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はじまり、はじまり
初投稿です
暇潰しにどうぞ
かちっ、かちっ、かちっ
あるアパートの一室の玄関
じっと壁掛け時計をみている人がひとり
かちっ、かちっ、かちっ
何をするまでもなく立ちつくすその表情は無
かちっ、かちっ ピンポーン
「!!」ガチャッ
「お届け物です判子ください。
…なんてね、お姉手に入ったよ」
「ほ、本当に?」
「本当だよ。ほらこれ」
そういって見せられた大きな箱
それは彼女がやりたくてやりたくてしかたがなかったゲームをやるためのハードがはいった箱
「これで夢だったゲームの世界にはいれるね」
「うん、すっごい嬉しい」
そういって彼女は春爛漫に笑う
のんびり投稿なるので気長にお付き合いいただければとおもいます
なぜか出だしがホラー風にみえるのは作者の気のせいだろうか