に冒険が始まります。
『それではレイグラーデの地に転送します
スズハ様に善き経験や思い出に恵まれますように』
「はい!ありがとうございます。キナリさんもお元気で!」
そういって互いに笑みを浮かべ挨拶すると視界が白く染まっていき…
視界が戻るとそこはもうAnother World Colorの世界
ゲストと呼ばれる私達が最初に訪れる地
最初の町でした。
ピロン♪
【チュートリアル完了を確認しました】
【スキル 学習がレベルアップしました。】
学習
学んだことは必ず身になり血になる
学び覚え身につきやすくなる。
スキル習得、熟練度に補正。