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月の華~運命の再会と花開く力~

作者:咲月リン
豊かな自然に恵まれた大国・光蘭(こうらん)。その中にある、小さな村で物語は始まった。

記憶を失った美しい少女・李音(りおん)はある日、稜(りょう)と名乗る不思議な青年と出会う。

会って間もない稜は突然、李音に『約束の証』として美しい綾紐を手渡した。「必ず守る」という約束とともに。

一月後、李音は王都・東蘭(とうらん)にいた。貧しい村を助けるため、出稼ぎに来ていた。

王宮の侍女仕事に勤しんでいた李音は、奇妙なところで稜と再会する。

そこは後宮の王の間だった。

自らを光蘭王・蘭 光輝(らん こうき)という稜に李音は無理やり、王付きの女官にされてしまう。

自由奔放な光輝に振り回されながらも、李音は王宮で楽しく過ごしていた。

忘れていた記憶も徐々に取り戻し、様々な才能を開花させてゆく。

しかし、そんな平穏も長くは続かなかった。

物の怪が王都に襲撃を仕掛けてきたのだ。力無い人々は為すすべもなく、力ある人は次々に消えていった。

物の怪たちの目的は、人間に囚われた彼らの姫・月華(げっか)を取り戻すこと。

その姫とはまさしく、記憶を失っていた李音のことだった。

そうとは露知らず、李音は光輝とともに数多の物の怪たちと戦っていた。

たが、急に李音は気を失い、目が覚めたときには全てを思い出し、ある女の前にいた。

その女は李音の母親であり、物の怪を率いていた瑠稀(るき)であった。

瑠稀の目的は、李音の不思議の力と永遠に老いることのないその体。

瑠稀の企みに気がついた光輝はかつて李音の守役だった男・劉嵐(りゅうらん)とともに、瑠稀のもとに乗り込み、見事、李音を取り戻す。

そうして李音は光輝の想いに心を打たれ、光輝の支えとなることを決意したのだった。

序章 運命の再会
2010/09/21 14:36
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