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遙かなる望郷の地へ-51◎「深まる懸念4」

■ジョフ大公国/宮殿/大広間


「・・・ご丁寧な挨拶、痛み入る。我が名はエリアド。世間では“魔剣士”などと呼ばれているらしい。そして、こちらは、我がパートナー、ヴェロンディのレムリア。御存知の通り、“夢見姫”と呼ばれている。それから、あちらにおられるのが異界からの来訪者であるジャンニ殿」

「高名な“夢見姫”にお目に掛かれて光栄に存じます」


 三人の“龍騎聖”を代表する形で、剣のサッコウがレムリアに優雅に一礼した。

 それに勝るとも劣らず、レムリアが見事な返礼を返す。

 一拍おいて、エリアドが続けた。


「このような危急の際でなければ、いろいろ話したいこともあるのだが、状況が状況なので、そのあたりは先送りにさせていただくことにするが・・・」


 ふむ、とエリアドは心の中で唸った。

 三人の“龍騎聖”が口にした“天の聖域の巫女”とは、自分の認識が間違っていなければ、白き姫君アレゼルのことであろう。


“・・・とすれば、彼らは、アレゼル殿の意思を知る(識る?)ことができると言うことになるが、龍騎聖の三君と天の巫女の間に、如何なるえにしがあるのだろうか・・・”


 疑問は尽きず、また今現在その答えも有るはずがなかった。

 エリアドはこう続けた。


「・・・現在、我らの置かれた状況については、皆それなりに御存知のようだが、これについては、どうやらシレイナス殿が一番お詳しいようだ。他に、我らがっておくべきことがあれば、お教え願いたい。他の方々も、必要があると感じた時には、補足をお願いしたい」


 そう言うと、エリアドは入り口に立つ男に軽く会釈を送った。

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